2017年4月16日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
昨日は、現在のアトピー性皮膚炎に対して皮膚科医が行う「標準治療」とは、アトピー性皮膚炎を直接治しているのではなく、痒みという「症状」を治しているのに過ぎない、そしてそこに問題点が潜んでいることを説明しました。

今回、紹介した新聞記事に示されていた数値をみると、ステロイド剤治療を行わない方が、「アトピー性皮膚炎の治癒率が高い」ことが分かります。
記事の中では、論文を発表した際の意見として、

                    
佐藤医師は3月半ば、大阪市で開かれた近畿小児科学会で発表した。会場の医師からは「ステロイド剤を使用せずに自然に治ったなら、アトピー性皮膚炎ではなかったのでは」「ステロイド剤を使っても、使わなくても、結果に大差がないならば、ステロイド剤を使ったほうがよく眠れたり、途中で皮膚をかきむしったりすることが少ないので、むしろ使ったほうがよい」などの意見が聞かれた。

                            
という内容が書かれていました。
この意見の中で特に、「ステロイド剤を使っても、使わなくても、結果に大差がないならば、ステロイド剤を使ったほうがよく眠れたり、途中で皮膚をかきむしったりすることが少ないので、むしろ使ったほうがよい」という部分に、今のアトピー性皮膚炎治療の課題が見え隠れしているように感じます。

アトピー性皮膚炎患者の、もっとも大きな悩みは言うまでもなく「痒み」です。
したがって当然ですが、診療を受けた際に訴えることは「痒みをなくすこと」になります。
そこで治療を行う医師も、患者の訴えに最大限答えるため、「痒みを抑える治療」を選択、さらにそれが皮膚科学会で定める「標準治療」ならばなおさらでしょう。
問題は、そこで行われる「痒みを抑える治療」のリスクコントロールを少なく見積もっていることです。
「患者の今」を優先した治療を施し、「患者の未来」におけるリスクとダメージをそこに加味することがないため、こういった「大差がなければ使わない」ではなく「大差がなければ使う」という選択肢を優先してしまうのでしょう。
ここにも「症状」と「病気」の、いずれに対応しようとしているのか、という差も現れているように思います。
病気に対して向き合うのであれば(使用しても使用しなくても治癒結果に大差がなければ)、リスクを抱える治療を優先することはないはずです。症状に対して向き合うのであれば、使用することと使用しないことで、「直近の症状の経過」には「大差」がみられることは確かですので、使用する選択肢が優先されることになるのでしょう。

昨日、風邪と高熱の例を述べましたが、今回の医師の言葉を置き換えてみると良く分かります。

「(風邪で高熱がた場合)解熱剤を使っても、使わなくても、結果(風邪が治るかどうか)に大差がないならば、解熱剤を使ったほうがよく眠れたりするので、むしろ使ったほうがよい」

となります。
しかし、「高熱」が出ることこそが、風邪に対して自然治癒力が働いている証です。
数多くの論文で、解熱剤を使用することで「風邪の治りが遅くなる」ことは証明されており、熱を抑えることが風邪の治療として「必ず正しい」というわけではないことは、広く知れ渡っていると思います。
もちろん、高熱を放置することで体力の消耗が激しくなる場合など、解熱剤を積極的に使用しなければならないケースもあるでしょう。しかし、風邪=解熱剤、と一律に決めることは、基本的に治療としてマイナス要因を抱えることになります。

アトピー性皮膚炎も同様で、ステロイド剤を「必要」とする炎症状態はもちろんあり得ますから、一律にステロイド剤が不必要、というわけではありません。
しかし、少なくとも短期使用による経過観察、ではなく、一律的に長期連用しながら症状を抑えることを(実質的に)推奨することは、症状の治療にはつながっても病気の治療に必ずつながるとは言えない、ということが「問題点」なのです。

明日は、この「問題点」について見ていきましょう。

                  
おまけ★★★★大田のつぶやき

最近のアトピー性皮膚炎は、昔のアトピー性皮膚炎と病態が異なる様相が見られます。
つまり、一つの疾患として「アトピー性皮膚炎」という言葉が存在していますが、原因が異なる「病気」とも考えられ、見方を変えれば「アトピー性皮膚炎症候群」として捉えた方が良いのかの知れません。
異なる原因に、同じ治療を「当てはめよう」としていることが、治療を難しくしている側面があることは知っておくべきでしょう。

2017年4月15日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                
今日は、昨日の続きです。

昨日紹介した記事の中で、ポイントは「ステロイド剤使用せずに経過を観察した結果」と「ステロイド剤治療を行った結果」の差異が明示されていたことでしょう。
       
        
▼ステロイド剤を使用せずに経過を観察した場合
→2015年、7医療施設でアトピー性皮膚炎の患者300人を対象に6ヵ月実施
「症状がよくなった」か「完全に治癒した」改善率は乳幼児で75%、小児で52%、成人で80%だった。特に乳幼児では118人のうち28人がアトピー性皮膚炎の症状が消え、完全に治った。
        
         
▼ステロイド外用剤を使った場合の効果を調べた場合
→古江増隆・九州大教授らが2003年に発表した研究報告より
改善率は乳幼児で36%、小児で40%、成人で37%だった。
         
       
調査対象も調査時期も違いますので、一律に比較することはできませんが、ステロイド剤そのものが2003年当時から大きく変化したとことはなく、この改善率の差は乳幼児や成人で倍近くあることを考えると、無視できるものはないでしょう。

そして考えなければならないのは、日本皮膚科学会がアトピー性皮膚炎の診療において、プライマリーケアの段階から高度の専門性が要求される段階までの患者を診療する、皮膚科診療を専門とする医師を対象として2000年に作成、2003年、2004年に改定した「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」、そしてその後、さらに2008年、2009年には、アトピー性皮膚炎の診断基準、重症度分類、治療ガイドラインを統合、最新の改定版が昨年2016年に発表された「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の存在と言えます。

2000年に制定されてから2016年の最新改定版まで、一貫して「治療の主体」は、ステロイド剤など免疫抑制作用を持つ薬剤を中心とした「対症療法」であることが明示され、さらにその安全性について「科学的に実証されている」とも明示し続けていますが、実際には、患者側から発信される安全性に対する疑問の声は、少々言葉が乱暴かもしれませんが、「アトピー性皮膚炎の悪化に過ぎない」という言葉で黙殺し、さらに安全性を疑問視する科学論文については、「根拠に乏しい」という言葉で封殺し続けています。
本来、科学的エビデンスに基づき検証された結果について反論するならば、同じく科学的エビデンスで示されなければなりません。
しかし、「権威ある専門医が言うのだから正しい」という十分な根拠が示されているとは言い難い言葉で反論し、その反論こそが「正論」であると吹聴している現状は、少なくとも、ステロイド剤やプロトピック軟膏による副作用のダメージが考えられる患者にとっては、許されるべきものとは言えないでしょう。なぜなら、そうした患者のほとんどが、「専門医の指導の元に薬物治療を受け続けてきた」からです。

もちろん、アトピー性皮膚炎の治療法として、ステロイド剤やプロトピック軟膏が「悪者」ということではありません。
おそらくアトピー性皮膚炎患者の「ほとんど」は、ステロイド剤の治療により寛解状態もしくは治癒状態までもっていけているはずです。
アトピー性皮膚炎患者(約800万人)と、重症化した患者(約80万人)の数などから、ステロイド剤の使用により9割程度の患者は、短期で寛解状態もしくは治癒状態まで持っていけると推定されているようです。
では、何が問題なのか?
それは、ステロイド剤の「長期連用」によるダメージを、過小評価している部分です。つまり、短期の薬物治療で治らず、長期連用に至る可能性がある1割の患者を、ある意味「例外」としているところです。
短期使用で済む患者であれば、ステロイド剤の治療もプロトピック軟膏の治療も、問題を抱えることはなく、QOL(生活の質)を落とさずに過ごせることを加味しても、「正しい治療」とも言えるでしょう。
しかし、いったん長期連用に至れば、ステロイド剤やプロトピック軟膏など、免疫を抑制する薬剤の連用が、皮膚の細菌叢を乱す、体内のIgEを増強する、などアトピー性皮膚炎の悪化因子となりうる側面を持つことで、「慢性化」への道へと「誘導」することもあり得ます。

さらに、言えば、ステロイド剤やプロトピック軟膏など免疫を抑制する薬剤は、そもそも直接アトピー性皮膚炎を「治癒」させるための働きはありません。
痒みとはアトピー性皮膚炎という「病気」によって生じた「症状」であり、それらの薬剤が「治せる」のは、「病気」ではなく「症状」なのです。
風邪を引いた際に高熱が出て、解熱剤を飲むと、高熱は下げることができますが、風邪のウィルスや細菌そのものを解熱剤が「直接退治する」働きはないのと同じで、ステロイド剤などは、アトピー性皮膚炎により生じた痒いという「症状」は治せても、アトピー性皮膚炎という「病気」そのものを「直接治す」働きはないのです。
もちろん、解熱剤を飲むことで高熱がもたらす消耗などを防ぐことで、間接的に風邪に対応することがあるように、痒みを抑えることで眠れるようになったり、掻き壊しを防ぐことで皮膚のバリア機能の低下を防ぐなど、間接的にアトピー性皮膚炎という「病気」にアプローチすることは可能でしょう。
しかし、「治療」としてみるならば、ステロイド剤やプロトピック軟膏などの薬剤が持つ働きは、アトピー性皮膚炎を治すことではなく(風邪を治すことではなく)、痒みを抑えること(熱を抑えること)なのです。

そして、その結果が、まさしく今回の記事の示された数値に反映されていると考えられます。
続きは明日にしましょう。

                       

おまけ★★★★南のつぶやき

このブログでも、ときどき説明していますが、「病気」と「症状」は、指している意味合いは同じように見えても、実際には全く異なります。
しかし、治療を受ける患者側だけでなく、ときには治療を施す医師側も、この二つを混同して捉えているケースを見受けます。
もちろん症状を治すことは病気を治すことにつながることがあるわけですが、そこには「必ず」という言葉が無いことを忘れないようにしましょう。

2017年4月14日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
アトピー性皮膚炎で長年辛い思いをされている方が悩まれる問題の一つが「ステロイド剤の治療がどこまで必要なのか?」ということではないでしょうか?
状態が悪い時に、ステロイド剤を使用すれば、即効性はあるものの、継続使用を続けることでやがて効かなくなって、使用する前の肌状態よりも結果的に悪くなってしまった、という経験をされている方も多いのではないかと思います。

しかし、今の皮膚科における治療の方針は、皮膚科学会が定めるガイドラインに沿ったものになっているため、ステロイド剤による治療は「標準治療」として認められています。
そして、長年ステロイド剤治療を受け続けて、皮膚状態が悪化した患者に対して、ステロイド剤を処方した医師が説明するのが「その肌状態は、ステロイド剤治療により悪化したのではなく、元々のアトピー性皮膚炎が悪化しただけ。ステロイド剤は、専門医が処方すれば、副作用の心配はない」というものでしょう。

では、本当にステロイド剤の長期連用に対して、「専門医が処方すれば副作用の心配はない」という言葉に「エビデンス」が存在しているのでしょうか?
残念ながら、ステロイド剤は安全という前提で使われている現状の中、長期連用による「ダメージ」を検証するためのエビデンスを、処方する医師側が積極的に検証することはなく、「安全」を確約できるエビデンスはないのが現状です。
逆に、リスクに対するエビデンスは数多く論文発表されていますが、海外の論文を含めて、それら「マイナスのデータ」を、現在のステロイド治療を標準治療として行い続ける皮膚科学会は黙殺し続け、「自分たちの言葉が正しい(エビデンスはないが)」としている現状は残念でなりません。
そんな中、先日、面白い新聞記事がありましたので、紹介しましょう。
          
         
●アトピーにステロイド必須?
(2017年4月8日 毎日新聞記事)
            
アトピー性皮膚炎の治療はステロイド外用剤を塗るのが標準的な治療法。大阪府の医師ら8人がステロイドを使用しなくても同程度の効果があるとの臨床研究結果を論文にまとめた。ステロイドを使いたくない親がいるだけに、改めて使用の是非に一石を投じる形だ。
医師らが新臨床研究論文
臨床研究をまとめたのは、佐藤小児科(堺市)の佐藤美津子医師や元国立名古屋病院の深谷元継医師ら8人。2015年、7医療施設でアトピー性皮膚炎の患者300人を対象に6ヵ月、ステロイド剤を使用せずに経過を観察し、使用前と後で症状がどう変化したかを調べた。
患者は乳幼児(0~1歳)118人、小児(2~12歳)80人、思春期以降(13歳以上)102人の3群。その結果、「症状がよくなった」か「完全に治癒した」改善率は乳幼児で75%、小児で52%、成人で80%だった。特に乳幼児では118人のうち28人がアトピー性皮膚炎の症状が消え、完全に治った。
一方、ステロイド外用剤を使った場合の効果を調べた古江増隆・九州大教授らが03年に発表した研究報告では、改善率は乳幼児で36%、小児で40%、成人で37%だった。
        
▼多い「自然に改善」
この比較結果を英語の論文で発表した佐藤医師は「ステロイド外用剤を使っても、使わなくても大きな差はないといえる。他に比べる論文がないので、確実なことが言える段階ではないが、少なくとも乳幼児ではステロイド外用剤を使わなくても自然によくなるケースが多い」と話す。
佐藤医師は3月半ば、大阪市で開かれた近畿小児科学会で発表した。会場の医師からは「ステロイド剤を使用せずに自然に治ったなら、アトピー性皮膚炎ではなかったのでは」「ステロイド剤を使っても、使わなくても、結果に大差がないならば、ステロイド剤を使ったほうがよく眠れたり、途中で皮膚をかきむしったりすることが少ないので、むしろ使ったほうがよい」などの意見が聞かれた。
こうした議論は、いまも皮膚科医師の間で続く。佐藤医師は「ステロイド外用剤の使用自体を否定するわけではない。ただ、ステロイドを使いたくないという親が少なからずいるので、そういう親が受診してきたら、その気持ちをくんだ治療法も考えてほしい」と学会で訴えた。
       
▼たんぱく質摂取を
基本的にステロイド外用剤を使わない方針の佐藤医師も単に放置するわけではない。皮膚の再生を促すために豆腐や魚、肉類でたんぱく質をしっかりと取るように指導している。母乳だけではたんぱく質が不足しがちなため、ミルクを足したり、離乳食にも豆腐や鶏のささみを利用したりする。かゆいときは我慢させず、かき過ぎない程度にかかせる。
アトピー性皮膚炎の1歳10ヵ月の息子を連れて佐藤小児科を受診していた母親(37)は「ステロイドも保湿剤も使わず、約1年で知らないうちによくなった。夜にかゆくて泣きましたが、気にせずに放置したら、泣かなくなった」と話す。親子が別々に寝て、夜に子どもが泣いても気にせずにいることも勧めている。佐藤医師は「乳幼児の場合は、湿疹を重大なものと思わず、焦らず、こんなものかと気長に待つ気持ちが大切」と話す。
       
▼患者に合わせ治療
一方で炎症が悪化しているときに医師がそのまま放置するのは難しい事情もある。近畿小児科学会で座長を務めた住本真一・大阪赤十字病院副院長(小児科部長)は、古江氏の研究とは対象が異なるとして、比較が適切かどうかという問題を指摘しつつ、佐藤医師らの研究にも一定の意義を認める。「ステロイド外用剤の適切な使用が有効な治療法というのが専門家のコンセンサス。しかし、ガイドラインの示す治療がすべてでもなく、医療の現場で患者さんの気持ちに合わせて治療するのも医師の技量です」
         
              
今回の記事のポイントは、「ステロイド剤を使用せずに経過を観察した」結果を論文にまとめたところでしょう。
記事の解説については、明日にしたいと思います。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

今回の記事は、近畿小児学会で発表された論文のようじゃが、ステロイド剤治療を施す医師側にとっては、ある意味、「耳の痛い」論文じゃろう。自分たちが行ってきた治療法が誤っている、と言われているのじゃからな。
かといって、原因も千差万別なアトピー性皮膚炎において、この「何もせずに経過観察する」治療法が必ず正解ということでもない。なぜなら、経過観察しているだけでは、良くならなかった患者もおるのじゃから。
どうしても、患者側は結論を導き出す時、右(治るのか)か左(治らないのか)で、選択肢を求める傾向があるが、そこには「自分の場合」という主語が必要になってくることは忘れないようにして欲しいと思うの。

2017年4月13日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
アトピー性皮膚炎の炎症にとって、副腎皮質ホルモンは密接な関係があります。
今日は、この副腎皮質ホルモンに関する記事をWebで見つけたので紹介しましょう。
         
          
●「ストレス太り」の原因が判明! 脳内ホルモンの過剰分泌で「食欲」が止まらない!
http://healthpress.jp/2017/03/post-2874.html
         
日に日に春の気配が近づき、コートを脱ぐ季節がやってきたときには、にわかに自分のボディラインが気になり出すもの。そこで「冬に丸くなったカラダを何とかしなければ」とダイエットを試みるが、なかなか痩せられない――。
そんな人は、もしかすると仕事や私生活でストレスが溜まってはいないだろうか? 以前から「ストレス太り」「イライラ食い」などとはよく言われているが、ネガティブな気持ちを抱えた生活を送っていると、本当に肥満のリスクがアップすることが、最新の研究で明らかになった。
            
▼ストレスホルモンと肥満の関係が明らかに
この報告は英ロンドン大学のAndrew Steptoe氏らの研究グループによるもので、その論文は専門誌『Obesity』(2月23日付)に掲載された。
研究グループがターゲットにしたのは、ストレスホルモンの一種である「コルチゾール」。コルチゾールは副腎皮質で作られる基本的なホルモンで、危険を感じたときに「闘争」もしくは「逃走」の反応を引き起こすものだ。
つまりコルチゾールは、ヒトがストレスから自分を守るための重要なホルモンだが、持続的にストレスを感じると分泌が過剰になっていく。そして慢性的に高レベルになると、抑うつや体重増加などにつながるとされている。
今回、Steptoe氏らは、54歳以上の英国成人2500人超を対象に、最も頭皮に近い部分の毛髪を2cm採取し、コルチゾール値を調べた。この数値は、過去2カ月間に蓄積されたコルチゾールの量を反映しているという。
そして、データを解析した結果、コルチゾール値は脂肪の増加や肥満と相関関係があることが明らかになった。コルチゾール値が高い対象者は体重が重く、胴囲も大きい傾向があり(男性102cm以上・女性88cm以上)、BMI(ボディマス指数)も高く、体脂肪量も多くなった。
またコルチゾール値の高さは、過去4年以上の継続的な肥満度の高さとも関連していたという。
このコルチゾール値と肥満との関連性は男女ともに見られ、年齢による差もなかった。ただし、今回の対象者は比較的高齢であったため、もっと若い人では同じ結果にならない可能性もあると、研究者は付け加えている。
          
▼我慢のしすぎはかえって太る?
コルチゾールが過剰に分泌されると、なぜ肥満を招きやすいのか?
コルチゾールには、脳内ホルモンのセロトニンを低下させる作用がある。そして、セロトニンには食欲を抑える作用がある。そのため、コルチゾールが過剰に分泌されると、逆に食欲に歯止めがかかりにくくなりという仕組みだ。
また、インスリンの働きも低下させるため、血糖値を下げるために通常より多くのインスリンが分泌されるようになる。インスリンは脂肪の蓄積に働くため、過剰分泌によって食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなるのだ。
今回の研究では、コルチゾールの多量分泌と体重増加・肥満リスクには明確な関連性があることが示されたものの、どちらが先に生じたかの因果関係まではわかっていない。
しかし、確実にダイエットを成功させたいなら、精神面の健康に配慮し、自分なりの健康的なストレス発散方法を見つけるなりして、なるべくストレスを溜めない生活を心がけるべきだろう。
ビタミンCが豊富な果物や、DHAを多く含む青魚、ダークチョコレートなど、 ストレスを抑えてリラックスできるといわれる食品を取り入れてみるのもいいかもしれない。無理なダイエットでストレスを溜めては、本末転倒というものである。
        
        
アトピー性皮膚炎の方は、太ることで症状が悪化するケースを良く目にします。
これは、過剰な糖質が皮膚の代謝を阻害したり、脂質の増加が酸化コレステロールに関係することで起炎物質を生むことが原因など、いろいろな説がありますが、今回の記事のように、ストレスによるコルチゾールの消費を促していることが、アトピー性皮膚炎の炎症を抑えられなくなるのと同時に、食欲を増加させることで太ることも原因の一つとして考えられるのかもしれません。
つまり、太ったからアトピー性皮膚炎が悪化したのではなく、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因としてストレスによるコルチゾールの消費があったことで、副次的な要因として食欲が増加、太ってしまった、原因が「アトピー性皮膚炎の悪化」で結果が「太った」という逆のパターンです。
ストレスが、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることは以前から知られていましたが、こうした関係性がみられることも知っておいて良いのかもしれませんね。

                    
おまけ★★★★東のつぶやき

体の中は、「バランス」で成り立っていることが良く分かります。
一つの原因(今回でいえばストレス)が、体内の内分泌に影響を与え、それが玉突き状態で、いろいろなところに刺激を与え(脳内ホルモンのセロトニンの低下)、その結果、食欲が増して太る、というのは、本人もなかなか気がつきにくい部分でしょう。
最近、食欲が増してきて、ストレスも多いという人は注意するようにしましょう。

2017年4月12日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
4月に入っても、冬のような寒さの日があったり、すっきり「春の陽気」がなかなか続かないけど、これも地球温暖化の影響が関係しているそう。
今日はネットで見つけたこの地球温暖化と健康に関する記事を紹介するね。

                       
●世界的な糖尿病の増加に「気温の上昇」~地球の温暖化が脂肪を燃えにくくする!?
http://healthpress.jp/2017/04/post-2918.html

「地球温暖化」とか「不都合な真実」などは誰もが一度は口にしたことがある言い回しだろう。
では、現在の国連の国際交渉は、平均気温の上昇を「〇度未満」に抑えることを目指しているか? 〇内を答えられる人は100人中いったい何人おられるだろうか。正解は「2度未満」である。
これは産業革命前と比べた気温の上昇幅であり、それ以内に抑えられれば人類は辛うじて、地球温暖化がもたらす諸々の影響下でなんとか共存できるレベルだという。では、仮に1度上昇すると人類はどんな影響を受けるのだろうか。じつに興味ぶかい報告が公表されたので紹介しておこう。
この星の気温が1度上昇するごとに、米国内だけでも新たに「糖尿病」と診断される患者の数が年間当たり10万人強は増加する。つまり「地球温暖化」と「糖尿病」は浅からぬ関係にあり、前者が人々の健康被害に及ぼす影響力は侮れない――そんな驚くべき最新の知見が、『BMJ Open Diabetes Research & Care』(オンライン版・3月20日)に掲載された。
今回、「褐色脂肪細胞」に注目して研究を主導したのは、オランダのライデン大学医療センターのLisanne Blauw氏だ。件の細胞はその名のとおり褐色(茶色)で、熱を作り出しては体温を維持したり、食事から摂取した余分なエネルギーを燃やしていく働きをもつもの。
Blauw氏らは、この褐色脂肪細胞が寒波などの到来時に活性化されると見立てて研究を進めた。
その対極にあり、体内の余分なカロリーを中性脂肪として体内に蓄積する働きをもつのが「白色脂肪細胞」だ。双方の名称をダイエット用語として耳にしたという方もおられるだろう。蓄積とは正反対である褐色脂肪細胞の働きが活発な人は(エネルギー消費が多いぶん)太りにくいといわれている。
つまり、褐色脂肪細胞を活性化させるとインスリン感受性が改善すると考えられているわけで、Blauw氏もこう述べている。
「褐色脂肪細胞の場合、エネルギーを燃焼し熱を産生することによって、寒い環境下でも体温の低下を防ぐという重要な働きを示す。反面、温暖な気候下にあっては褐色脂肪細胞が活性化されにくくなり、これがインスリン抵抗性や糖尿病の発症につながる可能性が指摘されている」
そこで、同氏らの研究班は、室外の気温と糖尿病が大いに関連するのではないかと考えたのだ。
実際、最近の別研究においても、2型糖尿病患者にやや寒い環境下で10日間を過ごしてもらったところ、インスリン抵抗力が改善したという実験結果が報告されている。
この結果を重要視しているBlauw氏らは「褐色脂肪細胞の活性化が影響した可能性が高いだろう」と見立てている。さらに違う研究報告においても、褐色脂肪細胞は1年のうち冬期に最も活性化される傾向が示されているそうだ。
         
▼気温が1度上昇する度に……
        
今回の研究に際しては、1996~2009年という期間中の米国50州および3領域(グアム、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島)におけるデータと、米国疾病管理予防センター(CDC)の全国糖尿病調査システムのデータに基づく「成人の糖尿病発症率」に加え、各州の年間平均気温との関連が調べられた。
なお、参加者各自が1型糖尿病か2型糖尿病かの診断は自己申告制に基づいている。
さらに実証性を高めるため、研究班は世界保健機関(WHO)のデータベースから得た計190カ国の「空腹時血糖値の上昇と肥満率」に関するデータと、世界の年間平均気温との関連も詳細に調べた。
それらを総合解析した結果、地球の気温が1度上昇する度、米国例の年齢で補正した糖尿病発生率は1000人あたり0.314人増加した。また、世界中の耐糖能異常の有病率も0.170%増加することが判明した。加えて、温暖な気候の地域においてインスリン抵抗力性が多いとの傾向も読み取れたそうだ。
「今回の私たちの研究で、外気温の上昇が糖尿病患者の増加と関連する可能性が示唆された。かように地球温暖化はわれわれ人類の健康に深刻な影響を及ぼしているかもしれず、こうした可能性にもっと目を向けるべきだろう」
        
▼褐色脂肪細胞の影響力に異論も
         
しかし一方で、こんな異論もある。米国・ニューヨーク市はモンテフィオーレ医療センター臨床糖尿病センター長であるJoel Zonszein氏の見解だ。
「今回の報告が興味ぶかい研究であることは違いないけれども、糖尿病の成因はそもそも複雑であり、この褐色脂肪細胞という一つの要因と影響力がこれほど大きいものとは考えにくいのではないか」
加えてZonszein氏は、参加者の糖尿病発症数が「自己申告制」という点を問題視し、それが正確なものでない可能性や、褐色脂肪細胞の現段階でいまだ明らかにされていないという根本的な立脚点の曖昧さを指摘している。
なんでも地球上では過去およそ100万年の間に複数回の氷河期が存在し、最後の氷河期から産業革命前までの期間に約3~8度の平均気温上の変化があったとされている。それもおよそ10万年サイクルでの自然現象だというから「1度上昇」も今日・明日の喫緊問題ではないかもしれないが、むしろ糖尿病予備軍にとっては幾分「身の凍るような」話題かもしれない。
        
         
記事の最後にあるように、今回の研究自体が「自己申告制」のデータを元にしているようなので、エビデンスとして十分といえないのは確かだろうね。
でも、気になるのは褐色脂肪細胞が、もしインシュリンに影響を与えているとするなら、同じ内分泌機能である、他のホルモン系にも間接的な影響が出る可能性があるのでは、ということ。
アトピー性皮膚炎は、ここ何十年かで大幅に患者数を増加させてきたけど、その主な原因は、文明の発達による生活習慣の変化(夜型の生活の定着など)、生体に影響を与えると考えられる化学物質の増加(排気ガスなど)などが考えられてきたけど、もしかするとそこに「温暖化」も関係していることもあるのかもね。

                       
おまけ★★★★東のつぶやき

地球温暖化のように、環境そのものが問題となる場合、個人レベルでの対応が難しい問題なので、その影響は少しずつ進むケースが多いと言われています。
今回は、データの信頼性に指摘を受けていたようですが、こうした視点からも健康に対する問題は考えていくことが大切のなのかもしれません。

2017年4月11日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
アトピー性皮膚炎に限らず、「健康」を考えていく上で、「食」とは大切で重要なファクターです。
しかし、今の私たちの生活環境は、各種の汚染の問題で、この「食」の安全性が脅かされていることがあるようです。
         
       
●海水から作る食卓塩には健康への影響が懸念される微小なマイクロプラスチック粒子が含まれている
http://gigazine.net/news/20170410-microplastic-in-salt/
        
人体に悪影響を及ぼす可能性が指摘される「マイクロプラスチック」が、多くの国の食卓塩に含まれていることが科学的な調査で分かりました。食塩などの生成過程でマイクロプラスチックを除去するプロセスの導入が推奨されています。
マイクロプラスチックは海洋などの環境に存在する微少なプラスチック粒子です。プラスチックの量産に成功した1950年代以降、プラスチック製品の製造量は増え続け、2015年時点で3億2200万トンものプラスチックが作られていますが、適切に処理されることなく投棄されたプラスチックが原因で、マイクロプラスチックが海洋や土壌に流出していると考えられています。
近年、マイクロプラスチックが魚介類の体内に蓄積することが指摘され、これを食べることで健康に悪影響がもたらされる危険性が指摘されていますが、これまで注目されていたのはあくまで魚などに含まれるマイクロプラスチックでした。しかし、海水から作る塩にもマイクロプラスチックが含まれていることから、マレーシアプトラ大学医学部のア・カラミ教授らの研究グループは、各国で生産されている食卓塩に含まれるマイクロプラスチックを調査しました。
研究グループは、オーストラリア、フランス、イラン、日本、マレーシア、ニュージーランド、ポルトガル、南アフリカの8カ国計17ブランドの食塩をマレーシア国内で調達し、密度分離や視覚的手法でマイクロプラスチックを分離した後で、ミクロラマン分光法で組成を同定しています。その結果、1つのブランドを除いて、残りのすべての食卓塩にマイクロプラスチックが含まれていることが分かったとのこと。その量は食塩1kgあたりに1個から10個だったとしています。
マイクロプラスチック粒子の平均サイズは160マイクロメートル、最大のものは980マイクロメートル。
抽出された72個の粒子のうち41.6%がプラスチックポリマーで、23.6%が顔料、5.50%がアモルファスな炭化物、残りの29.1%は特定できなかったとのこと。
そして、マイクロプラスチックの形状は、63.8%が断片、25.6%が細い糸状、10.6%がフィルム状です。
プラスチックポリマーの内訳は、ポリエチレンが33.3%、ポリエチレンテレフタレート(PET)が6.66%、ポリイソプレン・ポリスチレンが6.66%、ポリアクリロニトリルが10.0%、6-ナイロンが3.33%となっています。
これが各国ブランドの塩に含まれていたミクロプラスチックの数と成分を示すグラフ。日本ブランドの塩からは顔料に使われるフタロシアンが検出されたようです。
研究グループによると、この研究から推測できる食卓塩を原因とする人体へのマイクロプラスチックの侵入は、1人当たり年間37粒子であり、健康への影響は無視できる程度だとのこと。しかし、マイクロプラスチックの健康へのリスクについて科学的に明らかではない現時点では、149マイクロメートルよりも小さな粒子については濾過などを利用して適切に分離・除去する技術を開発し導入することが望ましいと述べています。
         
          
記事には、いくつかのグラフが参照されていますので、興味のある方は、リンク先で確認ください。
マイクロプラスティックの問題は、日本でもここ数年、取り上げられることがありますので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
これまでは、海洋生物を食する際に、摂取するリスクが主に考えられていましたが、今回は、海水から作られる塩に、このマイクロプラスティックが含まれることが確認されたようです。
日本も例外ではないようですので、仮に人体に即座に影響が出ないレベルとはいえ、蓄積していった場合の影響など、不明な点も多いわけですから、今後、摂取の量が年ごとに増加する恐れがあることも考えると、覚えておいた方が良い問題かもしれませんね。

                      
おまけ★★★★南のつぶやき

最近、「健康寿命」と言う言葉を良く聞きます。
寝たきりで介護を受けるまでの、健康に過ごせる「寿命」のことを指すようですが、今回の記事にあったような、人体に影響をもたらすかどうかが分からない問題は、生命に影響を与えなくても健康寿命には影響を与えることがあるのかもしれません。
便利な世の中で失っていくことも多くありますが、「健康」だけは失わないように気をつけていきたいですね。

2017年4月10日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
今日は、昨日の続きで後半部分の記事を紹介しましょう。
        
          
●春のアトピーケアは適切に
(2017年4月号あとぴナビより)
        
●悪化要因3 飛散物質
        
スギ花粉は少しずつ減りますが、これから初夏にかけて、黄砂やPM 2・5の飛散量は地域によって増加してきます。これら飛散物質がお肌に与える影響は、いろいろな研究でも明らかになっていますので、バリア機能が低下気味の方は、特に注意が必要です。
また、飛散物質そのものは、目に見えないこともあり、なかなか注意が向かず、悪化要因として気づきにくいこともありますので気をつけるようにしましょう。
         
▼春のスキンケアの注意点
         
春のスキンケアは、まだ空気が乾燥していることから、基本的には保水を多めに、保湿をプラスする形で良いでしょう。
ただ、今年は猛暑の予報が出ているようですが、5月に近くなると、急激に気温が上昇することもあり得ます。
気温によって、必要なスキンケアは異なりますので、注意するようにしましょう。
         
▼春の入浴の注意点
        
春も、冬と同じようにしっかり入浴は行いましょう。
入浴を適切に行うことで、皮膚のバリア機能のアップや、冷えの解消に伴う内分泌機能、自律神経機能への正常化が図れます。
お肌の良い状態を定着させていくためにも、入浴は役立ちます。
生活の一部として行えるケア方法ですので、しっかり実践していきましょう。
          
       
4月に入り、杉花粉が終わりますが、今度はヒノキの花粉の飛散が始まります。
杉花粉と比べてヒノキの花粉で影響を受ける方は多くないようですが、両方の影響をうける方もいますので、今しばらく注意が必要でしょう。
その後は黄砂、PM2.5と、梅雨の時期まで飛散物質の影響が続きますが、これらは地域差が大きいようです。
いずれにせよ、アトピー性皮膚炎の悪化要因に違いはないので、万人が影響を受ける、というわけではありませんが、注意するようにしたいですね。

                   
おまけ★★★★南のつぶやき

春の悪化要因は数が多いのですが、個人差も大きいので、自分の状況に合わせて、お気軽にアトピー相談室までご相談くださいね。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)

2017年4月9日

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、今月号のあとぴナビの記事から「春のアトピーケアは適切に」を紹介しましょう。
        
        
●春のアトピーケアは適切に
(2017年4月号あとぴナビより)
        
気温が上昇、紫外線も増え、また花粉や黄砂、PM2.5 など飛散物質も多くなり、アトピー性皮膚炎の方にとって、悪化要因が急激に増加してきます。
適切なケア対策を行うように心がけましょう。
       
春は、一年の中でもっともお肌の状態悪化を訴える方が増える時期です。
その理由としては、心身両面にわたって、悪影響を与える要因が増加することが関係しているようです。
難しいのは、そうした悪化要因が、お肌の状態、生活環境、体調など、個人個人により影響を受ける「度合い」が異なることです。自分にどのように悪化要因が関わっているのかを上手に見極めて、対策していくことが大切でしょう。
       
●悪化要因1 紫外線
       
寒さが和らいで、露出部位が増えてくると同時に、日差しも冬から春へと少しずつ強くなっていくことで、紫外線の影響を受けやすくなってきます。
紫外線は、皮膚表面の免疫機能に関わるランゲルハンス細胞に影響を与えることで、皮膚のバリア機能を低下させます。
もちろん紫外線そのものには、体にとって有益な働きもあるのですが(ビタミンDの生成など)、お肌の状態が下降気味のアトピー性皮膚炎の方にとっては、悪化要因の影響の方がはるかに大きいと言えます。
適切なUVケアをしっかり行うようにしましょう。
       
●悪化要因2 汗
      
気温の上昇と共に、アトピー性皮膚炎の方が気をつけたいのが「汗」です。
汗には、皮膚表面を守るための「皮脂膜(汗と皮脂が乳化することでできる膜)」や抗菌物質などが含まれ、お肌のバリア機能に大きな役割を持っていますが、同時に、汗によって増加する真菌類が皮膚の炎症をもたらすことが研究で分かっており、良い面と悪い面の両方を持っていることになります。
汗をかくこと自体は、問題なく、皮膚のバリア機能を考えても、大いに汗をかく「行為」は実践して欲しいと思いますが(運動や入浴など)、かいた汗を放置すると、マイナス面が少しずつ大きくなりますので、かいた汗をすばやく拭きとるなど対策を行うようにしましょう。
春から初夏にかけて、汗の放置が続くと、梅雨の時期から感染症の問題を抱える可能性もありますので気をつけましょう。
           
         
今日は、まず前半部分の記事を紹介いたしました。
特に気温の上昇に伴って汗の対策は、かなりしっかり行うように意識しましょう。
春先に汗の対策を怠って感染症に罹患した場合、その後の梅雨から初夏の時期に、大きくお肌の状態をおとして、回復に時間を要することがあります。
「汗のかき始めの時期」はとても大切な時期であることを忘れないようにしましょう。
明日は、後半部分の記事を紹介します。

                     
おまけ★★★★大田のつぶやき

お肌の露出が増え始める時期、紫外線への意識もしっかり向けるように心がけて欲しいと思います。
皮膚の表面で免疫機能をつかさどる一つであるランゲルハンス細胞に紫外線が影響を与えることで、お肌のダメージを生むことがあります。
いったん、ランゲルハンス細胞に影響を受けた場合、その後の回復に時間がかかることが多く、紫外線による悪影響は長引くケースが多いように思いますので気をつけましょう。

2017年4月8日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
昔、「給食を食べ終えるまでお昼休みは無し!」という光景に経験がある年配の方は多いのではないでしょうか?
今、そうした「道徳的な考え方」から生じる食物アレルギーの問題が取り上げられているようです。
        
        
●「道徳」が食物アレルギーを引き起こす?仰天ツイートに納得の声
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20170328/Sirabee_20161082420.html
          
「道徳」は、人間が社会生活を営む上で重要なこと。だが、「こうすべきだ」一辺倒だと、時にそれが新たな問題を生むケースも。
今、多くのRTを集め、注目されているツイートがある。
        
■「好き嫌いはダメ!」正論が人を苦しめる?
          
あるTwitterユーザーが投稿したツイート。 「食べ物を好き嫌いするのはやめよう」「食べ物は残さず食べよう」という道徳は、アレルギーに対する配慮が欠けると、ときに人を死に追いやってしまうという内容のものだ。
以下、添付画像の内容を簡単にまとめると……
          
・娘はエビアレルギーで食べられないにも関わらず、「好き嫌いはダメ。ちゃんと食べなさい」と先生に無理やり食べさせたせいでぐったりしてしまった
          
・「アレルギーは医者の方便」と言う元夫の親に蟹鍋やエビフライを食べさせられ、呼吸困難になり救急車を呼んだ
         
・3歳の息子がトマトアレルギーにも関わらず、「教育が悪い、偏食だ」と言って姑が無理やり食べさせた
         
などの事例が載せられてある。一見、「道徳と無関係では?」と思う人もいるかもしれないが、たとえば小中学校の道徳の授業の一貫として「食育」は行われていると上記のネットユーザーは指摘。
そして、「食べることは命をいただくこと、残すことはそれを無駄にすること」という論調の中に「アレルギー」という言葉は存在しない場合もあるとも述べ、正論がときに人を命の危機に追いやってしまう危険性を指摘した。
            
■5年前の文部科学省関連のHPでも
       
実際にネットで「食育 授業」と検索してみると、たとえば2012年に文部科学省が当時放送していたドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!』(フジテレビ系)とコラボしたページがヒットする。
これは国民に広く食育に対する理解・普及を図るために行われていたプロジェクトで、本ドラマでは食事の大切さや温かい食事のありがたさ学ぶことができるよう。
「給食の取組」「授業での食育」などのページも存在するが、「アレルギー」という文言はサイトのどのページで検索してもヒットしなかった。そして、『PRICELESS』に主演した俳優・木村拓哉はインタビューに対し、以下のように答えている。
「昔は、先生が上で絶対的な存在だったと思います。例えば掃除の時間になっても、『食べ終わるまで食べなさい』と怒られたり、牛乳が飲めない子も先生から言われて泣きながら飲んでいたりしました。それが普通でした。でも今の学校では状況が変わっているそうですね。給食を残していいなんて考えられなかったです」
このようなHPのすべてに「ただし、アレルギーの子は…」と但し書きの記載を求めるのは野暮かもしれないが……あまりに前のめりな姿勢のサイトを見ると、大事なページには書いても問題なさそうにも思えてくる。
         
■「例外」にも配慮を!
          
たしかに、「食育」は健康な心身を育むためには非常に重要だ。
しかし、物事には必ず例外があり、それを理解していない教師がいれば問題が起こる可能性もある。
アレルギー対応が昔に比べて格段に進んでいる最近の学校現場はさておき、上記のネットユーザーの論に賛同を示す人が少なからずいたことからすると、昔は体質に合わないものを無理やり食べさせられた人も多かったのだろう。
なお、しらべぇ編集部の調査では、「自分や家族に食物アレルギーがある」としている人は全体の14%存在している。
正論は正しいがゆえに反論しにくいもの。世の中には自分の考えを信じて疑わない人が一定数いるが、そんな人が「正論好き」だった場合に、想定外の事件は起きる。
「食物」は非常に重要だが、そこに一言「でも、アレルギーの人は無理しちゃダメだからね」と言える柔軟さを誰もが持っておくべきだ。
         
         
記事を読むと、納得される方は多いのではないでしょうか?
ただ、残念なことに、いまだにこうした「食物アレルギー」に対する「無知」から生じた事例が発生することがあります。
良く似た事例で言えば、うつ病なども未だに「怠け病」と捉える人がいるように、疾病に対する正しい理解が得られないゆえに生じる偏見は、患者自身を苦しめることが多いと言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎の方が抱える「痒み」も似た状況を生むことがあります。
「たかが痒みぐらい」・・・・昔よりも減ってきましたが、こうした「言葉」に苦しめられた、というご相談を、今でも時折耳にします。
本来、痛みは有る程度「我慢」することができますし、また痛みに対する耐性もヒトは持っています。しかし、痒みは「我慢」しづらい「感覚」です。皮膚の上から掻いて、それだけでは満足できず、骨まで届くぐらい掻き毟る、こんな痒みは、アトピー性皮膚炎の患者自身にしか分からない痒みとも言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎の人が、辛い状況を乗り越えていく上で、必要な「環境」を作り上げられる「社会」が早く訪れて欲しいと願うばかりです。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

記事に書かれているような事例は、似た事例の報告はいまでもときどき受けることがあるの。
「環境の変化」と「自分の常識」のズレに気がつかないことが原因とも言えるのじゃが、アナフィラキシーショックは、生命に関わることもあるわけじゃから、周知を行うことも大切かもしれんの。

2017年4月7日

ジョシュアです。


 

 

 

 

           
最近、気温の上下が大きいけど、肌寒さはずいぶん減ってきました。
そろそろ、春から初夏への意識も必要な時期が近づいています。
今月後半からはゴールデンウィークでお出かけの機会が増える方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、APシリーズをお試しいただける「ミニサイズセット」を、いつもの10倍、どんと30名様に一挙、プレゼントいたします。

          
       
          
                                
            
  
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APシリーズのミニサイズ、パウチをセットで抽選で30名様に

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APクリーム(ミニサイズ)
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◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
4月16日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
4月18日に抽選します。
当選者の発表は、4月20日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!

                 
 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

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