梅雨から夏のスキンケア方法について(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は昨日の続きです。

▼スキンケアのための入浴を行う

入浴は、温度と入浴時間を適切に行うことで、「冷えの対策」「スキンケアの対策」の二つの対策に役立ちます。
特に、新型コロナウイルスの「体温を上げる」という対策を含めて考えると、夏場でも適切に行うことは意味があります。
アトピー性皮膚炎の方が行う入浴の弱点には「入浴後の肌の乾燥」がありますが、これも、入浴温度を上げすぎないことで、対処が可能です。
冬の大気が乾燥している時期は、入浴温度を下げても、一定の水分蒸散量が確保されてしまいますが、湿度が上がるこれからの時期は、水分蒸散量を抑えることができるようになります。
この水分蒸散量を上げない入浴、さらにじわっとした皮脂を伴う汗をかく入浴を行うことで、皮脂膜の形成を促し、スキンケアの働きが高まります。
夏場はシャワーだけで済まして、湯船につからない方もいますが、今年のような湿度と気温が高くなる見込みの夏の場合、感染症対策の意味合いを兼ねて考えると、適切な入浴方法で入浴を行うことは、アトピー性皮膚炎に対しても大きなアドバンテージを得ることができるようになるでしょう。

・入浴温度を上げない

もっとも大切な入浴方法の条件は「入浴温度を上げない」ことです。
感染症を招きやすい原因の一つは、昨日述べたように「汗」です。
急激な入浴後の発汗は、アトピー性皮膚炎の悪化要因として考えてもマイナスになります。
また、夏冬に関係なく、高い温度での入浴は、入浴後の皮膚の乾燥を促進させます。
そこで、「ぬるめの温度」での入浴を徹底しましょう。
温度的には39度までに留めるようにしましょう。
冬場は気温も湿度も低いため、40度の湯温でもすぐに下がり、体への負荷は少ないのですが、夏場、40度の湯温にすると、「熱が逃げづらい」こともあるため、特にアトピー性皮膚炎の方には大きな負荷となります。
もし、ぬるめの温度で汗がかかない、ということでも構いません。
感染症に対応するための対策としての入浴は、「冷えの対策」としての入浴よりも、「皮膚のスキンケア機能を高める」ための入浴の方が望ましいと言えます。
また、熱中症の対策として、体温よりも少し低めの34~35度でクールダウンの入浴も、夏場は有効です。
汗をかきやすい人は、日中に「クールダウンの入浴」を入浴を行うことで、感染症のリスクが大きく軽減します。
念のため、薬用重炭酸湯を2錠ほど入れておくと、クールダウンしながら冷えの対策にもつながります。

このように、適切な入浴を行いながら、高温多湿の梅雨から夏の時期を乗り越えるようにしましょう。

                                
おまけ★★★★南のつぶやき

スキンケアや入浴、そして感染症の対策など、疑問なことがあれば、お気軽にアトピー相談室までご相談くださいね。

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