【閑話休題】男性の方が女性よりも乾燥しやすい?

明けましておめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
ショウゴです。
今年もよろしくお願いします。

今年の最初の話題は、「スキンケア」についての記事を紹介するね。
          
            
●男の肌、実は女性より乾燥しやすかった!?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1048601/121400001/?rt=nocnt
          
冬は湿度が低く、肌が乾燥しやすい。気温が低いと皮脂の分泌も少なくなるという。この時季になるとよく雑誌やテレビで女性の肌対策の特集が組まれるが、実は、寒くなると乾燥肌に悩む男性も増えてくるのだ。
小林製薬が2014年に30~50代の男性309人に行った「肌の悩み」に関するアンケートによると、「シミ」や「シワ」を抑えて「乾燥」は堂々の第1位だった(下記グラフ参照)。
乾燥肌は英語でドライスキン、医学的には皮脂欠乏症や乾皮症と呼ばれる。特に腰やスネなど、皮脂が少ない部分は乾燥しやすく、かゆくなりやすい。見た目だって気になる。顔が粉を吹いているのは意外と目立つし、水分の少ないカサカサした肌は小ジワができやすく、老けて見える。
        
■男の肌は水分量が少ない!
        
いったい、どうして肌は乾燥するのだろう?
「水分が失われる原因はバリア機能の低下」と話すのは、大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学の鶴田大輔教授だ。
ストレスや不規則な生活もよくないが、年を取るだけでも肌は乾燥していく。10~50代の男女50人を対象にした調査から、加齢によって皮脂やNMF(天然保湿因子)の量が減ることが確認された(Scientific World Journal. 2012;2012:386936)。すると皮膚表面の角質層のバリア機能が落ちて、水分が逃げていくことで肌の乾燥が進む。
肌のバリア機能が低下すると、外からの刺激にも敏感になり、かゆくなりやすい。ひっかくことで、さらにバリア機能が破壊されるという悪循環にも陥る。ちなみにNMFはフィラグリンという成分から作られるが、アトピー性皮膚炎の人のうち2割以上はフィラグリンをつくる遺伝子に異常があったという報告もある(J Invest Dermatol. 2008 Jun;12886:1436-41)。
一般に男性の肌は女性よりも脂ぎって見えるが、それは気のせいではない。男性ホルモンの働きによって、実際に女性よりも皮脂の分泌量が多いのだ。にもかかわらず、「実は男性のほうが乾燥肌になりやすい」と鶴田教授は指摘する。
それは保水力が弱く、水分量が少ないため。ポーラ化成工業が2009年に発表した、20~50代の男性45人と女性203人を対象にした調査によると、男性の肌は女性に比べて皮脂量が3倍多かった反面、水分量は半分だった(下記グラフ参照)。女性に比べてスキンケアを怠りがちなこと、ヒゲそりで毎日角質層を削り取っていることも乾燥に拍車をかける。
            
■冬の朝シャワーはNG? 風呂は1日1回がちょうどいい
         
不快なかゆみを生み、外見を老けて見せる乾燥肌を防ぐには、どうしたらいいのだろう? 鶴田教授に聞いた。
         
1. 辛いもの、脂っこいものを控え、魚を食べる
辛いもの、アルコールは血管を拡張させる作用があり、かゆみを強くするので乾燥肌には良くない。
脂っこいものも控えたほうがいい。スナック菓子やサラダ油をはじめ、脂っこい食品にはn-6系脂肪酸が多く含まれている。魚の油に含まれるEPAやDHAなどのn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸は摂取のバランスが大切だ。n-3系とn-6系の摂取量は1対2が理想とされるが、現代人はどうしてもn-6系が多くなりがち。「n-6系が相対的に多くなると体内の炎症反応が進み、かゆみも強くなる」と鶴田教授は注意する。
       
2. 部屋を加湿する
現代の住宅は気密性が高く、冬は高温低湿度になりがちだ。できれば加湿機を使ったほうがいい。湿度が50%以上になると風邪のウイルスも活動できなくなるとされ、風邪の予防にもつながる。また、こたつや電気毛布も肌の乾燥を進める。「電気毛布を使う場合、朝までつけっ放しにするのではなく、タイマー機能を使ってほしい」と鶴田教授。
       
3. シャワーだけはNG。ぬるめの風呂でゆっくり温まる
冬の乾燥肌を防ぐ上で入浴は非常に大切だ。基本的なところから挙げると、「ナイロンタオルなどでゴシゴシこする」洗い方は禁物。寒くなって分泌が減った皮脂がはぎ取られる上、物理的にバリア機能を壊してしまう可能性もある。「冬の間は毎日体を洗う必要はない」という意見もあるが、毎日洗わなければ気がすまない人は、手などを使って優しく洗うようにしよう。
また、冬の入浴は「1日1回」で十分だ。朝シャワーを浴びて寝る前にも入浴する習慣の人もいるかもしれないが、肌の乾燥が気になるなら冬の間はどちらかをやめたほうがいい。
さらに、「シャワーだけだと角質に十分な水分を補給できず、乾燥を進める。ぬるめのお風呂にゆっくりつかるのがいい」と鶴田教授。保湿成分のある入浴剤を使うのもいいだろう。
        
4. 保湿剤はヘパリン類似物質がベスト
乾燥肌で皮膚科に行くと、ヘパリン類似物質を処方されることが多い。保湿剤にもさまざまな成分が使われるが、「乾燥肌にはこれがいちばん」と鶴田教授も太鼓判を押す。
実際、皮脂欠乏症(乾燥肌)患者284人を対象にした臨床試験では、実に91.2%の有効率を記録したのだそうだ。ということは約259人に効果があったという計算になる。(臨床医薬, 4(10):1903,1988)。水分保持作用が強いこと、べたつかず塗り心地がよいこと、安全性が高いことなどがメリットだ。最近はOTC(処方せんなしで薬局などで買える医薬品)も出ている。
皮膚に炎症が起きている場合、保湿剤だけでは治らない。そういう場合はステロイド剤を使うことになるが、副作用もあり、長く塗り続けていると皮膚が薄くなることがある。「OTCもあるが、ステロイド剤はきちんと医師に処方してもらうのが無難」と鶴田教授。素人判断をせず、皮膚科に行ったほうがいい。
        
肌が乾燥しやすい冬。しっかりスキンケアをして、さわやかで若々しいツヤツヤお肌をキープしよう!
        
          
記事の中から、本来、女性よりも3倍皮脂が多い男性の方が、乾燥しやすい理由が「スキンケアをしない」「ひげそりなどで角質層を削っている」ということが挙げられているよね。
これは、アトピー性皮膚炎の方も一緒だと思うんだ。
ここでいう「スキンケア」は、当然、皮脂は女性よりも出ているわけだから、保湿や保護のケアではなく、水分そのものの補給、保水を指しているよね。
そして、「ひげそりなどで角質層を削っている」というのは、アトピー性皮膚炎の方で考えると、「掻き壊しによる肌のダメージ」と同じだと思う。
逆にいえば、「皮脂がしっかり出ている男性」は、保水をしっかり行って、皮膚のダメージにつながる要因を減らすことが、「乾燥を防ぐ」ことにつながる、ということだよね。
当然、乾燥を防げば、バリア機能もアップするから、悪循環の逆、「良い循環」の輪を形成できると思うんだ。
これから、本格的な冬が続くわけだけど、しっかりスキンケアは行うようにしようね。

                             
おまけ★★★★大田のつぶやき

もう一つのポイントは、記事にある「シャワーよりも、ぬるめのお風呂にゆっくり入浴を」という部分でしょう。
特に「ぬるめのお風呂」というのは大きなポイントです。
なぜ、高い温度が良くないのかは、これまで何度もブログで書いていますので省きますが、寒い時期、皮膚を構成する「栄養素」を運ぶ血流を良くするためにも、入浴は役立ちますから、「適切な入浴」を生活の中に取り入れるようにしましょう。