低脂肪がアレルギーを誘発?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
アレルギーと脂質の関係は、いろいろと言われており、アトピー性皮膚炎の場合は、脂質の過剰摂取が良くない、と一般的には考えられていますし、実際にそういった傾向が見られます。
しかし、同時に「不足」した状態も、何らかの影響が考えられる、という記事がありましたので、紹介したいと思います。

 
●妊婦さんはすぐ止めて!低脂肪ヨーグルトは胎児に危険
http://www.biranger.jp/archives/23085

 
ダイエッターにはありがたい低脂肪ヨーグルト。味は普通のヨーグルトとさほど変わりはないのに、脂肪分が低いので、カロリーを気にせず食べられますよね。

太りやすい方はもちろん、最近では妊娠中毒症を懸念して病院の体重管理が厳しいため、妊婦さんでも太らないように食事制限をしている方も少なくありません。

しかし、妊娠中の女性にとって必要不可欠なカルシウムを補うためにヨーグルトなどの乳製品をこれまで以上に取るようになったという方、カロリーや脂肪分が低いからといって、妊娠中は“低脂肪”の言葉につられて安易に食べない方が良さそうです。

イギリスのニュースサイトMail Onlineによると、60,000人以上の妊婦を対象に行われた最新の研究では、“低脂肪ヨーグルトは、アレルギーから私たちを守る脂肪を取り除いてしまっている”というのです。

どうやら胎児の免疫システムをつくるのに酪農製品の脂肪が助けている可能性があり、低脂肪のヨーグルトを食べていた妊婦は、子供が喘息や花粉症にかかるリスクが非常に高いことが明らかになってきました。

また低脂肪酪農製品は、不妊症の危険性が増し、無排卵性不妊性との関連も証明されています。自然界に備わった恵みを人工的な力によって無理やり変えることは、私たち人間にとってリスクも伴ってくるものなのかもしれませんね。

現在妊娠中の皆さん、そして妊活中の皆さん、生まれてくる赤ちゃんの為にも是非とも食生活を見直してみてくださいね!

 
記事中にあるように、低脂肪のヨーグルトに限ったことのようですが、体内の免疫活動は、「体内で作られている」という事実があります。
こういった体内での「生成」に関しては、糖質、脂質、たんぱく質、そしてビタミンやミネラル、アミノ酸が関わってくるわけですが、記事を参考にすると、免疫活動にとっては脂質は「不要」なものではないと考えられます。

アトピー性皮膚炎の方の場合、一般的に、脂質の過剰摂取が、症状を悪化させると考えられていますが、同時に、不足した状況も、同様に何らかの影響を与えているのかもしれません。

とはいえ、これはイギリスの研究結果であり、乳製品が食事に深く関わる西洋と日本では、環境自体も違うので、一概には言えないでしょう。

ただ、この記事から注意いただきたいのは、「バランス」です。
過剰はもちろんよくありませんが、同様に「不足」も体に対して影響が考えられるということです。

アトピー性皮膚炎に対しては、食の分野で言うと「○○を摂取すると良い」「○○を避けると良い」ということが、いろいろ言われていますが、あくまで個体を形成するための栄養素の必要条件は、個人差が強いわけであり、他の人に良いことが自分にとっても良いとは限らない、ということが考えられます。

食事の中で、気をつける際には、バランスを良く気をつけるようにしたいところです。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

日本人の場合、気候と食生活の習慣から、最も適しているのはやはり「和食」と言われておる。
実際、アトピー性皮膚炎の人で、それまでの洋食が中心の食事から、和食に切り替えることで、症状が良くなるケースも良く見受ける。
じゃが、今日の東君が書いていたように、「不足」という状況も、体を構成するさまざまな働きは食事から「作られる」ことを考えると、良くないことは確かじゃろう。
食事で気をつける場合に、「バランス」という要因は常に考えておきたいものじゃの。