2018年10月7日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
暑かった夏もようやく終わり、10月に入りました。
これから、本格的な秋から冬へと季節が変わりますが、多くのアトピー性皮膚炎の方にとって、大きな問題となる「乾燥」の時期も近づいてきます。
角質層の乾燥は、アトピー性皮膚炎の症状悪化の最も大きな要因の一つです。
しっかりとした「乾燥対策」がアトピー性皮膚炎には不可欠になります。
冬の季節、角質層内の乾燥は、主に二つの原因で生じます。

乾燥対策を行うために必要な「乾燥の問題」について考えてみましょう。

▼かき壊しによる角質層の乱れ

まず、アトピー性皮膚炎の方が、乾燥状態に陥る一つの原因は、掻き壊しなどにより角質層が乱れる(きれいに積み重なったレンガ状の状態が崩れた状態になる)ことにあります。
通常は、レンガ状態は隙間なくきれいに積み重なっており、外部から、アレルゲンや異物の侵入を防ぐ役割を持っています。
しかし、アトピー性皮膚炎の方は、このレンガ状に積み重なった角質層が、いわゆる「崩れた」状態になっています。
そのため、隙間がいたるところにできて、その隙間を異物が通ることで、免疫反応など痒みにつながる状態が引き起こされます。
また、隙間が多くなれば、角質層内の水分も直接、外気に触れることで、蒸発しやすくなります。
このように、「乱れた角質層」は、水分を蒸発させやすくなることで、乾燥状態を招く、ということです。

アトピー性皮膚炎でない方も、乾燥による痒みを感じることがあります。
アトピー性皮膚炎の方は、他のさまざまな要因が重なることで、アトピー性皮膚炎でない方よりも、痒みの質が強くなり、掻き壊しも強くなる傾向が見られます。

そしてもう一つの原因が角質層内の問題です。
続きは明日、見てみましょう。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

かき壊しによる問題は、こうした角質層の乱れと同時に、痒みの神経線維に対する影響や、痒いという神経情報を伝達する脊髄のグリア細胞などにも関係が見られることが研究で分かっています。
アトピー性皮膚炎を考えていく上では、こうした複合的に対応していくことはとても大切でしょう。

2018年10月6日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
アトピー性皮膚炎と皮膚の常在菌には深い関わりがあります。
今日は、頭皮と常在菌に関係する記事を見つけたので紹介しましょう。
          
         
●頭皮が臭いのはシャンプーのせい?芸能人もやってる『湯シャン』の効果
https://health.goo.ne.jp/news/20129
          
▼頭皮はTゾーンより皮脂が多い!
         
髪の毛があるので気づきにくいけれど、頭皮は脂の分泌量が多いゾーン。実は、顔のTゾーン以上に皮脂が多いところです。特に、皮脂は男性ホルモンによって分泌が促進されるため、男性はニオいやすく、特にミドルエイジになるほどニオいが強くなります。しかし、ストレスや生活習慣の乱れにより、自律神経やホルモンのバランスが崩れることで皮脂の量が増えるため、頭がニオいやすのは女性も例外ではありません。
それでは毎日しっかり洗えばよいかというと、洗いすぎは逆にニオいやすい頭になるから要注意!
というのも、皮脂には「皮膚を守る」という役割があります。洗いすぎて皮脂が取れ過ぎると、皮膚を守るため、逆に皮脂の分泌が多くなってしまうのです。洗浄力の高いシャンプーで朝晩の2回、髪を洗っている人は洗いすぎ。1日1回か、2日に1回が適度なペースです。
また皮脂には、肌によい常在菌がすんでおり、これが頭皮を健康にしてくれます。しかし洗いすぎにより、頭皮の環境が悪化すると、皮脂を好むカビの一種が増えてしまうこともあります。これは、フケ症の原因になります。
         
▼「休プー」のすすめ
        
シャンプーの回数が多すぎる人は、まず回数を減らしましょう。完全にシャンプーを使わずに髪を洗うことを、ノーシャンプーの意味で「ノープー」といい、SNSなどでも話題になっています。俳優の福山雅治さんが実践しているという「湯シャン」もそれ。お湯だけで洗うことで、皮脂の分泌が適正になり、頭皮の常在菌のバランスも保たれるようになります。
お湯だけできれいになるの? と思われそうですが、実は40度以上のお湯では、皮脂を取り過ぎるほどの洗浄力があります。
ただし、シャンプーに慣れた状態から急にノープーにすると、初めは皮脂分泌がまだ多く、脂臭くなるかもしれません。
そこで提案したいのが、シャンプーを休む「休プー」。まず、シャンプーと湯シャンを1日置きくらいにして、シャンプーを使う回数を減らします。慣れたら湯シャンの割合を増やしていきましょう。
        
▼頭皮を指の腹でマッサージするように洗う
       
ポイントとしては、洗う前にしっかりブラッシングして、ほこりなどの汚れを落としておくこと。また洗う時は40度以下のお湯を使い、頭皮を指の腹でマッサージするようにしっかりと洗い、よく流すことです。そして洗髪後はドライヤーで乾かし、生乾きのままにしておかないこと。髪が濡れていると、雑菌が繁殖しやすくなります。
ただし、脂性肌の人や、フケが多すぎる人に湯シャンは向きません。またワックスなどの整髪料をつける人は、シャンプーでしっかり落とす必要があります。
 体を動かして汗や皮脂が多い日もあるでしょうから、湯シャンの頻度に正解はありません。自分の頭皮の状態を確認しながら、実践してみてください。
              
             
シャンプーを使わない洗浄方法は、髪の毛のべたつきが気になる方も多いようですが、シャンプーそのものによる頭皮の常在菌への影響は、無視できない部分があるのは確かでしょう。
頭皮も、皮膚の一部であることに変わりありません。
皮膚の健全な状態は、健全な「フローラ」に影響受けていることが多いので、そういった部分も気をつけるようにしましょう。

                         
おまけ★★★★東のつぶやき

今回の休プーは、実は、体を洗う際にも同じことが言えます。
頭皮を洗浄剤で洗って頭皮の常在菌が乱れるのであれば、同様に体も洗浄剤で洗うことで常在菌への影響が考えられる、ということです。
もちろん、汚れを放置しておくことは良くないのですが、「洗い方」も気をつけてみると良いかもしれませんね。

2018年10月5日

ジョシュアです。


 

 

 

 

                  
最近は、台風が近づいてくることが多いですね。
気候が不安定な状況が続いてますが、気温も下がりつつあるので、乾燥対策はしっかり始めるようにしましょうね。
今日は、うるおい対策に最適なスキンケアうるおいシートを先着200名様に1枚ずつ、プレゼントいたします。

                                               
                 
  
◆プレゼント
スキンケアうるおいシート(1枚入)をで先着200名様に
             
詳しくは、下記でご覧ください。
   
 
     
◆スキンケアうるおいシート(1枚入)
http://shop.atopinavi.com/item/more?goods_id=624
          
一度に広範囲をしっかり集中保湿できる「スキンケア」シートです。
新成分LPSを配合、さらに防腐剤無添加でやさしくお肌のバリア機能を助けます。
拡げて大きな面としてだけでなく、部位によっては適当な大きさに折りたたんだり、カットして使えるので、顔から足先まで状態に合わせてケアできます。
お肌に乗せたり固定するなどして、30分程度を目安にご使用になると、有効成分がお肌に浸透、しっとりとうるおいます。

  
 
◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
      

◆締め切り
10月14日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆発表
今回は、先着200名様なので、当選者の発表は行いません。
商品の発送をもって代えさせていただきます。
また、商品の発送は、10/11頃より順次行い2週間程度で完了いたします。
 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!

                          
 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

うるおいシートは、先月リニューアルしたばかりのアイテムです。
特に、乾燥時期のワンポイントで強力にバックアップできるアイテムです。
お気軽にご応募くださいね。

2018年10月4日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 
 

 

 

               
 
 

今日は、9月21日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
箱根の温泉うるおいソープを抽選で3名様に

             
          
 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
北海道 福田ひとみさん(48)
神奈川県 くろたまごさん(30)
奈良県 赤とんぼさん(40)

         

         
            
           
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、来週中の予定です。
お楽しみに!!

                     
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2018年10月3日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、今回のテーマの最後で、入浴環境について考えていきたいと思います。

                 
●入浴環境を良くしましょう

アトピー性皮膚炎の方にとって、「温泉入浴」は効果を示すことが多いのですが、一般の温泉入浴で考えるとその効果は、「温泉地における限定効果」とも言えます。
実際、どこかの湯治場に滞在して湯治していたら、状態がずいぶんよくなったが、家に帰ってくると一週間ほどで元の状態に戻ってしまった、という声は良く聞きます。
これは、生活習慣内にアトピー性皮膚炎の原因があった場合、普段の生活に戻ることで、その生活習慣から受ける悪影響を再び受けるようになった、ということが一つの原因として考えられますが、同時に、温泉場の入浴環境と自宅の入浴環境の違い、ということも考えられます。

冷えの改善、血流を良くするための入浴は、反復継続して行ってこそ、その効果が見られるようになります。
理想的には最低でも朝晩の入浴(一日二回)を行って欲しいと思いますが、反復継続した入浴を行うことを考えると、大切になるのは「入浴環境」です。
入浴環境が悪いまま、入浴を反復継続すると、皮膚や体へのマイナス点も積み重なっていくことになります。
特にアトピー性皮膚炎の方の場合、最低でも「水道水中の塩素」に対する対策は行うようにしましょう。
水道水中の塩素は、皮膚のタンパク質の破壊をもたらすことがわかっており、バリア機能を低下させたり乾燥を生みやすくなります。
また、塩素を水道水に投入する本来の目的は雑菌の繁殖を防ぐことにあります。つまり「殺菌」「滅菌」の効果を塩素が持っているわけですが、この効果は、皮膚の常在菌に対しても現れます。
ヒトの皮膚は「無菌」状態ではありません。腸内と同じく、無害な菌が群生(フローラ)を形成することで、病原性の菌の繁殖を防いでる、という役割があります。
塩素が含まれた水道水を浴びることで、悪い菌も良い菌も、見境なく洗い流されます。
次に菌が定着するまで10時間以上、かかるようですが、その間の肌環境や生活環境によって、どのような菌が群生するのかは定まっていません。
「除菌」することは、必ずしも細菌と共生して生きている私たちにとって有益ではない、とういことです。
こうしたことがありますので、入浴やシャワーで体に使用する「お湯」は、塩素を除去することを忘れないようにしましょう。
同時に、血流を良い状態に維持していくためには、プラス作用のある成分(温泉)などを加えるとより効果的です。
入浴中のお湯の質、そしてお湯に含まれる成分で最も理想的だと言われるのは温泉ですが、毎日の生活習慣で行える入浴を最も効果的に行うためには、入浴環境をできる限り「良い状態」に近づけるように工夫しましょう。
今回は、秋の入浴のポイントについて考えてみました。
これから寒くなる季節、入浴を心地よく感じやすい時期でもあるので、最適な方法と最適な環境で実践するようにしましょう。

                            
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎に対するアプローチとして考えたならば、「入浴」は「攻め」のアプローチとしての側面が強い。
したがって、方法を正しく行えば体にとって「良いアプローチ」を強く受けれるが、誤った方法で行うと、逆に体に対して「悪いアプローチ」につながる恐れもある。
入浴温度と入浴環境は、「アトピー性皮膚炎の方にとって大切」であることを忘れないようにしたいものじゃの。

2018年10月2日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は昨日の続き、入浴温度について見ていきたいと思います。

                    
●入浴温度に注意しましょう

アトピー性皮膚炎の方の入浴温度については、たびたびブログでも取り上げてきましたが、おさらいの意味で見ていただければと思います。

血流を良くする、という目的で入浴を行う場合、最も注意が必要になるのは「入浴温度」です。
「温まる」ということを考えると、実は、高い温度での入浴は、血流を良くする=冷えを改善するという目的に逆行した方法になります。
体の深部温度は、だいたい37℃~38℃です。この深部温度がもし40℃以上になると、内分泌や酵素の産生低下、内臓機能の低下が生じることになり、生命維持にも影響が出始めます。そのため、体は40℃以上の熱は基本的に「受け入れないように」働きます。つまり、体の内部では「血流を下げて」皮膚に受けた熱を伝えないようになっているのです。
実際、高温での入浴は、皮膚も赤く熱を持ち、汗も出て温まったように感じますが、実は体の内部では、体に受けた熱を皮膚で留めるように働き、冷えの状態が生まれている、と考えてよいでしょう。高い温度で入浴すると、湯冷めが早いと感じやすいのは、皮膚表面のみしか温まっていないためです。
したがって、血流を良くするために適した入浴温度は、外気温も合わせて考えると38~39℃が適していると言えるでしょう。
入浴の開始時には少しぬるく感じるかもしれませんが、この温度での入浴に慣れると、汗をかくのも早くなることが体感できます。また入浴後に体がポカポカした温まり感も長く続くことがわかるでしょう。
40℃を越える高い温度での入浴は、入浴後の肌の乾燥を促す作用もありますから、アトピー性皮膚炎の方は特に避けるように気をつけましょう。

ちなみに、日本人の平均の入浴温度は41度だそうです。
41度の入浴による「効果」もあるわけですが、その効果はアトピー性皮膚炎の方に必要な「効果」ではありません。
また、41度での入浴は、体への負荷を考えると、基本は短時間で行う必要があります。
体に対して「影響を与えるための熱」をしっかり受けることを考えると、短時間での入浴では不十分になります。
ぬるい温度での入浴は、健常な方に必要と言う意味合いではなく、「アトピー性皮膚炎の方に必要」というように考えましょう。

明日は、入浴環境について述べてみます。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

入浴温度は、とにかくアトピー性皮膚炎の方にとって、大切な要因です。
血流を良くすること、そしてスキンケアにつながる汗をかくことは、アトピー性皮膚炎を回復させるために不可欠ですが、入浴温度を誤ると、その二つともに逆効果となることもあるからです。
適切な入浴温度を守るようにしましょうね。

2018年10月1日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
10月に入りました。
今年は、猛暑でしたが、台風や豪雨などの関係もあり、残暑自体は比較的短かかったように思います。
そのため、ここ数年の「短い秋」よりも、秋の時間は長くなるかもしれません。
残暑のぶり返しさえなければ、今月は「秋」の気候となるでしょう。
これからしばらく安定した「秋の気候」が続いた場合、アトピー性皮膚炎の方にとって、一年の中では比較的コンディションが整いやすい時期です。しかし、対応を誤ると冬に向けてお肌と体調の状態を悪化させることもあります。
そこで、これからの季節、アトピー性皮膚炎の方の入浴のポイントについて考えてみましょう。

                          

■入浴のポイント

これから少しずつ、冷え込む日が増えてくるかもしれません。
特に、朝晩の冷え込む時間帯は10℃を下回ることも考えられ、「寒さ対策」も必要になってきます。
これからの季節、「寒さ対策」でポイントとなるのは「血流を良くする」ことです。
体の熱は、主に筋肉や内臓など、体の深部で作られます。作られた熱は血流によって隅々まで運ばれますが、俗に言う「冷えの状態」とは、血流が悪いことで、作られた熱が十分に体の隅々まで届いていない状態を指しています。
血液が運んでいるのは熱だけではありません。体を動かすために必要なエネルギー源や栄養素、そして活動するにあたって必要な酸素など、生命維持活動に不可欠なものも運んでいます。さらに、内臓などに指令を伝えるホルモン(内分泌)も血液によって運ばれます。血流が悪い状態になると、こうした体にとって必要なさまざな物質が「届きにくい」状態を生むことになり、これが「冷え」が抱える最も大きな問題点と言えるでしょう。
こうした「冷え」=「血流が悪い」状態は、アトピー性皮膚炎が改善しない大きな原因の一つにもなっており、それを改善するのに役立つのが、日頃の生活習慣である「入浴」と言えるでしょう。
また、実際にアトピー性皮膚炎を克服された方に話を聞くと、「38℃ぐらいの温度で10分くらい入浴をしていると、鼻の頭やおでこに玉のような汗をかき、あごからポタポタと汗が落ちるようになってくると、急激な改善が始まる」という体感をする方が多くおられます。
この「汗をかく」ということは、血流が良くなり、免疫にも関係が深い自律神経が改善されてきたことを示しています。同時に、汗が出やすくなったことで、角質層の水分量が増え、皮脂と乳化することで皮脂膜(弱酸性)ができやすくなり、皮膚のバリア機能が高まった、ということも関係してくるのでしょう。
このように、入浴で「しっかり温まる」「しっかり汗をかく」という行為は、アトピー性皮膚炎克服に大切な要因であることが分かります。

ただ、注意しなければならないのは、「温まる」「汗をかく」ことを目的と考え、入浴温度を上げてしまうことです。
明日は、アトピー性皮膚炎の方の入浴の温度について考えてみましょう。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方に限らず、ヒトがスキンケアを行っているのは、汗と皮脂が乳化してできる皮脂膜によります。
したがって汗は大切なポイントなのですが、皮脂を伴うジワッとした汗をかくことが大切で、体温を下げるための急激な汗は逆に肌を乾燥させるので注意が必要ですので気をつけるようにしましょう。

2018年9月30日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、アトピー性皮膚炎だけに関係するわけではないのですが、厚労省が発表したアレルギーに関する戦略策定に関する記事を紹介しましょう。
        
       
●初のアレルギー戦略策定 厚労省「防ぎ得た死ゼロに」「革新的治療の実現」
https://www.sankei.com/life/news/180926/lif1809260038-n1.html
            
花粉症やアトピー性皮膚炎など、国民の2人に1人が持つとされるアレルギー疾患に対し、厚生労働省が、今後10年間で「防ぎ得た死をゼロに」「革新的医療技術による治療の実現」などを掲げた国の戦略をまとめたことが26日、分かった。アレルギー戦略を策定するのは初めてで、近く公表する。来年度予算に研究開発費を盛り込み、取組みは来春から始めるという。
アレルギー戦略では、「現在の治療法では患者の満足度が低く、実際のニーズの収集や評価も不十分」と強調。治療法に対し患者の満足度を示す「見える化」を打ち出した。
アレルギー疾患の多くは慢性的症状だが、アナフィラキシー(急性アレルギー反応)や薬剤アレルギーで重篤になったり、死に至ることもある。このため目標として「防ぎ得た死をゼロに」を掲げた。目標の実現に向け、疾患が持つ特徴に基づく治療法などを示し、患者や周囲に向けた教育資材を開発するという。
さらに、発症の予防や効果的な治療法など「世界に先駆けた研究開発の推進」を盛り込んだ上で、「アレルギー疾患の患者も安心して生活できる社会の構築」の実現を目指す。
アレルギー疾患は、食物や花粉など体に無害な物を異物として認識する免疫反応に伴って起こる。食物アレルギーがある公立小中高校の児童・生徒は、文部科学省の平成25年の調査によると、約45万4千人(全体の4・5%)で、16年の調査より約12万4千人増えた。
花粉症患者の全国的な人数は明らかではないが、東京都が今年まとめた調査では、都民の48・8%がスギ花粉症で、10年前から17・4ポイント増加。花粉症は今や「国民病」とも称される。厚労省によると、気管支ぜんそくなどアレルギー疾患による死亡者も26年に約1500人に上った。
        
        
アレルギーで死にいたるケースは、アナフィラキシーショックとぜん息が大半を占めますが、その他のアレルギー疾患も、本人に大きな苦痛を与えていた場合、精神的なダメージが強く心配なケースもあります。
アレルギーそのものの全体像が、少しずつ秋からになってきた今こそ、実際の現場に沿った、柔軟な対応も求められてくることは確かでしょう。
今後の政策に期待したいところです。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

「アレルギー疾患の患者も安心して生活できる社会の構築」、という部分で考えるならば、疾患に対する正しい知識の啓もう、も大切な一面と言える。
未だにアトピー性皮膚炎が移る病気なのかと質問を受けることもある。
治療する側だけでなく、治療を受ける側が満足いく研究が進んで欲しいところじゃの。

2018年9月29日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                             
今日から、台風が九州、本州に近づいてきます。
今年は、頻繁に台風が来ているイメージがあります。
台風そのものによる被害などは、不急の外出を避けるなど、十分に気をつけるようにしてください。

そして、今年は何度か台風が来ておりますが、台風通過後に、ご相談いただくケースは増えています。

多いのは、台風後に「痒み増えた」「炎症が広がってきた」という症状の悪化を訴えるケースです。
気圧や気温、湿度などの気象的な影響、あるいはストレスなどの心因的な影響が考えられますが、これまでとは違い、台風後に、猛暑の日が戻ってくるよりも秋から冬へと乾燥した気候に移り変わってくるようです。
暑いときであれば、その後も汗をかきやすい環境にあることで、ある程度、皮膚のスキンケアを行う力は維持されています。
もちろん、汗による悪化や感染症に対する注意は必要ですが、皮膚がバリア機能を作りやすい環境下であることは確かでしょう。
しかし、これから湿度が下がってくるようになると、気温も下がって汗もかきづらくなることから、バリア機能を維持できないケースが増えてきます。
そこで、お肌に対するケアは、秋から冬よりのケアを意識するようにしましょう。
雨が降っている間は湿度もありますが、台風一過で湿度が急激に下がることも考えられます。
特に、朝晩の冷え込みと合わせて、夜のスキンケアは保水と保湿をしっかりと行うように注意してください。

                            
おまけ★★★★大田のつぶやき

季節の変わり目は、アトピー性皮膚炎を悪化させるケースが多いのですが、夏から秋は、他の季節の変わり目よりも少ない傾向があります。
その要因のひとつは、やはり大気の乾燥状態にあるようです。
今年は、残暑から秋への移行が急激に進む恐れがあるので、十分に注意するようにしましょう。

2018年9月28日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は、少し悲しい話題だけど、アレルギーの方にとって、気を付けた方が良いニュースを紹介するね。
           
          
●チーズを服に投げ入れられた13歳少年が死亡。殺人未遂容疑で同級生逮捕。ロンドンの中学校めぐり検死法廷
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/23/cheese-death_a_23538841/
         
イギリス・ロンドンの中学校で、Tシャツの中にチーズを入れられた13歳少年がアレルギー反応によるショックで死亡する事件が起きた。英紙テレグラフなどが9月19日に報じた。
西ロンドンのグリーンフォードに住んでいたカランビー・チーマ君が倒れたのは、2017年6月28日の昼前のことだった。チーマ君は小麦、グルテン、乳製品、卵、ナッツに対する重度のアレルギーがあり、喘息とアトピー性湿疹にかかっていた。インディペンデントによると、搬送先の病院で同年7月9日に亡くなった。
チーマ君の死んだことを受けて、検死法廷が開かれた。19日の法廷で、検死陪審員が救急隊員のキエリン・オパットさんから聞いた内容は、こうだった。
「ただのアレルギー反応」と通報を受けて到着したときには、チーマ君には意識がなく、苦しそうにあえいで、発疹が出ていた。チーマ君は、隊員たちが到着した直後に呼吸を停止したという。
オパットさんは、次のように続けた。
「私たちは学校のスタッフから、おそらく誰かがチーマ君をチーズを持って追いかけて、彼のTシャツにチーズを投げ入れたと聞きました。それによって、彼にアレルギー反応が生じた。かゆくなったほか、皮膚が非常に熱くなり、困難呼吸になりました」
同級生の13歳少年が殺人未遂容疑で逮捕されたが、今のところは起訴されていない。また、すでにこの学校には在籍していないという。
             
              
アトピー性皮膚炎の方で重度のアナフィラキシーを抱えている人は多くはないけど、皮膚のバリア機能が低下していた場合、アレルゲンとなる物質による抗体の急激な増加は、皮膚の接触でも起こり得ることは忘れない方が良いかもね。
例えば、日本では、ソバアレルギーがある人が、ソバはダメだからラーメンを頼んだら、ラーメンをゆでる釜でソバも茹でていたことを知らずにラーメンを食べたら、アナフィラキシーショックを起こして、救急車で運ばれた、というケースもあるみたい。
いずれにしても、こうした接触性の起炎物質には注意しておくようにしたいよね。

                    
おまけ★★★★大田のつぶやき

日本でも重度のアナフィラキシーを抱えている子どもが、誤って給食などで摂取して・・・という事故は、ときどきニュースになっています。
食物アレルゲンは、食べなければ大丈夫、というイメージを抱いている方もいますが、接触することで引き起こされることがあることは、注意して欲しいところです。