「魔法の薬」とは?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
アトピー性皮膚炎は、生活習慣が大きく関わる疾患であることを考えると、「生活習慣病」の一つと考えてよい側面が強くあります。
もちろん、生まれたての乳児は他の要因が関わるわけですが、小児や成人に発症したアトピー性皮膚炎の一部は、生活習慣との関連は大きいものと思われます。
今日は、そうした生活習慣病を治す「魔法の薬」の記事を紹介しましょう。
             
             
●肥満、がん、うつ、老化、認知症等に効く「魔法の薬」が明らかに
http://irorio.jp/kamejiro/20140912/161363/
            
肥満、糖尿病を予防し、がんのリスクが低下、うつ病や不安を和らげ、股関節骨折のリスクを40%も減らすことができる。さらに思考能力を改善させ、アルツハイマーの進行を抑え、老化や早死までも抑制する効果がある――そんな「魔法の薬」を、英アストン大学のDr James Brown博士(健康科学)が英国科学フェスティバルの講演で明らかにした。
       
■この「魔法の薬」とは一体何なのか?
          
すでにお気づきの方もいるかもしれない。それは「1日30分のウォーキング」だ。
運動なら何でもいいわけではない
Brown博士によれば、これらの魔法のような効果は、マラソンを習慣にしている人や、ジムでウェイトを持ち上げたりジョギングマシンで4時間走ったりするような人にはみられないのだという。あくまで、1日30分ウォーキングをする人にのみ確認された健康効果なのだそうだ。
また博士は講演で、認知症の症例のおよそ30%は、適度な運動など生活習慣を改善することによって予防できる、という研究事例を紹介した。
そして「老化による知的な衰退は避けられないが、30分の適度な運動はさまざまな疾患や認知機能低下のリスクを減らすことができる」と説明している。
          
■「魔法の薬」もあながち間違いではない!
          
ウォーキングが体にいいなんて当たり前のことじゃないか、とガッカリした方もいるかもしれない。
たしかにウォーキングが体にいい、ということは誰でも知っている。しかし、具体的に効果を並べてみると、それがいかに素晴らしいことかが分かるのではないだろうか。
これだけの健康効果をもった薬など、この世のどこにも存在しない。しかし、誰もが今日からそれを始めることができるのだ。Brown博士が「魔法の薬」と表現するのもうなずける。
毎日30分かけて、この「魔法の薬」を服用してみてはいかがだろうか。
            
             
記事の内容は、特に目新しいものではないかもしれません。
しかし、毎日の反復して体を動かす「行為」は、健康に対して大きな意味を持っていることは確かです。
アトピー性皮膚炎の場合も、こうした1日30分のウォーキングを行うのと行わないのとでは、回復に大きな差が現れてくることは十分に考えられます。
代謝を上げる、汗をかく、適度な疲労感は食欲を増し睡眠を取りやすくする、体の疲労は精神的なストレスを解消する、など自律神経、内分泌、そして皮膚機能の面からも、体に対して良い影響を与えることが考えられるでしょう。

もちろん、アトピー性皮膚炎の原因は個人ごとに異なりますから、ウォーキングが有効でない人もいるでしょう。
しかし、実際のアトピー性皮膚炎に対する臨床面からみると、特に成人のアトピー性皮膚炎の多くの方は、このウォーキングがアトピー性皮膚炎に対して大なり小なりのプラス面を与えてくることは間違いないでしょう。

「魔法の薬」、試してみませんか?

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

魔法の薬、とはよく言ったものじゃ。じゃが、あながち間違ってはおらんじゃろう。
ヒトは「動物」、つまり「動く物」じゃ。心身両面から、適切な「動き」つまり代謝を生活の中に取り入れないと、心身両面に「ひずみ」が生じることになる。
毎日の30分のウォーキング、取り入れられる人は実行してみるとよいじゃろうの。