新型コロナウイルスの増加と夏の対策とは?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
新型コロナウイルスの患者数が増加しています。
大阪や兵庫ではまん延防止等重点措置による対策が行われ、東京もそこに加わることになりました。
緊急事態宣言が東京よりも早く終結になった大阪は、連日、過去最大の感染者数となっています。
東京も少しずつ感染者数が増加していますが、大阪の増加状況を見ながらも特段の対策が取らることはありませんんでしたので、大阪よりも2~3週間遅れで、大幅な患者増加となる恐れがあります。

オリンピックが「東京」の冠が付いている以上、東京では「どのように開催できるのか」を前提に、各々の対策を考えていかざるを得ないのかもしれません。
しかし、感染が終息ではなく拡大の状況に向かっている中、本来はまん延防止等重点措置の要請ではなく、より実効性の高い緊急事態宣言の再発令に向かわないのはもどかしい部分と言えるのではないでしょうか?

大阪では外出自粛が要請されていますが、ちょうど一年前に実施された最初の緊急事態宣言時とは違い、人々の動きはなかなか制限できていないように見受けます。
ワクチンの接種も多くの方に摂取が進むのは今年の秋以降とみられており、ウイルスを人が伝搬する以上、接触機会の制限や厳密なマスクなどの対策が行われなければ、感染の終息は難しい状況とも言えます。

ワクチンの摂取が日本よりも進んでいるフランスでは、1日の感染者数が5万人を超え、ロックダウンが全国に拡大されました。また、インドでも1日の感染者数は過去最大の10万人を超える状況になっています。
世界的に見ても、新型コロナウイルスの感染拡大状況は未だに続いています。

これから季節は夏に向かいます。
そして、気温や湿度の上昇は、新型コロナウイルスの感染経路を変化させることになります。
湿度が低い状況では、飛沫の飛散距離が伸びることで感染が拡大しましたが、これから湿度が高くなると飛沫の飛散距離は短くなる代わりに、エアロゾル化した飛沫の浮遊時間が長くなります。
もちろん、エアロゾル化した飛沫に含まれるウイルス量は、飛沫そのものよりも少ないため、ウイルスに暴露されたとしても、感染に至らないケースは多いと言えます。
ただ、昨年の研究ではエアロゾル化した場合の浮遊時間は長いと日単位となったこともあるように、暴露機会は増えることになります。

具体的にいうと、感染者から放出されたウイルスがエアロゾル化した場合、翌日もその室内にはウイルスが浮遊しているケースがある、ということです。
もしウイルスの浮遊量が多ければ、暴露量も増えることになりますので、感染に至るケースも多くなるでしょう。

昨年の第二波と呼ばれた時期に喚起されていた注意内容をもう一度思い出して、これからの時期、今までとは少し違う感染対策が求められることを忘れないようにしましょう。

                      
おまけ★★★★西のつぶやき

医療のひっ迫は、患者数が緩やかになった段階で対策を考えるべきところが、何もできていなかったことが大きい。
東京も、大阪の感染者数の増加を見ながら、強い対策を行わなわず、後手後手に回っている状況と言える。
感染しない対策は、個々人で行うしかない状況であることは忘れないようにして欲しい。