2016年9月号あとぴナビより(1)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今月のあとぴナビは、体験談特集として5名の方の体験談を掲載しております。
再発した方、お薬を使わなかった方など、さまざまな例が掲載されていますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。
今回は、その中の一例についてご紹介いたします。
          
         
●相談員に細かく細かくアドバイスをもらって再発したアトピーを克服しました!
(静岡県、木下さん)
          
羨望のまなざしが向けられるほどに「肌がキレイな人」。木下さんは、そんな〝つるつるピカピカ?な美肌の持ち主です。
木下さんは高校生の頃に一度アトピーを発症。ステロイド剤を塗れば治まり、やめてはぶり返す日々を6年ほど続けました。薬ではない治し方を探し、あとぴナビメソッドの入浴法に出合ったのが21歳の頃。大きな離脱も経験し、1年以内の短期間でアトピーをいったん克服しています。
かゆみのない肌を取り戻し、結婚、出産と、順調に幸せに、アトピーのことなどすっかり忘れてこの
20年を暮らしてこられました。
       
▼充実の日々の裏側に激しい体力の消耗が?
         
実は木下さんはパンづくりの達人です。その腕前は趣味の範囲を超え、プロフェッショナル。「外部講師の仕事をしてもらえない?」との依頼を受け、こなしているうちに口伝えに人気は広がり、自宅でパンづくりの教室も構えるようになっていきました。
生徒さんの数もどんどん増えていったのです。
「仕事と言ってもお教室の時は3時間程度を集中してやるだけなので、そんなに大変さは感じていませんでした」
ご自身としては順風満帆。やりがいのあるお仕事を中心に、充実した毎日が回っているように思えていたのです。
しかし、そうした日々を何年か続けていたら、めまい、吐き気、高熱といった不調が時おり木下さんを襲うようになりました。
おかしいなと思っても、たいていの人がそうであるように、『体調の悪い日もあるさ』程度に、木下さんもその警告をさほど気に留めずに過ごしていたようです。
測れば40度近い熱があっても、仕事の日はしょうがないからと、解熱剤を飲んで「先生」の自分を保っています。
「仕事をしている間は気が張って元気なんです。でも、生徒さんが帰ってしまうと体調の悪さがドッと出ていました」
絶不調の体を引きずって、山盛りの洗い物や掃除といった、教室のあと片づけ、それが終われば家事・育児も当然待ち構えています。
「好きな仕事ですし、睡眠時間もしっかり確保できていましたから問題はないと思っていました」
しかし、気づかぬ間に「無理」はどんどん体の中に溜まっていっていたのです。
警告は形を変えて皮膚症状としても現れ出しました。透明な美肌だった頬が、何かにかぶれたように赤く腫れるようにもなったのです。
それが2015年春のことでした。10年近く連絡を取っていなかったあとぴナビに連絡をすると、 「電話を取ってくれた山田さん(山田修平相談員)が私のことを覚えていてくれてうれしかったです」
そこからは二人三脚。不安が絶えなかった木下さんは、毎日電話とLINEでアドバイスをもらうようになりました。
夏には赤みが退き、秋を順調に迎え、もうOKだとパン教室の仕事にこれまで以上に没頭した木下さん。でも、アトピーは、そう簡単には体から退いてはいませんでした。
         
▼グリチルリチン酸入り化粧品も悪化の要因!?
         
冬が本格化していくにつれ、乾燥が強まり、気づけば肩に、腕に、湿疹が出てきています。仕事を優先して過ごしてきた毎日に、体は疲弊しきっていたのでしょう。容易に感染症にもかかってしまいました。
それが今年の浅い春のこと。木下さんは1日ですっかり別人に。ムーンフェイスになり、全身の肌はゴワゴワで真っ赤に。ご家族も驚きを隠せない変化を見せる中、激痛を伴って感染症は全身に広がっていきました。
「悪化するまで、私、自然派を謳う無添加化粧品をシリーズで愛用していたんですが、山田さんに『グリチルリチン酸』入りの化粧品を使っていると次第にホルモンバランスが崩れると教わり、とてもショックでした」
長年使用してきた化粧品も今回の悪化の引き金になっていたのかもしれません。
「その化粧品をやめたときは手遅れでした。ただ、再発してからは、もう顔に何も塗れる状態ではなくて、ひたすら温泉水に顔をうずめていたい気持ちでしたね」
その気持ちを実行に移せる手段として考えたのが「源泉+サージオイル」のパック法でした。源泉50?にサージオイルを3滴だけブレンドしたものでコットンパック。1日に何度も何度も繰り返したそうです。
          
▼リアルタイムなアドバイスがもらえる安心
            
感染症での病院のかかり方、お風呂の入り方、スキンケアの仕方など、木下さんは、何から何まで事細かに山田相談員にアドバイスを求めていきました。
「お風呂に濃縮温泉を入れると刺激が強すぎて私には合いませんでした。『ならば源泉を1リットル入れてみましょうか』『いい感じです』『2リットルではどうでしょう』『さらに楽になりました!』と、その都度いい方法を、さらにベストな方法を探ってくれました」
特に敏感な肌の持ち主のため、昨日まで合っていたスキンケアが今日は合わないということもたびたび起こったそうです。そのたびに信頼できる次なる策を提示してくれる相談員の存在が、どこまでも頼もしかったと木下さん。
「家族では解決しない悩みを山田さんはすぐに理解してくれて、的確なアドバイスをくれるんです。たとえば、ものすごく体液が出てつらいと相談したら『水分の摂り過ぎだよ』って。確かに一度に
マグカップ3杯くらい水を飲んでいて、それを控えたら体液も収まってきました」
もちろん、ご家族はご家族で大変なお母さんをしっかりフォローしてくれていました。
「朝は無理やり起きなくていいよ、お弁当も作らなくていいよ、子どもたちのお風呂はパパが入れるよと、私に〝楽?をさせてくれました」
できることだけ、時間をかけて少しずつ、気持ちを楽にしながら焦らずに。そんなふうに過ごしていると…?
感染症をクリアし、その時々の状態にピッタリ合わせた湯治とスキンケアを重ねていくこと数カ月で、以前にも増して美しいつるつるピカピカ肌に。
年齢が出ると言わる「首」でさえ、見た目はまるで18歳だ!と山田相談員も大いに驚いています。
状態をつぶさに伝えて相談することで自分に合った本当に必要な治し方を手に入れることができたのです。
待ってくれていた生徒さんのために、秋からはパン教室を再開予定。今度は無理せず・楽に・ゆっくりと。パンたちもおいしさアップで焼き上がりそうですね。
                    
          
アトピー性皮膚炎は、風邪と同じで、いったん治っても「新たな風邪のウィルスに感染」すれば風邪が「再発」するのと同じように、新たなアトピー性皮膚炎の原因を生活内で抱えれば、「再発」することはあり得ます。
風邪の場合、ウィルスや細菌が違えば、再発、というより新たな「風邪」と捉えることが多いと思いますが、本当はアトピー性皮膚炎の場合も、いったん治ったのであれば、「新しいアトピー性皮膚炎(但し、原因は違う)」に罹った、と考えた方が良いのかもしれません。
生活の要因が大きくアトピー性皮膚炎の症状を左右することは忘れないようにしたいですね。

明日は、木下さんのスキンケア「術」についてご紹介しましょう。

                          
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方にとって、悪化する要因は個人ごとに異なりますが、その要因をどのように取り除き肌を回復させるのか、適切なケアができるかどうかは、回復に向けた大きな課題です。
スキンケアや入浴、生活(睡眠、運動など)の中で自分にとって、「もっとも適切な行動」を選択することが上手にできれば、回復に向けて大きな柱となるでしょう。
お悩みのことがあれば、お気軽にアトピー相談室(0120-866-933)までご相談くださいね。