イクメンと手荒れ

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
皆さん、「イクメン」という言葉をご存じでしょうか?
イクメンとは、日本語俗語辞書で見ると、「育児を楽しむ男性。育児を積極的に行う男性のこと」と表記されています。
主婦の方が悩む肌トラブルに「手湿疹」がありますが、これは、家事などで手が荒れることが原因とされており、この傾向は「イクメン」にも現れているようです。

  
●理想のイクメンほど手荒れに悩む傾向ー「肌の手入れに関する調査」
http://news.goo.ne.jp/article/internetcom/business/internetcom-20111108010.html
 
「冬にも、MUHI」を推進している株式会社池田模範堂と NPO 法人であるイクメンクラブは2011年11月8日、独身男性300名と、育児に積極的な男性(イクメン)300名を対象に行なった「肌の手入れと悩みに関する意識調査」の結果を発表した。調査対象の世代は20代~40代で、調査方法はインターネットによるアンケート調査。調査期間は2011年10月15日~17日。

■ イクメンを悩ます冬季の肌トラブル1位は「手荒れ(ひび・あかぎれ)」

まず、冬季の肌の手入れにどの程度関心を持っているか尋ねたところ、「関心がある」と答えたのはイクメンで59.3%、独身男性で55.0%。イクメンに限っては、若い層ほど関心が高かった。

また、顔以外で冬季に気になる(悩む)肌のトラブルを複数回答可で聞いたところ、「手荒れ(ひび・あかぎれ)」を挙げたイクメンは約3人に1人(33.3%)にのぼり、特に「20代のイクメン」「子どもの年齢が3歳以下のイクメン」で顕著に見られた。一方、「手荒れ(ひび・あかぎれ)」を挙げた独身男性は20.7%で、イクメンよりも13ポイント近く下回った。

続いて、冬季の肌の手入れに「関心がある」と答えたイクメンと独身男性へ、「冬の肌の手入れとして、あなたがしている、あるいはこの冬にはしたいと思うことは何か(複数回答可)」を質問したところ、両者ともに「手荒れ防止などに保湿クリームを塗る」が群を抜いてトップ。イクメンにおいては78.1%、独身男性では65.5%にのぼった。

「空気の乾燥」や「気温の低下」「不摂生」などは、肌のコンディションの悪化を招く。両者へ、それらの要因に対してどういった考えを持っているのかを質問したところ、「かなり/ある程度影響があると思う」が最も多かったのはイクメン・独身男性ともに「室内の乾燥」で、次いで「外出時の冬の空気」「気温の低下」「不規則な生活リズム」の順だった。「家事などの水仕事」も上位に食い込んだ。また、全体的にイクメンの方が各項目において「かなり/ある程度影響があると思う」のポイントが高かった。

■ イクメンの手荒れの原因は「子どもをお風呂に入れる」「子どもの食事の後片付け」?

イクメンは独身男性よりも積極的に家事を行っており、それが「手荒れ(ひび・あかぎれ)」の原因となっているようだ。

普段家庭でどの程度家事をしているかを聞いたところ、「ほぼ毎日(30分以上)」と回答したのはイクメンで47.3%、独身男性で34.0%。「家事は殆ど/全くやらない」としたのは、独身男性で25.7%・イクメンでは僅か7.3%だった。また、イクメンが行なっている家事の1位は「ごみ出し」で、僅差で2位「お風呂の掃除」、3位「食事の後片付け(食器洗い)」だった。

「お風呂に入れる」「食事を食べさせる」「オムツ替え」「子どもの食事の後片付け(食器洗いなど)」「子どもの洗濯を洗う」などの「水を扱う育児」を積極的に行なっているかをイクメン300名へ聞いた質問では、全項目で「積極的/どちらかといえば積極的」が60%以上となり、「お風呂に入れる」については90.3%にのぼった。世代別に見ると、20代が殆どの項目で最も積極的だった。

しかし、水を扱う家事・育児で「手荒れ」は気にする傾向にあるようで、全体で45.7%のイクメンが「かなり気にする/どちらかといえば気にする」とした。また、水を扱う育児に最も積極的な20代イクメンほど手荒れを「かなり気にする」と答えた。

イクメンクラブ代表の長谷川潤氏は、「イクメンは、子育てだけではなく、家事や地域活動にも積極的です。男女の役割意識が変化していくなかで、特に若いパパたちは、水仕事を当たり前のようにこなしているはず。手荒れは、イクメンの勲章といってもいいのではないでしょうか。しっかりケアするのも、時代の必然の流れなのかもしれません」とコメントを寄せている。

  
手荒れは、これから乾燥する季節には、より強まる傾向があります。
アトピー性皮膚炎の方で、家事を行わざるをえない方の場合、手の症状が長引くケースは多いですし、これから冬場に向けては増加する傾向があります。
家事を行ったあとのスキンケア、家事を行う際の手袋など、対処が可能な方法で、しっかりとケアは行って欲しいと思いますが、今後、「イクメン」が増えることで、これまで「主婦性湿疹」と呼ばれていたものが「家事湿疹」と、名称が変わるかもしれません。
また、家事の負荷は、水洗いと同時に、「洗剤」にも関係しています。
洗剤は、界面活性作用を有しており(汚れをとるため)、手の皮脂をどうしても減少させてしまいます。
水仕事を行った後は、入浴後と同じく、保湿を意識したケアを行うようにしましょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

基本的に、家事による手湿疹は、「家事」そのものが悪いわけではない。
家事を行うことで、手にかかる負荷が、その人の手の「環境」を上回る場合に、影響が現れることになる。
この場合、その人の手の環境が低いケース(もともと手のバリア機能が弱い、症状がみられているなど)と、負荷が大きいケース(強い洗剤を使用した、回数が多い、など)の二つが考えられる。
家事による手荒れがみられる人は、そのどちらに当てはまるのかを考えて、対処を行って欲しいものじゃ。