夏に向けた過去の医学記事より(4)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、今回の記事の最後で「紫外線」の部分です。
         
       
●夏に向けてアトピーを悪化させないために知っておきたい心得
監修:木俣 肇先生
      
▼紫外線にも要注意
      
夏に向けて気を付けることは他にもあります。それは紫外線。春先から強まってきている紫外線ですが、夏を迎えると紫外線量はピークに達します。
紫外線を浴びてしまってアトピーが悪化したという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。紫外線は、肌の炎症や乾燥といった害をもたらします。
さらに、最近の研究では、「ランゲルハンス細胞」という細胞がアトピーに深くかかわっていると解ってきたのですが、この細胞は、紫外線により減少してしまうそうなのです。
「ランゲルハンス細胞」は、ステロイド剤の塗布でもその多くを減少させてしまう(1日2回の塗布を5日間で50%のランゲルハンス細胞が減少)ことも解っています。アトピーの方でステロイドを使っていて紫外線にも無防備でいると、治癒するチャンスをどんどん失っていることにつながるのですね。
「ランゲルハンス細胞」については、今後の「あとぴナビ」で、論文などを通して詳しく紹介する予定(今回の特集内によく出てきた「プロトピック」についても今後特集を組む予定)ですが、夏は紫外線対策がやはり重要だとの認識でいてください。
日焼けはやけどの一種です。肌にとっていいことはないものですので、夏場、海辺で甲羅干しをしたり、日焼けマシーンで肌を焼いたりは、どういう肌の人においてもしない方が賢明なのです。
         
梅雨、そして夏、アトピーの方は何に注意をすればいいか、イメージしていただけたでしょうか。感染症にかかってしまったら病院で治療を受けるのがベター。薬での治療に抵抗がある方も多いかもしれませんが、抗菌剤、抗ウイルス剤、消毒薬などは時と場合によっては必要です(ステロイド剤をはじめとする免疫抑制剤は感染症に絶対用いてはいけません)。正しい知識で、楽しい夏をお過ごしください!
         
        
記事は以上となります。
紫外線については、最近、良く取り上げていますが、これから夏に向けた季節の中で、それだけ悪化要因になりやすい、といえるでしょう。
適切なケアを心がけてくださいね。

                      
おまけ★★★★南のつぶやき

乾燥、ジュクジュクなど、お肌の状態によって必要なケアは異なります。
お悩みのことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付 10時~19時)