美白アイテムのカネボウのニュースについて

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
先週、ニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いかと思います。

                           
●「肌まだらに」 カネボウが54製品自主回収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000003-fsi-bus_all
                            
カネボウ化粧品は4日、同社と子会社が製造販売する美白化粧品で「肌がまだらに白くなる」などの被害が報告されたため、化粧水や乳液など8ブランド54製品を自主回収すると発表した。約25万人が現在使用し、約45万個が家庭などにあるとみられる。ブランドへの信頼失墜で回収対象以外の製品も買い控えられる可能性があり、経営への打撃は避けられそうにない。
 
対象製品は「カネボウブランシールスペリア」ブランドの「ホワイトディープ」シリーズや、「トワニー」ブランドの「エスティチュードホワイト」シリーズなど。いずれもカネボウが開発した医薬部外品の美白成分「ロドデノール」を配合。しみやそばかすを防ぐ効果があるとして、2008年から13年4月にかけて販売され、累計で436万個が出荷されている。
 
カネボウによると、5月に被害の報告が皮膚科医から寄せられて調べたところ、同様の症状が出たケースが計39例あった。都内で記者会見した夏坂真澄社長は「心よりおわび申し上げます」と謝罪。回収で約50億円の費用が発生する見通しという。
 
回収する化粧品は国内で約50億円、海外で約10億円の年間売上高がある。親会社の花王が重点ブランドに位置づけるブランシールスペリアは回収対象の約6割を占めており、ブランドの存続が難しくなれば花王の業績にも冷や水を浴びせかねない。
                
                 
アトピー性皮膚炎の方で、掻き壊しの状況が長く続くと、気になるのが「色素沈着」でしょう。
そのため、こうした美白系アイテムのご要望は実際に多くあり、今回、ニュースで取り上げられた中のアイテムを使用していた方もおられました。

記事にある「ロドデノール」という美白成分はカネボウが独自に開発した医薬部外品の成分のようですから、他のメーカーのアイテムに配合されていることは、あまりないかとは思います。

しかし、医薬部外品として認められた成分で、臨床試験を繰り返していても、こうした「被害」が生じることがあるわけです。
「効果がある」ということは、生体への働きかけの仕組み上、本来の目的以外の作用、いわゆる「副作用」も大なり小なり有することになります。

今回の「ロドデノール」がなぜ肌をまらだに白くしてしまったのかについては、今のところ、まだ分かりませんが、こうした「新しい」成分には、実際の市場で長く使われた「実績」がつくまでは注意した方が良いのかもしれません。

もし、色素沈着が気になって、現在、美白を目的としたアイテムを使われている方がいたら、「ロドデノール」が含有されていないを確かめた方が良いでしょう。
ご注意ください。

                                                  
おまけ★★★★博士のつぶやき

体が引き起こす「現象」は、ヒトにとっては、いずれも意味がある。
例えば色素沈着なども、低下した皮膚の防御機能を補うために起きる、という説もあり、全く無意味な状況ではない。
そして、引き起こした原因(掻き壊し、など)が解消されれば、体が作りだした症状である以上、体自身により、「解決(色素沈着が薄くなる)」と言ったことが合っても不義ではない。
色素沈着も、体の「防御反応」であることは忘れないようにした方が良いじゃろうの。