2016年7月号あとぴナビレターより(2)

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は、昨日の続きです。
       
       
●7月のアトピーケアについて
(2016年7月号あとぴナビレターより)
    
▼夜の睡眠に注意
        
まず、猛暑というと真っ先に思い浮かぶのが、「熱帯夜」ではないでしょうか?
夜中も30℃近い気温が続くと、アトピー性皮膚炎でない方も寝苦しさを感じることが多くなります。
そして、アトピー性皮膚炎の方の場合、単に寝苦しいだけでなく、「寝汗」が夜の睡眠を妨げやすくなります。
汗は、マラセチア菌の関係で、炎症や痒みにつながりやすくなることが分かっていますが、同じ姿勢で寝具に密着する睡眠時は、汗が寝具との間にたまりやすくなり、痒みが出やすい状況になるようです。
夜の睡眠が寝汗で取りにくく感じる方は、汗がこもりにくい寝具などを用いるなど、寝間着や寝具で工夫を行うようにすると良いでしょう。
また、扇風機やエアコンなども適度に利用して、寝汗対策を行うようにしましょう。
         
▼冷え対策
       
冷えの対策は、冬と同じく「血流を良くするための行動」、運動や入浴を上手に活用しましょう。
ただし、運動も入浴も、体温を上昇させることで冬より「体力」を奪いやすくなるので、食欲がなく体力が落ちているときには注意が必要です。
入浴の場合、お湯の温度は38℃までで、体への負荷を和らげましょう。また、皮膚の火照りを冷ます36?37℃での「クールダウン入浴」もお勧めです。クールダウン入浴の場合は、血流を落とさないよう薬用重炭酸湯を使って入浴するようにしましょう。
          
▼サングラスは「紫外線カット」の効果があるものを
         
アトピー性皮膚炎の方に見られる眼障害で多いのは、「白内障」と「網膜はく離」です。
網膜剥離は、痒みを紛らわすために、顔を叩くことで生じるケースが多いようですが、白内障は、ステロイド剤による影響のほかに、紫外線による影響も多いようです。
一般的に、目を紫外線から守るために使うアイテムとしてサングラスがありますが、2つの点に注意が必要です。
         
1.「紫外線カット性能がある」サングラスを使うこと
       
サングラスなら、どれでも紫外線カット、というイメージを抱く人は多いようですが、色が濃いだけで、紫外線をカットできないサングラスもあります。必ず、紫外線のカット性能があるサングラスを選ぶように注意しましょう。
具体的には「紫外線透過率」で性能が記されているものを選ぶと良いでしょう。
例えば「紫外線透過率1.0%以下」という表記であれば、紫外線を99%カットできる性能、ということになります。
        
2.紫外線カット性能がないサングラスは使わない
         
色が濃いだけで、紫外線カット性能がないサングラスには特に注意が必要です。
目は、暗いところで瞳孔が開いて、より多くの光を取り込むようにできています。色が濃いサングラスで紫外線カット性能がない場合、瞳孔が開く分、紫外線の吸収量も多くなります。
これから紫外線が強くなる季節、目の不安を抱えている方は肌の紫外線対策だけでなく、目の紫外線対策もしっかり行うように心がけましょう。
        
        
アトピー性皮膚炎の方で、特にステロイド剤を長期間使用してきた方の場合、白内障で悩む方は少なくないように思います。
もちろん、ステロイド剤のみが原因、ということではなく、記事にあるように、紫外線も原因の一つですので、視界に気になる部分がある方は、サングラスなどで紫外線対策はしっかり行うようにしましょう。

                            
おまけ★★★★北のつぶやき

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●電子版あとぴナビ2016年7月号
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