あとぴナビ2016年1月号電子版より(3)

北です。

 

 

 

 

 

 

 
今日は、今回のテーマの最後で、冷えの対策についてです。
       
         
●1月のアトピー対策とケア
(あとぴナビ2016年1月号電子版より)
      
■冷えの対策
          
今年は「モンスター・エルニーニョ」の影響を受け、暖冬の見込みとなっていますが、低気圧の動き次第では、太平洋側、日本海側、いずれも大雪になる可能性があるようです。
大雪=気温の低下、ということになりますから、汗をかきにくい状況にあるアトピー性皮膚炎の方の場合、その原因とも言える「冷えの対策」が重要になります。
冷えの状態とは、血流が悪い状態を指していますから、総合的にみると運動が最も良い対策ですが、毎日、反復継続して行うことは難しい方が多く、また外での運動は、乾燥した空気の中、行うことになりますから、バリア機能の低下につながりやすくなります。
そこで、同様の効果が得られる入浴がもっともお勧めです。
「冷えの対策」を行うための入浴の基本は、「温度を上げすぎない」ことです。
寒さが厳しい時期、どうしても熱めの温度で入浴をしたくなりますが、40℃以上のお湯で入浴すると、体温が40℃になってしまっては大変なことになるため、体は防衛策として熱を運ぶ血流を体内深部において悪くすることで、熱の「移動」を最低限にとどめようとします。
つまり、40℃以上のお風呂の温度では、「体の芯から温まることができない=血流改善が不十分=冷えが解消されない」ことにつながります。
体温よりも少し高いぐらいの温度の熱を、時間をかけて体の中に「送りこむ」ことで、血管はゆるやかに拡張、冷えの状態が改善されますので、お風呂のお湯の温度は38~39℃までに留めるように注意しましょう。
ぬるいと感じる温度でも、血管を拡張させる入浴剤などを併用することで、しっかり温まることが可能です。

                                     

これから二?三カ月は乾燥対策、冷え対策が重要な時期です。
お肌の状態に合わせた適切なスキンケア、そして冷え対策の入浴を行い、乾燥時期を乗り切りましょう。
なお、スキンケアや入浴を適切に行うためには、その方のお肌の状況、生活状況、生活環境などが関わってきます。
具体的な方法については、アトピー相談室までお気軽にご相談ください。

 

今回紹介する記事は以上となります。
ちょうど今の時期は、春の変わり目に調子が落としやすい方の場合、その準備をしっかり行うことが大切になってきます。
お肌の状況は、生活と生活環境により、少しずつ左右され変化します。
少しでも良い「コンディション」を保つため、「自分に必要なこと」は忘れずに行うようにしましょう。

                      
おまけ★★★★北のつぶやき

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●あとぴナビ電子版
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