2017年3月13日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                               
今日は、Webで見つけた面白い記事を紹介するね。
       
       
●ウインナー1本で25秒!コーヒー1杯で20秒!? ひじきの煮物で58分! これで寿命が縮む?
http://healthpress.jp/2017/02/post-2466.html
       
ネットサーフィンするまでもなく、玉石混淆の怪しいサイトやら、虚々実々のトンデモ情報やらが、これ見よがしに氾濫している。またぞろ性懲りもなく、「損失余命」などという怪しげなキーワードが跋扈し始めた。
食事や行動で寿命が短くなるというのだ。そこで、「損失余命」がトンデモ情報か? 荒唐無稽の似非科学か? 虚々実々のガセネタか? を調べてみた。その前に、まず寿命って何だろう?
      
日本人の平均寿命は、女性87.05歳、男性80.79歳。男女とも過去最高を更新している(厚生労働省「平成27年簡易生命表」)。その理由は、がんや心臓病などの治療成績が改善されたためと見られる。
ただし、2012年から世界1位だった女性の平均寿命は香港に先を越されて2位に転落、男性も3位から4位に甘んじている。
      
▼人間の平均寿命は最大で115歳、最長寿命は125歳!?
      
長命長寿と言えば、早稲田大学の創立者大隈重信が信念とした「人生125歳説」だ。大隈は「人間は本来、125歳までの寿命を有している。適当なる摂生をもってすれば、この天寿をまっとうできる」(『人寿百歳以上』)を確信して生きた。
ただし大隈は、1922(大正11)年1月10日、胆石症で曻天する。享年83。大正末期の日本人の平均寿命は46歳なので、かなりの長寿だった。
そんな大隈の「人生125歳説」を裏付けるかのような研究が報告されている――。2016年10月5日、アルバート・アインシュタイン医科大学の研究チームは、世界40ヶ国、過去最大100年間分の人間の死亡に関するデータを分析し、「人間の平均寿命は最大で115歳、最長寿命は125歳」とする研究結果をイギリスの科学雑誌『Nature』に発表した。
発表によると、最高齢記録は1990年代以降、伸びていないため、最高寿命は115歳が限界であるが、125歳まで生きる確率は1万分の1と結論づけている。
確かな年齢記録がある最長寿記録は、1997年に死去したフランス人女性ジャンヌ・カルマンの122歳164日。大還暦(120歳)を迎えた史上唯一のカルマンは、1875年2月21日生まれ。同年に生まれた著名人には、作曲家モーリス・ラヴェル、心理学者カール・グスタフ・ユング、作家トーマス・マンがいる。
ちなみに、1898(明治31)年3月生まれの日本人最高齢の大川ミサヲさんは、2015年(平成27)年4月、老衰のため117歳27日で永眠。現在は1900(明治33)年3月生まれの東京都在住の女性(氏名非公表)が存命する日本最高齢(116歳)だ。
Wikipediaによると、2016年の時点で、世界の116歳以上の超百寿者(スーパー・センテナリアン)は10名、100歳以上の日本の百寿者(センテナリアン)は6万5692人。大隈の悲願だった125歳は未だに前人未到だ。
         
▼食べれば食べるほど寿命が縮まる食品の損失余命は、本当か?
       
このようなセンテナリアンに共通する、遺伝的要因、環境的要因、心理的要因は、かなり研究が進んでいるが、今回のメイントピックは「損失余命(LLE ; loss of life expectancy)」。
食事や行動のリスクを寿命の減少率によって表した指標、つまり、縮まる寿命率を計算したリスクの平均値が損失余命だ。
損失余命の究明に、一役買っているのが環境学だ。環境学は、自然環境、社会環境、都市環境が人間や動植物に及ぼす影響を、物理学、化学、生物学、地球科学、社会科学、人文科学などの包括的なアプローチによって探求する分野。特に環境問題の未来を予測しつつ、総合的な対策を提案するのが特徴だ。損失余命も大きなモチーフの1つになっている。
損失余命は、2016年9月に刊行された『それで寿命は何秒縮む?』(半谷輝己/すばる舎)でも紹介されている。しかし、食べれば食べるほど寿命が縮まるのは、確かだろうか?根拠は何か?損失余命の実態を見てみよう――。
コーヒー1杯なら20秒、ロースハム1枚なら19秒、ウインナー1本なら25秒、白米お茶碗1杯なら39秒、ミネラルウォーター(軟水)1?なら59秒、ジャンボフランクフルト1本なら1分14秒、ひじきの煮物の小鉢なら58分……。
意外な数字が並んで、驚いたかもしれない。
         
▼コーヒー1杯で20秒、寿命が縮む、その根拠は?
        
コーヒー1杯なら20秒は、コーヒーに含まれるカフェインが膀胱がんの発症率を高めたり、胃を荒らすデータから算出している。だが、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、心筋梗塞、脳卒中、呼吸器障害などの死亡リスクが低下するとする研究もある(多目的コホート研究「JPHC Study」/国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ)。
ロースハム1枚なら19秒、ウインナー1本なら25秒、ジャンボフランクフルト1本なら1分14秒はどうか? 2015年10月、WHOは、ロースハムやウインナーの原材料になる加工肉や赤身肉が大腸がんの発症リスク高めると指摘した。
つまり、加工肉をたくさん食べる人と食べない人の大腸がんの発症率や、大腸がんの死亡率などを加味して算出している。たとえば、ウインナー1本で25秒は、70年間、毎日50gを習慣的に食べたと想定した数字だ。
白米お茶碗1杯で39秒は、毎日2合食べた想定で算出しているが、摂食期間などは不明。白米は、1kg当たり平均0.1~0.2mgの土壌中の無機ヒ素を吸収することから算出している。だが、農水省のデータによれば、国内で無機ヒ素による健康被害の報告はない。
ミネラルウォーター(軟水)1?で59秒はどうだろう? ミネラルウォーターに含まれる放射性物質ラジウムの含有量を加味して算出している。塩素消毒する水道水は、ヒ素やラジウムを低減させるという見解もある(参考:
www.geocities.jp/sherpa_pochi/wadai18.html)。
もっとも意外なのが、ひじきの煮物の小鉢の58分だろう。ひじきに含まれる無機ヒ素の濃度が高いのが理由だ。2001年10月、カナダ食品検査庁やニュージーランド食品安全局などが、ひじきには発がん性のある無機ヒ素の含有率が他の海藻類よりも高いと発表した。
ひじきの煮物の小鉢の58分は、ひじきを茶碗1杯75g食べることを想定して算出している。厚労省は、2004年7月、毎週33g以内(水戻ししたヒジキ。体重50kgの成人)なら、WHOの暫定的耐容週間摂取量を下回るので、通常の食べ方では健康に影響は少ないとしている。
また、ひじきは貧血を予防する鉄が豊富。食物繊維、カルシウム、マグネシウムも豊富なため、腸内環境の促進、便秘の解消、コレステロール値血圧・血糖値の抑制、がんや骨粗しょう症の予防、歯や骨の強化などの効果がある点を見なければならない。
損失余命の対象は、このような食品以外に低体重、運動不足、大気汚染、ストレス、幼児虐待など多岐の分野にわたる。たとえば、タバコ1本なら12分だ。1日当たり1箱(20本)を40年間、毎日吸ったと想定して算出している。
        
▼損失余命には信じられる? もちろんデメリットもある
       
さて、ここで注意すべき点がある。損失余命は、どの程度のリスクがあるのかが分かるメリットはある。しかし、デメリットもある。
たとえば、栄養状態も食品に含まれる栄養素の必要度も個人差が大きい点だ。損失余命の数字は、リスクだけの平均値にすぎず、食品のプラス面やプロフィットは考慮されていない。
しかも、数字の根拠になる研究データの信憑性が疑わしい場合があるのも否定できない。損失余命は、リスクとリターンを科学的に総合的に判断した数字では決してない。
リスクとは何だろう? リスクのない食品はないし、プロフィットのない食品もない。損失余命に拘りすぎれば、ストレスが過大になり、逆効果かもしれない。あくまでリスクの目安なので、決して盲信してはいけない。
損失余命は、トンデモ情報か? 荒唐無稽の似非科学か?虚々実々のガセネタか?どこまで信頼できるのか? それを決めるのは、あなただ。長命長寿のヒケツを知っているのも、あなただ。栄養バランスの良い食事、適度の運動、ストレスを和らげる休養や睡眠ということを。
         
        
記事を読むと、加工食品などを摂取した際に陥る可能性がある「疾患のリスク」を損失余命として計算しているようだね。
記事の最後の方にあるけど、「損失余命の対象は、このような食品以外に低体重、運動不足、大気汚染、ストレス、幼児虐待など多岐の分野にわたる。たとえば、タバコ1本なら12分だ。1日当たり1箱(20本)を40年間、毎日吸ったと想定して算出している。」とあるように、食事以外にもいろいろ多くの要因があるわけだけど、食事の場合、「内容」によって、体に対する影響が異なる場合、少しだけでもその内容を良い状態に変えるのは良いかもね。

                            

おまけ★★★★大田のつぶやき

ミネラルウォーターやひじきなど、一見、健康に良いような食品が関係しているのも面白いところです。
記事の中身を見れば、そうしたミネラルウォータやひじきが悪いのではなく、影響を及ぼす可能性が「要因」を含んだ原料から作られていることが問題、とういことでしょう。
文明が発達するとともに増加してきた化学物質の「弊害」は、こうしたところにも表れているのかもしれませんね。

2017年3月12日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、昨日の続きです。

昨日の記事を読むと、アトピー性皮膚炎や花粉症など、アレルギー症状を有する疾患患者の場合、豆乳の摂取により、「口腔(こうくう)アレルギー症候群」の症状が現れることがあるようです。
この「口腔アレルギー症候群」は、大豆に対する一般的な食物アレルギーとは違うようです。
大豆に含まれているグリエム4と呼ばれるアレルゲンが、カバノキ科花粉のアレルゲン(タンパク質)と似ているため、花粉症患者に、この症状が出やすいようです。
そして、アトピー性皮膚炎の方で花粉症を併発している方も同様のことが言えます。

やっかいなのは、昨日のおまけで大田さんが書いていたように、大豆を加熱したかどうかによって、この「口腔アレルギー症候群」の症状が現れるかどうかが違ってくる、というところでしょう。
アレルゲンとして認識されやすい大豆に含まれるグリエム4というタンパク質は、加熱されることで低分子に変わり、認識されやすくなるようです。
では、どれくらいの加熱であれば良いのか?
例えば、豆腐を生で食べると症状が出ても、湯豆腐でしっかり煮込めば大丈夫、でも煮込む時間が短いとやはり症状が現れる、という可能性もあります。

記事を読む限り、このアレルゲン反応は、即時型の反応を示しているようです。
花粉症の場合には、同様に即時型の反応を示すことが多いのですが(鼻腔に花粉が付着することで、すぐに症状が現れる、など)、アトピー性皮膚炎の場合は、即時型の反応と遅延型の反応の両者が関係しています。
花粉症の症状を有しないアトピー性皮膚炎の人は、今回の「口腔アレルギー症候群」の症状は見られないのかもしれませんが、タンパク質の分子の大きさにより、アレルギー反応の有無が違ってくる、というのは覚えておいた方が良いかもしれません。

良く似た例でいえば、魚を「刺身」で摂取するのと「焼き魚」「煮魚」など加熱した形で摂取するのとでは、「刺身」の方がアレルギー症状が見られやすい傾向があることは、かなり昔からわかっていました。
これも、アレルゲン自体は違うのでしょうが、高分子のアレルゲンを認識しやすいことで生じるものと思われます。

したがって、アトピー性皮膚炎の方で、現在、状態が悪い人の場合、目に見えないこうしたアレルゲンの影響を避けるためには、なるべく食材は加熱してから食した方が「無難」なのかもしれません。
もちろん、こうした影響は、全てのアトピー性皮膚炎の方に共通して現れる、ということではなく、あくまで一部の方が対象となると思うのですが、今後、研究が進んで、どういった食事がどういった加工方法を行うことでアレルゲンの特性を失うのかが、解明されるまでは、基本的な食生活は「加熱」をベースに考えた方が良いように思いますので注意しましょう。

                            

おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の場合、アレルギーが症状に関わっていても、病気の原因として関わっていないケースがある。
いわゆる皮膚機能の低下から、体内のIgEを増強させ、アレルギーが現れるようになるケースじゃな。
今回の「口腔アレルギー症候群」は、説明の中にあったようにどちらかというと即時型の反応を示しておるから、アトピー性皮膚炎の症状に直接関わることはないかもしれんが、免疫反応の「傾向」をアレルギーの方を強めたことになることは確かじゃろう。
今回の記事は、覚えておくと良いかもしれんの。

2017年3月11日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
3月に入り、気温も少しずつ上昇、花粉の飛散も増えだしてきました。
今日は、そんな花粉症に関する話題を紹介しましょう。
         
         
●花粉症の人 豆乳で口腔アレルギー「大豆で症状なし」でも発症 「少量から摂取して」と呼び掛け
http://www.sankei.com/life/news/170209/lif1702090014-n1.html
       
豆乳の消費量が増える中、豆乳が原因でアレルギー症状を発症する事例が増えている。花粉症患者が豆乳などを摂取した際に発症する「口腔(こうくう)アレルギー症候群」とみられ、専門家は「花粉症の人が初めて豆乳を飲むときは少量から摂取して」と呼び掛けている。(平沢裕子)
        
◆呼吸困難にも
    
東京都文京区の会社員女性(35)は先月、豆乳を飲んだ後に目がかゆくなり、鼻水が止まらないなどの症状が出た。「健康のために豆乳を毎日飲もう」と考え、飲み始めて3日目のことだが、1日目と2日目にも口の中が少しイガイガする感じがしたという。豆乳のパッケージに「他の大豆食品でアレルギー症状が出ない方でも、ごくまれにアレルギー発症例があります」と表示があることに気付き、飲むのをやめたところ症状がなくなった。女性は「もともとアトピー性皮膚炎で花粉症もある。他の大豆食品は普通に食べてきた。検査はしていないが、豆乳が原因のアレルギーだと思う」と話す。
国民生活センターには、平成20年ごろから「豆乳を飲んでアレルギー症状が出た」との相談が寄せられるようになった。件数は5年間で15件と多くはないが、中にはじんましんや呼吸困難など「アナフィラキシー」と呼ばれる症状を起こした20代女性もおり、センターは25年、消費者に向けて注意喚起を行った。
         
◆果物でも
    
大豆には、大豆を原材料とした食品を食べたことにより発症する一般的な食物アレルギーと、主にカバノキ科植物(シラカンバ、ハンノキなど)の花粉症患者が豆乳などを摂取した際に発症する「口腔アレルギー症候群」があることが知られている。国立病院機構相模原病院臨床研究センター診断・治療薬開発研究室の福冨友馬室長は「大豆には、カバノキ科花粉のアレルゲン(タンパク質)と似た『Gly m(グリエム)4』と呼ばれるアレルゲンが含まれている。豆乳を飲んでアレルギー症状が出るのはこのため」と説明する。
グリエム4は、加熱や発酵などの加工処理でタンパク質としての働きを失いやすいという性質があり、同じ大豆加工品でも納豆やしょうゆ、みそなど加熱・発酵した食品ではこのアレルギーはほぼ起きないが、加工度の低い豆乳やモヤシ、枝豆、豆腐などで症状を起こすことがある。
また、カバノキ科花粉とよく似たアレルゲンは、リンゴやモモ、サクランボ、ビワなどバラ科の果物にも含まれる。豆乳によるアレルギーを起こした人の半数以上にこれらの果物を食べたときにアレルギー症状が出ることが分かっている。ただ、発症のしくみや病態など、不明な部分も多い。
       
◆血液検査で診断
       
確立した治療法はなく、原因物質を避けるのが対策の基本。そのためには、このタイプのアレルギーかどうか調べる必要がある。診断は、専門施設で微量の食品を皮膚に染み込ませる皮膚テストに加え、昨年2月からグリエム4に対する血液検査が保険で可能になり、通常のアレルギー科クリニックでも容易に調べられるようになった。
カバノキ科植物は1~5月に開花し、花粉が飛散する。相模原病院の外来患者の調査では、この時期に豆乳などによるアレルギーの発症が増加していた。福冨室長は「カバノキ科の花粉症や果物アレルギーの人は、豆乳でアレルギーが発症するリスクが高い。初めて豆乳を飲む人は、少しずつ飲んで様子をみた方がいい。また、豆乳を飲んで症状が出た人は、アレルギー専門医の診察を受けてほしい」と話している。
       
■健康ブームで消費倍増
     
日本豆乳協会(東京都千代田区)によると、豆乳の出荷量は平成20年の16万キロリットルから28年は31万4000キロリットルとほぼ倍増。吉沢兄一事務局長は「健康ブームで植物性タンパク質が注目されていることや飲みやすく味が改良されたことなどで利用者が増えている」。
同協会は、大豆の食物アレルギーがない人も豆乳でアレルギーとなる人がいることをホームページに記載。加盟企業は、豆乳製品のパッケージに「少量からの試飲を」などの表示で注意喚起している。
        
        
かなり興味深い記事です。
特に、これまでアトピー性皮膚炎の人が注意した方が良いと言われていた「ラテックスフルーツ症候群」と同義の状況がみられるようです。
記事が長かったので、解説は明日にしたいと思います。

                            
おまけ★★★★大田のつぶやき

豆乳は、女性の間で人気のようです。
栄養面など考えても、体にとっても良いことが多い食品ですが、一方、記事にあるようにアトピー性皮膚炎など、他のアレルギー疾患を抱えている方の場合、注意が必要な食品といえるでしょう。
気をつけたいのは、同様の当たり前に摂取している食品で、こうしたアレルギー症状を誘発しやすい食品があるかもしれない、ということです。
特に、みそ汁など加熱していれば平気なのに、豆乳では症状が出やすい、というのは、なかなか気づきづらい点があります。
原因不明の痒みなどがある場合には、日常、摂取している食品に注目しても良いのかもしれませんね。

2017年3月10日

ジョシュアです。


 

 

 

 

                     
卒業シーズンでもあるせいか、着物は袴姿の若者を見かけるようになりました。
春の足音は、すぐそこまで近づいているのでしょう。
今日は、そんな春の時期に役立つ「SSSスキンクリーム」をプレゼントします。

          
       
          
                                
            
  
◆プレゼント
SSSスキンクリームを抽選で3名様に
      
SSSスキンクリームは、「サクラエキス」を高配合した機能性スキンケアアイテムです。
不快なお肌状態のケアに役立つ「サクラエキス」は、日本で最も一般的なソメイヨシノの葉から得られたエキスです。
また、優れた塗り心地(テクスチャー)のよさも特徴です。開発時におけるモニター調査でも、高評価をいただきました。

「SSSスキンクリーム」の特徴
●サクラエキスが、不快なお肌状態をケアします
●リピジュア配合で、ダメージを受けた肌の上でラメラ構造(疑似皮膚のような構造)を展開、保護します
●抜群の塗り心地(テクスチャー)です

スキンケアの基本「保水・保湿・保護」をバランスよく行いたい方におすすめです。
  
          
          
詳しくは、下記でご覧ください。
   
 
     
◆SSSスキンクリーム
http://shop.atopinavi.com/item/more?goods_id=440
   
 
  
 
◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
3月19日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
3月21日に抽選します。
当選者の発表は、3月23日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!
             
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

配合されているサクラエキスには、美白の効果もあるみたい。
塗りやすいクリームなので、興味のある方は、お気軽にご応募くださいね。

2017年3月9日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 
 
                        
 

今日は、2月24日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
プルルUVローションを抽選で3名様に
 
 

 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
宮城県 中山百恵さん(43)
茨城県 母さんさん(48)
福井県 のりねこさん(43)
              
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、3月16日頃に行います。
お楽しみに!!

                            
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2017年3月8日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、昨日の続きです。
        
      
●喫煙により高まるアトピー発症のリスク
(2017年3月号あとぴナビより)
          
▼アトピー性皮膚炎発症二つの基準
       
これら4つのグループにおいて、どれだけの子がアトピー性皮膚炎を発症したかを比べることで、喫煙とアトピー性皮膚炎の関係が見えてくるはずです。そのために研究グループは、アトピー性皮膚炎発症の基準を2通り設定しました。
一つ目の基準はISAAC(アイザック:による疫学診断基準です。ISAACは質問票をベースとした大規模な世界的調査による診断基準、医師による診断よりも高い値が出る傾向があります。しかしながら、国際的な診断基準となっているので他国との比較がしやすく、疫学研究で用いられることが多い基準です。
そしてもう一つの基準は、医師による診断です。生まれてから2歳までの間に医師からアトピー性皮膚炎の診断を受けたことがあるかどうかが調査されました。
        
▼妊婦の喫煙は子のアトピー発症リスクを高める
        
以上の条件により集められたデータ解析を次の表に示します。
表に示した解析により、次のような結果が導き出されました。
        
●解析対象となった1354名のうち、229名(16.9%)がISAACによるアトピー性皮膚炎、62名(4.6%)が医師診断によるアトピー性皮膚炎と分類される。
      
●出生前後の喫煙曝露を4つのグループに分けて解析したところ、喫煙曝露が全くない場合(グループ1)と比較して、妊娠中の母親の喫煙のみあった場合(グループ2)、医師診断によるアトピー性皮膚炎のリスクを有意に高めていた。
       
● 出生後の受動喫煙のみあり(グループ3)、妊娠中の母親の喫煙と出生後の受動喫煙の受動喫煙の両方あり(グループ4)、では統計学的に有意な関連は認められなかった。
        
●ISAACによるアトピー性皮膚炎と出生前後の喫煙曝露との間には、統計学的に有意な関連は認められなかった。
         
この研究結果は、妊娠中の母親の喫煙が子のアトピー性皮膚炎発症のリスクを高めている可能性が示されています。一方、出生後の受動喫煙に関しては統計学的に有意な関連が認められませんでしたが、この結果が直ちに受動喫煙のアトピー発症関与を否定するものとは言い切れません。
今後の追跡調査によりエビデンスが蓄積されることで、出生前後の喫煙曝露とアトピー性皮膚炎発症との関連は、さらに明らかにされていくことでしょう
          
         
記事に書かれているように、調査結果では、妊娠中の母親の喫煙が子どものアトピー性皮膚炎発症リスクを高めている可能性が示されています。
どういった理由により、アトピーの発症リスクが高まっているのかは、今後の研究を待つしかないのでしょうが、少なくとも妊娠期間中において、喫煙は避けた方が良いのは確かなのではないでしょうか?
リスクとは、あくまで確定事項、ではありません。しかし、リスクを避ける方法がある場合(今回の場合、喫煙しない)、妊娠という一定期間のことでもあることから、特にアトピー性皮膚炎が心配な方は気をつけて欲しいと思います。

                        

おまけ★★★★北のつぶやき

今回の記事は、細かなデータなども掲載されています。
詳しくは、電子版あとぴナビでご覧くださいね。

●あとぴナビ2017年3月号電子版
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

2017年3月7日

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
昨年の11月23日のブログで、妊娠中の喫煙とアトピーのリスクについて、愛媛大学から発表された記事を紹介しました。
       
●2016年11月23日 あとぴナビスタッフブログ
http://blog.atopinavi.com/2016/11/23/
   
あとぴナビでは、その後、論文を発表された田中先生に取材を申し込ませていただき、記事が今月号のあとぴナビに掲載されましたので、紹介しましょう。
        
      
●喫煙により高まるアトピー発症のリスク
(2017年3月号あとぴナビより)
       
監修:田中景子(愛媛大学大学院医学系研究科 疫学・予防医学講座 助教)
       
母親が煙草を吸うと子どもはアトピーになりやすいの? そんな疑問に答えてくれる研究論文が2016 年11月に愛媛大学から発表されました。
これまで明らかにされてこなかった喫煙とアトピーの関係に迫る研究成果を紹介します。
        
▼いまだにはっきりしない喫煙とアトピーの関係
       
J T(日本たばこ産業株式会社)が行った「2016年全国たばこ喫煙者率調査」によれば、日本の成人男性の平均喫煙率は29.7%、成人女性では9.7%でした。世界的な禁煙傾向の中で日本人の喫煙率も減少し続けていますが、受動喫煙を含めて日常的な喫煙曝露(タバコ煙の吸入)の機会が多い人にとっては、喫煙のアトピー性皮膚炎への影響が気になるところです。
喫煙曝露とアトピー性皮膚炎の関連については、これまで多くの調査・研究が行われてきましたが、いまだにはっきりとした結論は出ていない状況と言えるでしょう。タバコがアトピー性皮膚炎のリスクを高めるという報告もあれば、ほとんど関連がないとする報告もあり、いま一つ釈然としない感があります。
そんな状況の中で、今回ご紹介する愛媛大学の研究成果「出生前後の喫煙曝露と子のアトピー性皮膚炎との関連」は、妊娠中の喫煙が幼児のアトピー性皮膚炎発症のリスクを高める可能性を示したものです。この研究の概要を、統計データを交えて説明していきましょう。
          
▼出生前後の喫煙曝露をより詳しく調査する
          
愛媛大学が主導する共同研究チームによる「九州・沖縄母子保健研究」は、九州・沖縄地区の妊婦さん1757名が参加した大規模な疫学研究です。
妊娠中・出生時・4カ月時、1歳時、2歳時と長期間にわたる調査を行い、2歳時には「過去1年の間にアトピー性皮膚炎の症状が出たことがあるか?」「2歳までに医師によるアトピー性皮膚炎の診断を受けたことがあるか?」を追跡調査して1354組の母子が解析対象者となりました。
一般的に、妊娠中に喫煙する母親は出産後も喫煙を続けるケースが多いものです。そのため、出生前後の喫煙曝露が子のアトピー性皮膚炎に与える影響を、出生前・出生後に分けて解析することは困難でした。
しかし今回の研究では、妊娠中から母親と生まれた子を追跡調査したことで、出生前後の喫煙曝露の状況を細かくグループ分けして調べることに成功。研究対象は4つのグループに分類されました。
          
▼グループ分け
グループ1は、母親をはじめ同居家族に喫煙者がいないため、出生前後の喫煙曝露が全くないグループ。
グループ2は、妊娠中のみ母親が喫煙していて出生後の受動喫煙がないグループ。妊娠、出産を機に母親が禁煙したということです。
グループ3は、妊娠中の母親の喫煙はなく、出生後に家族の喫煙による受動喫煙があったグループ。
グループ4は、出生前後の両方において喫煙曝露があったグループとなります。
         
       
まず、今日は記事の前半部分について、紹介しました。
明日は、後半部分です。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

最近、飲食店における喫煙の規制について、ニュースになることが多くなっていますが、喫煙によるメリットとデメリットを比較した場合、デメリットの方が、「後の影響」がより深刻だと言えます。
喫煙した直後のメリットはあるかもしれませんが、喫煙し続けた場合、メリットとデメリットの割合は逆転するでしょう。
ステロイド剤などアトピーの治療で使われる薬剤も、短期使用はメリットが多く、長期使用はデメリットが多くなることから、似ている傾向があるのかもしれませんね。

2017年3月6日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                     

                   

昨日は、新しいアトピー性皮膚炎の薬が開発されていることについて述べました。
今日は今回の薬が目的とするインターロイキン31について、興味深い記事がありましたので、関連する情報として見てみましょう。
                      
      
●インターロイキン31を標的としたアトピー性皮膚炎の制御に関する研究
http://www.musashino-u.ac.jp/guide/information/pdf/doctoral_dissertation_2014_021.pdf
     
               
この論文の中に、
              
2.IL-31 の皮膚に対する作用
IL-31 を持続投与したマウスの皮膚では、表皮の肥厚と皮脂腺細胞の増加が認められ、肥厚した表皮では、単細胞壊死や有糸分裂像を示す細胞が顕著に増加していた。従って、IL-31 を投与したマウスの皮膚では、ターンオーバーが早まり、未分化な角質層を形成しやすい状態であることが示唆された。さらに、ケラチノサイト細胞株を用いた検討において、IL-31 がIFN-ガンマ共存下caspase 3/7活性を誘導することが明らかとなった。
急性および慢性炎症時の皮膚では、IFN-ガンマの作用によりアポトーシスが惹起されることが知られており、IL-31 はIFN-ガンマと協調して、皮膚のバリア機能低下に寄与している可能性が示唆された。
                     
      
と書かれています。
作用機序は分かりませんが、インターロイキン31は、表皮をマイナスの影響に「変化」させる働きを持っているようです。
そのことで、バリア機能を低下させる可能性が示唆された、とありますが、バリア機能の低下は、アトピー性皮膚炎の発症、そして症状悪化の原因でもありますので、このインターロイキン31の抑制が、皮膚機能を回復させることで、結果的にアトピー性皮膚炎の痒みを緩和する、といった効果が期待できるのかもしれません。
         
一方、インターロイキン31を抑制することで生じる可能性がある「マイナス要因」については、言及されている文献が見つかりませんでした。
インターロイキンとは、白血球によって分泌され、細胞間コミュニケーションの機能を果たすタンパク質のことを指していますから、ヒトにとって「必要な」役割もあるのかもしれません。
ステロイド剤も長期連用により影響がみられやすい薬剤ですので、新薬の場合は特に、プラスの情報だけでなく、マイナスの情報にも気を配ることは大切でしょう。
        
今後、大きく取り上げられることになるかもしれない薬剤ですので、Webで出ている情報を元に紹介させていただきました。
必要に応じて、取材なども今後、行ってまいりたいと思います。
          
         
おまけ★★★★北のつぶやき

少し前に、九州大学でこのインターロイキン31の抑制に関する発表記事があったことはブログで紹介しました。
その際、九州大学に取材を申し込みましたが、今はまだ取材が受けれる段階でないので、と言われましたが、それは、今回の記事発表を踏まえてのことだったのかもしれません。
今後、新たな取材ができるかは確認したみたいですね。

2017年3月5日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、先日、Webで見つけた、アトピーの新薬に関する情報について見てみたいと思います。
         
         
●アトピーかゆみ大幅減=抗体開発、国際治験で実証―京大など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170302-00000020-jij-sctch
      
中外製薬が開発した抗体「ネモリズマブ」が、アトピー性皮膚炎のかゆみを大幅に軽減することを国際共同治験で実証したと、京都大など日米欧の研究チームが発表した。さらに大規模な治験を行った後、早ければ2019年に新薬の認可を厚生労働省に申請したい考え。論文は3日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載される。
京大の椛島健治教授(皮膚科学)によると、アトピー性皮膚炎の患者のかゆみには、たんぱく質「インターロイキン31(IL31)」が関与していることが、欧州の研究者らによって報告されている。ネモリズマブはIL31と結び付く受容体に働き掛け、IL31の作用を消してしまうことを目指して開発された。
治験は京大と九州大、東京逓信病院の国内3病院と米国、英国、ドイツ、ポーランドの各1病院で実施。中等から重症の成人患者計約200人を対象に、12週間にわたって行った。
ネモリズマブ0.5~2ミリグラムを4週に1度注射した場合、開始から12週後には約6割の患者で50%以上かゆみが軽減した。かゆみが軽くなると、かくことが減って症状が改善するほか、睡眠に入るまでの時間も短縮。眠くなるなどの副作用もなかった。
椛島教授は「アトピー性皮膚炎の患者は国内で大人の2~3%、小児の10%程度と多い。ネモリズマブは、かゆみを抑えるのに画期的な抗体だ」と話している。
        
         

現在、病院で処方される保険適用のアトピー性皮膚炎の薬剤は、

・ステロイド剤
・プロトピック軟膏などの免疫抑制剤
・抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤

の3つに大別されます。その他にも、漢方薬などがありますが、保険適用外のものもあり、一般的な皮膚科や小児科では上記の3つに集約されると考えてよいでしょう。
痒みを抑える効果は、

ステロイド剤>=プロトピック軟膏>>>>>>抗ヒスタミン剤

の順番となります。
ステロイド剤は、皮膚吸収の度合いによって強さのランクが5段階に分けられており、プロトピック軟膏は中程度のステロイド剤と同等の痒みを抑える効果があるとされています。

今回、記事に挙げられているネモリズマブは、インターロイキン31に働きかけることで、痒みにつながる炎症反応を抑えようとしてる薬剤ですので、効果的には、プロトピック軟膏と抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の間に入るぐらいかもしれません。
実際、記事では50%以上の効果を示した人が6割とありましたが、ステロイド剤の場合、受容体の問題はありますが、初期の段階であれば、強いステロイド剤ならば痒みの軽減率、効果を実感した人の割合ともに9割を越えます。

この記事に記載されている治験について調べたところ、ちょうど一年前、2016年3月に、中外製薬が発表したものがありました。
         
                    
●Nemolizumab(CIM331)の第II相国際共同治験結果を米国皮膚科学会の
 Late-breaking Research Forumsで報告
-アトピー性皮膚炎患者さんにおける有効性と忍容性を確認-
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20160306090000.html
       
                         
試験成績の項目を見ていただければわかると思いますが、今回の痒みに対する変化率(そう痒VAS変化率)は、患者さんの主観によるものです。
        
                   
●そう痒VASについて
そう痒視覚アナログ尺度の略で、そう痒の程度を10cmのスケール
(0:かゆみなし、10:想像されうる最悪のかゆみ)上に線をひき、
そう痒の程度を判定する評価指標です。

                                                  

                   
痒みの強さとは、「感じ方」は個人差があります。
例えば、一般的に女性は男性よりも痛みに強い、と言われていますが、神経伝達による知覚は個々人により異なります。
例えば、Aさんが「すごく痒い」と感じている痒みが、もしBさんであれば、「少しだけ痒い」としか感じないこともあるわけです。
プラセボ(擬似薬)でも20%程度は軽減していますので、12週間使用、つまり3カ月使用して60%程度の軽減率ということを考えると、ステロイド剤ほどの効果は期待できないと推測されます。

新薬の承認は2年後を目指しているようですので、そう遠くはない時期に、アトピー性皮膚炎の新しい治療薬として使われ始めることになるのかもしれませんが、痒み自体に対しての抑制は、ステロイド剤ほどの効果まではないことは覚えておいた方が良いかもしれません。

ただ、インターロイキン31を抑制することについて、いろいろな論文が出ていますが、その中には、興味深い論文もあります。
      
    
明日は、その部分について述べましょう。

                     
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎の新たな治療に関する情報は、毎年いくつか出てきますが、今回の情報については、以前のプロトピック軟膏の新薬情報に近いものがあるように感じます。
どれくらい製薬会社が力を入れて告知を行うのかが分かりませんが、注目していきたいと思います。

2017年3月4日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
寒い時期、アトピーのご相談をいただく中で、入浴温度の問題は、かなり頻繁に生じています。
ブログやあとぴナビで、繰り返し述べているのですが、どうしても、寒い時期、熱めのお風呂で入ってしまうようです。
アトピー性皮膚炎の方にとって、熱めのお風呂は、お肌の状態を悪化させやすいため厳禁です。先日の朝日新聞にも、入浴に関する記事がありましたので紹介しましょう。
        
        
●効果的な入浴法 こすらずに乾燥防いで
(朝日新聞  2017.2.27)
        
この時期に相談が増えるのは、肌のかゆみ。空気が乾燥し、皮膚も乾燥しやすくなります。年を重ねると皮膚の脂分も少なくなるので、さらに乾燥しやすく、皮膚が外の刺激を感じやすくなります。そうするとかゆみが出ます。
お風呂に入ると気持ちいいのでタオルでついごしごしとこすってしまうと、皮膚を守っていた角質や皮脂がはがれてしまいます。こすらず、冬場はせっけんで洗うのは臭いが気になる股やわきの下、脂が出る頭や顔だけ。他の部分はお湯につかるだけで十分だと思います。
42度以上の熱い湯に入ると、それが刺激になり、かゆみの原因になるヒスタミンという物質が出てきます。また角質層が変化し、セラミドという保湿成分も溶け出しやすくなります。長風呂をするとセラミドが減って乾燥肌になるので、入浴は10分程度にするとよいでしょう。
保湿成分が入った入浴剤を使ったり、お風呂から出た直後にセラミドが入った保湿剤やクリームなどを塗ったりして補いましょう。高齢の方は二番風呂以降をお勧めします。先に人が入ることで汗や脂が水に溶け込み、肌への刺激が少なくなります。一人暮らしや一番風呂に入らざるを得ない場合は入浴剤の活用を。入浴剤には塩素除去剤が入っているなど、肌への刺激を減らす効果もあります。
(温泉療法専門医 早坂信哉)
         
【かゆみ対策】
1. 肌のためにはぬるい湯で。42度以上だとかゆみの原因物質が出る
2. ごしごしこすらない
3. 長風呂をしない。お湯に入って10分もすると肌の保湿成分が抜け出てくる
4. お風呂から出た直後に保湿剤やクリームなどを塗る
         
       
記事では、かゆみ対策として「42度以上だとかゆみの原因物質が出るので良くない」と書かれていますが、皮膚のバリア機能の問題から見ると、「40度以上」でリスクが生じます。
また、長風呂をしない、と書かれていますが、これも温度が40度以上の場合です。
お湯自体が、水分子の関係で界面活性力を持つため、温度が高いと皮脂をとる傾向が見られます。食器を洗う際、水とお湯で比べるとお湯の方が、またお湯の温度が高ければ高いほど、油汚れが落ちやすいのと同じです。
また、ヒトは汗と皮脂が乳化したことによる皮脂膜によるスキンケアを自らの力で行っていますが、皮脂を伴う汗は、ぬるめのじわっとした汗の方が多くなります。
したがって、39度までのお風呂で、冷えの改善につながるような長めに「温まる」ことは、スキンケアの点からも大切でしょう。

これから気温の上下は、しばらくの間、多くなってきます。
アトピー性皮膚炎の方に求められる入浴とは、お肌と身体を考えた入浴です。
適切な入浴で、アトピーケアを行いましょう。

                      

おまけ★★★★大田のつぶやき

誤解いただきたくないのは、高温での入浴は「悪い」ことばかりか、というとそうでもありません。ヒートショックプロテインは高めの温度の方が高まりますし、高温での入浴にも「意味」はあります。
ただ、アトピー性皮膚炎の「痒み」「バリア機能」の問題を考えた場合には、高温での入浴は適していない、逆にマイナスの要因を生み出す、ということです。
自分の状態に合った入浴を心がけるようにしましょう。