【閑話休題】犬とネズミ、ガンとアトピー

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

                         
製薬会社は、薬の開発過程で、どのように開発している薬が作用するのかをマウスを使って実験することが多いみたい。
マウスの他にも、ウサギやモルモットが使われるけど、最近、治験の過程で犬が使われることがあることが、記事になっていたので紹介するね。
          
            
●人の抗がん剤、「まず犬の治療で検証」の動き
https://www.mededge.jp/b/tech/20640
          
人のために抗がん剤を開発するときに、犬でまず検証する動きが進みそうだという。
        
■犬のがん治療法は少ない
米国化学会から2015年8月に紹介されたもの。
人のための抗がん剤は開発が進んでいるが、米国食品医薬品局(FDA)が承認するものは一部にとどまる。多くは人で試す過程で実用化に至らずに開発リストから落とされる。主な原因は、ネズミで確認された効果が、人では同じように表れない場合も多いからと説明する。
今回の報告では、がんを発症したペットの犬を試験にする動きがあると伝えている。犬のがんの治療法が少ない中で、治療と新薬の開発を並行するものとして重要になりつつあるようだ。イヌ科の動物はネズミよりも人と生物学的に近い可能性があると言い、ネズミで検証するよりも薬の実用化につながりやすいとも見られている。
        
■米国では専門組織も
        
現在、「比較腫瘍学試験コンソーシアム(COTC)」という組織が設立されていると説明している。米国国立衛生研究所と米国内の22の病院で構成されているもの。がんのある犬の治療のために、人での実用化を目指す新薬候補を試験している。
今回の報告では、動物実験という考え方が批判を受ける面があると認めつつ、病気の動物の治療をしながら、人のための薬の開発が進むところを強調して、前向きな動きと説明している。
どのように薬を生み出すかというプロセスは進歩している。
         
         
世界の風潮として、最近は動物実験を否定する動きもあるから、記事は逆行している部分はあるのだろうけど、「ヒトへの検証」だけで薬剤を開発することは、それこそ大問題になる部分もあるから(最初の段階で、失敗例がどうしてもあるため)、難しいところではあるよね。
ただ、逆に「犬のガンを治療する」ことを目的に作られた薬剤であれば、ヒトへの応用も生物学的にヒトと犬が近いようだから実現しやすいのだろうね。

                      
おまけ★★★★中田のつぶやき

フィラグリンのアップに役立つ、最近、会員の方に利用が多いサプリメント「Fグリンアップ」も、元々は犬のアトピー治療で使われていた成分を、開発者の先生が、ヒトに転用したのがきっかけです。
意外と犬の治療で使われているものの中には、ヒトにも効果がみられるものが多いのかもしれませんね。