急な気温上昇のアトピー対策とは?(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は、昨日の続きです。
急な気温上昇で生じるお肌の悪化状態とはどのようなケースがあるのかを見ていきましょう。
         
         
【急な気温上昇でおこる悪化の症状】
       
●プツプツした小さな湿疹が出て、掻き壊すことで炎症になりやすい
         
●手の指の腹に小さな水泡ができ、掻き壊すことで炎症になりやすい
       
●気づかないうちに日焼けをして、その夜からかゆみがひどくなる
       
●髪の毛の生え際に炎症が出てくる。
       
●入浴後の痒みが強くなる
        
●布団に入ると痒くなり、夜眠れない
        
●蕁麻疹のような丘疹がでる
         
         
その他にもいろいろとありますが、主なケースを挙げました。
見て分かる通り、これらの悪化症状は、「軽症」の症状で現れると考えて良いでしょう。
この「軽症」の症状をきっかけに、痒みと炎症の悪循環が生じて、症状を大きく落とすことになるのです。
逆にいえば、これらの軽症の症状の段階で、しっかりとした対処が行えれば、その後の悪循環を防ぐことができます。

一般的なアトピー性皮膚炎の治療は、こうした症状のきっかけの部分に目を向けず、症状そのものを「消し去る」ことを行います。
ステロイド剤などの薬剤による、症状(炎症)の結果ともいえる「痒み」への対処などが良い例でしょう。
骨折して痛みがあるときに、痛みを鎮痛剤で抑えても、「骨折」という状態が治るわけではありません。
アトピー性皮膚炎の場合、この「骨折」にあたる状態が、お肌のバリア機能の低下のケースが多いと言えます。
「原因」と「結果」、どちらに対する治療が必要なのかをしっかりと見極めることも大切と言えるでしょう。

明日は、具体的な対処方法について見ていきましょう。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

症状に対する治療が必ずしも悪いわけではないが、逆にいえば、必ず「正解」につながるともいえん。
アトピー性皮膚炎の場合、症状を悪化させる要因は個々人ごとに異なることが多いわけじゃが、それらの個々人ごとの「要素」に合わせた適切なケアをいかに上手に見つけるのか、これがポイントとも言えるじゃろう。