秋のスキンケアは保湿を重点に

大田です。

 

 

 

 

 

 

 
一週間前に、南さんがブログで、秋への季節の変わり目に伴うスキンケアの注意点について書いていましたが、最近の相談では、お肌の乾燥状況に気付いていないケースを目にします。

今年の夏は、暑さも厳しかったせいか、スキンケアそのものを行わずに済んだ、という方もおられましたし、スキンケアを行っている方でも、ローション系やジェル系の水分を中心としたさっぱりしたスキンケアを行っていたようです。
しかし、気温の低下が始まると、その低下幅以上に、湿度は下がる傾向があります。
そして、湿度が下がることで、角質層の水分蒸散量は増える傾向がみられるようになります。
いったん、お肌(角質層)の乾燥状態が始まった場合、そのまま放置することは、通常は真皮内にとどまっているはずの、痒みを知覚する神経線維が、表皮内に伸びてくることになり、外部からのちょっとした刺激を痒みと感じるようになります。

さらに、痒みを感じて掻き始めると、余計に皮膚のバリア機能が掻き壊しにより低下し、お肌全体がダメージを受けることで、今度は、バリア機能の低下による外部からの異物に対する反応(炎症)がみられるようになり、連鎖的に、症状が悪化しはじめる恐れがあります。

これを防ぐためには、まず最初のきっかけともいえる、角質層の乾燥状態に対するケアが必要になります。
ところが、水分系のアイテムだけでは、保湿力が弱いため、角質層に水分は与えても、それが保持されない、という状況に陥ることで、結果的に保水はしているのに肌が乾燥しやすい、ということにつながってくるようです。

そこで、今の時期から、「保湿」を意識したスキンケアを行うように注意してみましょう。
具体的には、オイル系のアイテム、クリーム系で油分が多く含まれるアイテムなどを、ローション系、ジェル系のアイテムと併用するようにすると良いでしょう。
オイル系が多いアイテムの場合、使用後に肌がべたつく感じがすることがありますが、気になる方は、ジェル系アイテムと混ぜて使用すると、べたつき感は減少します。

特に、毎年、乾燥で症状が悪化しやすい方は、気温が下がり始めた今の段階から、保湿をベースにしたスキンケアを適度に行うようにして欲しいと思います。
また、入浴後の乾燥状態も、これから進みやすくなりますので、入浴後のスキンケアも忘れないようにしましょう。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

乾燥から生じる痒みの神経線維については、以前、特集で取材したことがあります。
詳しくは、下記をご覧ください。

●かゆみのメカニズムとアトピー
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=chishiki&c2=2&c3=1