湿度も高くなる夏に気をつけたい生活とは?(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は昨日の続きです。「食」について考えましょう。
        
        
★暑い季節に気をつけたい食生活とは?

熱帯夜が続くと、食欲が衰退した経験がある方は多いでしょう。    
暑い時期、体調を低下させる食生活の要因は大きく分けると二つあります。
まず一つが「ミネラル」「ビタミン」など無機質栄養素の不足です。
野菜類は、葉物を中心にこれからの季節、旬のモノが多くなってきますが、食生活が不規則なアトピー性皮膚炎の方の場合、意外とこうした無機質栄養素の補給が足りていない、というケースは多く見受けます。
特に、口当たりのよい野菜を選んで食べていると、特定の野菜に集中してしまい、無機質栄養素のバランスが偏ることがあります。
できれば、淡色野菜、緑黄色野菜、根菜類をバランスよく食事の中で摂取できるように心かげましょう。
また、野菜を摂取する際、夏場はどうしても冷えた生野菜にドレッシングをかけてさっぱりと、という調理法が多くなりますが、生野菜は、量は多く見えても実際のかさは少なく、また体への無機質栄養素の吸収を考えると、無駄なく摂取するためには、やはり一度、加熱した方が良いと言えるでしょう。
もちろん、栄養素の中には加熱することで失われるものもありますが、完全に全て失われるわけではありませんから、例えば茹でることでカサが小さくなり、多めの量を摂取できるため、また一度加熱されることで体に吸収されやすくなるため、逆に必要な栄養素の量を補給しやすくなる場合の方が多いと言えるでしょう。
調理方法を工夫しながら、野菜類をしっかりと摂取することを考えましょう。

次に気をつけたいのは、「脂質」と「たんぱく質」の不足です。
アトピー性皮膚炎の方にとって、過剰な脂質やタンパク質は、痒みの原因となることもありますが、体の栄養素として健康を維持していくためには必須な栄養素でもありますから、必要量の摂取は行わなければなりません。
しかし、暑い時期、こうした脂質やタンパク質を多く含む食材は敬遠されやすく、これらが不足することで、皮膚の再生機能が低下したり、免疫力が低下することでアトピー性皮膚炎の状態が悪くなっている、というケースがあります。
体の細胞は、外部からの補給により成り立っています。
糖質、タンパク質、脂質、そして無機質は、いずれも「必要な量」というのがあります。
この「必要な量」とは、生命維持に必要な量、健康維持に必要な量に分かれており、前者は比較的少量でも何とかなりますが、後者は一定の量を必要とします。
自分の体にとって、「必要な栄養素」をバランスよくに摂取できるように意識しましょう。
これから迎える「暑い夏」の時期、睡眠と食に気をつけながら、アトピー性皮膚炎の症状が悪化しない、逆に上向くように工夫していきましょう。

                          
おまけ★★★★博士のつぶやき

夏に「食が細くなる」と、そうめんなど、炭水化物に偏ることが多いようじゃ。
できれば、1週間の中で、上手に「メニュー」を決めて、いろいろな食が摂取できるように工夫しておきたいものじゃの。