小児アレルギーとスキンケア(4)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日も昨日の続きで、スキンケアの具体的な効果について見ていきましょう。
         
         
●【小児アレルギー対策】産科医・小児科医1,069人に調査!アレルギー発症の予防に“スキンケア”が効果的と判明!
https://kokura.keizai.biz/release/59644/
        
【スキンケアは〇〇に効果的!?】メリットと見落としがちな注意点とは?
         
 次に、スキンケアの具体的な効果について調査しました。
      
「お子さんのスキンケアはどのようなことに効果的だと思いますか?」と質問したところ、『肌のバリア機能を高めることができる(32.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『アトピー性皮膚炎を発症する可能性を低くできる(30.8%)』『ぜんそくを発症する可能性を低くできる(12.9%)』『食物アレルギーを引き起こしにくくなる(8.7%)』『肌全般のトラブル予防ができる(8.1%)』と続きました。
      
やはり、スキンケアには肌のバリア機能を高める効果があると考える産科医・小児科医が多いようです。
アトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能が低下した乾燥状態に、アレルギーを引き起こす原因と言われているダニ・ほこり・食べ物といったアレルゲンの侵入やストレスなどの環境的要因が重なって起こると考えられています。
アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児期に発症し、成長とともに症状が治まる傾向がありますが、大人になっても続いたり、一度症状が治まった人が再発したりすることもあるため、幼いうちのスキンケアでアレルギーの発症を抑えることが大切でしょう。
            
スキンケアが効果的なことが分かりましたが、一方で、あまり効果がないと考えられている子育て方法について産科医・小児科医の方に伺ってみました。
          
■子育て中にやってしまいがちなあまり効果がないことはありますか?
「母乳を飲ませすぎること」(30代/男性/愛知県)
「離乳食を遅らせる」(30代/女性/栃木県)
「多少の食べ物でのアレルギーがあるからといって、アレルギーの起こる可能性のある食べ物を一切排除する人がいるが、医師と相談しながら、食べられるものをきちんと与えていくことも大切」(40代/女性/東京都)
「肌荒れクリームの塗り過ぎ」(40代/男性/埼玉県)
「必要以上に消毒をする」(50代/男性/熊本)
       
などの回答が寄せられました。
子育て中に分からず不安になった際は、お気軽にかかりつけ医に相談なさってくださいね。
            
         
スキンケアのメリットはいうまでもないでしょう。
ただ注意する点としては、スキンケアは、使用する種類によって、その役割が異なる、ということです。
アトピー性皮膚炎にとって重要なのは、角質層の「水分」であることは確かですが、乳幼児の場合、同じぐらい、「保護」の機能の低下には気を配るべきでしょう。
適切なケアを実施して欲しいと思います。

                      
おまけ★★★★西のつぶやき

興味深いのは、医師が効果がないと考えている方法は、逆のエビデンスもある方法が多いということだろう。
おそらくだが、社会環境の変化に伴って、昔から言われていることが「合っていない」という部分があるのかもしれない。
柔軟な判断が必要だろう。