皮膚を守る菌のお話(上)

商品開発担当の中田です。

 

 

 

 

 
先日、青木皐(のぼる)先生に会ってきたんだ。

青木先生は「菌」の専門家で、皮膚の常在菌を活かした健康肌作りのスキンケア開発のために打ち合わせを行いました。
場所は、新神戸駅近くの某ホテルラウンジ。
2時間近く有意義な打ち合わせ、お話ができました。

みなさんも、アトピーの悪化原因の一つに感染症があることはご存知のはず。

実際に苦しめられた方も大勢いるかも知れないね。
この感染症による悪化だけど、一番の原因はやはり体力の低下ということ。

元気なときにはどうってことないのに、疲れてきちゃうとでてくる・・・苦手な季節や忙しい日々が続いたり、無理が続いたりすると状態がダウンするそんな経験あるよね。
これは、日常生活の中で体調を整えていければ、問題は解消しやすいと言えるんだ。

でも、もう一つ大きな原因があって、それは「皮膚のバリア機能の低下」。
ステロイドや免疫抑制系の薬剤の使用、気候の変化、環境の変化、運動不足、睡眠不足など、個々人によってバリア機能が低下する原因はさまざまだけど、これが原因になる感染症も多くあるんだ。
(南さんに聞くと、気候や環境変化でいえば、4月、5月、6月に症状悪化の相談が一番多い傾向にあるらしいので、要注意だよ!)

皮膚のバリア機能は、角層によるバリアもあるけど、一番外側にある皮脂膜などの「弱酸性バリア」も、菌感染の場合、重要な防御の役割を果たすんだ。
それは皮脂に含まれる脂肪酸と汗が乳化することで弱酸性の皮脂膜ができ殺菌するから。

でも、誰の皮膚にも菌はいて、それらを「常在菌」というんだけど、この常在菌が「弱酸性バリア」に大きな役割をしていることが、研究でつかめてきたそう。
そして、アトピーの方の場合、皮膚の常在菌のバランスが崩れやすく、それが原因で感染症にかかりやすくなってしまっているということも、明らかになってきているんだ。

腸内細菌では良く聞く話だと思うけど、実は健康な肌作りにも「菌」の影響があるんです。

みなさん、皮膚の常在菌のバランスを整えて、皮膚バリア機能をより一層強くすることができて、安定して調子の良い状態をキープできればと思いませんか?

実は、そんなみなさんのお役に立てるスキンケア開発のためのお話を、今回はしてきたんだ。
詳しくは明日のブログをご覧下さい。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

3月号の特集にもあったのじゃが、適度な菌は、体も肌にも良い方向性で関わっているもんじゃ。
先日、テレビで「宇宙戦争」の映画をやっておったのじゃが、最後に地球を守ったのは、微生物じゃった。
ヒトは、長い年月をかけて菌との共生関係を作り上げておったのじゃが、宇宙人はそれが無理じゃった、ということじゃな。
最近は、抗菌が流行っておるが、これが正しい方向性かどうか・・・考えた方がよいかもしれんの。