お肌のクールダウンも上手に取り入れて

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  
先週は暑さが厳しい一週間でした。
これから少し暑さが和らぐ予報もありますが、それでも多くの地域で気温は30度を越えるようです。
暑さ対策はしっかり行うようにしましょう。

さて、暑い時期、アトピー性皮膚炎の方で入浴を取り入れている方の場合、いくつかの工夫が必要になってきます。
その中の一つに「お肌のクールダウン」があります。

現在、炎症がある方の場合、お肌は赤みを帯び、わずかに熱ももった状態です。
本来は、角質層の水分を蒸発させ、気化熱でこうした熱をとるのですが、気温がかなり上昇してしまうと、外気温が体温に近い状態になるため、気化熱による「冷ます」効果が弱まることがあります。

こうした熱を帯びた状態で肌を放置すると、汗をかいて皮膚表面は塗れているような状態でも、角質層では常に少しずつ水分蒸散を行うために、角質層内での水分保持が低下し、見た目は汗でしっとりしていても、角質層内のダメージが進んでいる、ということがあります。
そこで、こうしたときには、お肌をクールダウンさせて、表面の熱をとることで、角質層の状態を良い状態に安定させやすくなります。

日中の入浴は、皮膚の表面温度と同じぐらいの36度で行う、常温で濡らしたおしぼりで皮膚をゆるやかに冷ます、など皮膚の表面温度を少しだけ取ることを目的にした対策を行います。
注意点としては、入浴温度が低すぎた場合、あるいは凍らしたような冷たすぎるおしぼりで皮膚を冷ますと、皮膚が必要な「体温」を急激に下げることで、その後、血液が集まってきて、逆に痒みにつながることがあります。
実際、アトピー性皮膚炎の方で、痒みが強いとき、冷気の刺激で痒みを抑える経験をした方も多いと思いますが、そうした場合、冷えて皮膚表面がマヒしたような感覚のときは痒みが尾様手地手も、その後、血の気が戻ってくるとかえって熱をもって、痒みを感じることがあると思います。

冷やしすぎない程度に、皮膚を冷ます、これを忘れずに上手に取り入れると、イメージで言うとお肌の「夏バテ」を防ぐことができます。
体調と同じように、お肌も一定の状態を保とうとする働きがありますが、その働きが極端な方向に向かうと、反動も出やすいものです。
ゆるやかなクールダウンを心がけてみましょう。

                                    
おまけ★★★★博士のつぶやき

今日の南君が書いておった「ゆるやかな」というのは大切なことじゃな。
春や秋など、気候が安定しておるときは、体の恒常性機能も安定しておるのじゃが、夏や冬など環境条件が両極端な位置にあると、恒常性機能も強く働いておるため、そこにさらに強い「刺激」を与えることは、体が許容できる「負荷の範囲」を越えてしまうこともある。
いわゆる「バテた状態」じゃな。
今の時期は、強めの負荷よりもゆるやかな負荷の方が適しておることを忘れないようにして欲しいものじゃ。