2018年8月9日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、免疫に関する研究で、少し興味深い発表がありましたので、紹介しましょう。
                
            
●涙に免疫の働き抑える成分 眼球を透明に保つ役割果たす
https://www.asahi.com/articles/ASL701W3RL70TIPE001.html
          
涙に含まれる成分の一つが、体内に備わる免疫の働きを抑えていることを、九州大や慶応大の研究チームが突き止めた。この成分が免疫による炎症を抑えることが、眼球を透明に保つのに重要な役割を果たしているという。7月31日付の米科学誌サイエンス・シグナリングに論文が発表された。
この成分は「コレステロール硫酸」という脂質。九大生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授(免疫遺伝学)らが免疫システムに関わる物質を詳しく調べるなかで、この脂質が免疫細胞の動きをブロックしていることを発見した。マウスの体内を調べると、涙に脂質を供給する組織に集中して存在することもわかった。
この脂質を作れないよう遺伝子操作したマウスに紫外線を浴びせると、ふつうのマウスより眼球に集まる免疫細胞が増えていた。この脂質を点眼すると、ふつうのマウスと同程度まで免疫細胞を減らせた。免疫の働きやすさを人為的に制御できる可能性があり、臓器移植時の拒絶反応を抑える新手法などにつながることが期待できるという。
福井教授は「生体が免疫を回避する仕組みの一端が明らかになった。新しい治療や新薬開発につなげたい」と話した。
            
             
免疫の働きは、対象となる抗原が、免疫細胞により異なります。
今回の研究の対象となる免疫がどういった種類のものなのかが分かり暗線が、臓器移植の拒絶反応を抑える新手法、と書いてありますので、アレルギーなど自己免疫に関するものが対象なのかもしれません。
もちろん、免疫の働きによる炎症反応は、アトピー性皮膚炎の場合、結果であって原因ではありません(一部の方を除く)。
とはいえ、多方面からの研究が進むことはアトピー性皮膚炎全体から考えても、良いことだと思います。
今後の研究に期待したいと思います。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

記事を読むと、炎症を抑えているのは、「コレステロール硫酸」という脂質のようです。
涙は基本的に「泣く」という行為により得られますが、この「泣く」という行為そのものが免疫の働きに関係しているのかもしれませんね。

2018年8月8日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は、昨日の続きを紹介しましょう。
            
          
●夏の肌ケアは洗浄が一番の決め手
(2018年8・9月号あとぴナビ、より)
          
▼乳幼児の洗浄や、汚れが激しい方は、界面活性作用を持つ物質が一切、含まれていない、APゼロ・ウォッシュがお勧め
            
もう一つ、あとぴナビ通販で取り扱っているのがAPゼロ・ウォッシュです。
APゼロ・ウォッシュは重曹成分によるロコイド効果で汚れを皮膚から剥離させる方法で落とします。界面活性剤のように、汚れを「掴んで落とす」のではないため、もともと皮膚の一部としてラメラ構造を展開している皮脂膜にはあまり影響を与えません。
ただ、界面活性剤を一切、含んでいないため全く泡立つことがありません。
純石鹸やボディソープなど、泡立つ洗浄剤で洗うことに慣れていると、泡立たない洗浄剤で洗うことは「洗い心地」が十分でないと、敬遠されるケースもあります。
アトピー性皮膚炎の方の肌は、基本的にバリア機能が低下しています。その低下している原因が「乾燥」にある方の場合には、乾燥に至る要因は極力減らすようにした方が良いでしょう。
特に、乳幼児の場合は、もともと皮膚が薄い上にアトピー性皮膚炎でバリア機能が著しく低下した状態にあることが多いので、APゼロ・ウォッシュのように、皮脂を極力落とさずに済む洗浄剤を選択した方が良いでしょう。
もちろん、成人の方も泡立ちの感触的な部分のみを問題視するケースが多いだけで、お肌にとっては、ベストな洗浄剤です。
また、ロコイド効果で汚れを剥離させる洗浄方法なので、ゴシゴシ擦ったりする刺激が無く洗えますから、刺激に弱い方には特にお勧めです。
            
▼洗濯洗剤を替えてみてください。衣類に残留する洗剤成分と汗が、夏の肌を悪化させます
            
汗をかく季節、洗濯ものも多くなるのではないでしょうか?
汗をかいた衣類を交換する頻度も増えますが、そこで気にしたいのは、「衣類に残留する洗剤の成分」です。
群馬大学の研究では、現在の洗濯機では、すすぎの回数をどれだけ増やしても、一定量の洗剤が洗濯した衣類に残留することが確認されています。さらに、移染布(洗剤が残留していない布)を残留布でくるんで、それをアルミホイルで包み、その上から荷重をかけると、残留布の洗剤が移染布に移ること、さらに移染布が湿っていた場合、移る洗剤の量が増えることが確認されています。
つまり、洗濯ものが肌に接していると、残留した洗剤が肌に移ることがある、そして肌が湿っているとその移る洗剤の量が多い、ということです。
したがって、夏のように汗をかく季節は、肌着など、直接肌に接している衣類から肌に残留した洗剤が移りやすくなる、と言えます。
合成洗剤や純石鹸洗剤で洗濯ものを洗っていた場合、肌に移る洗剤は、いずれも「界面活性剤」です。天然か合成かの違いはありますが、皮脂と乳化してとりさる界面活性作用の働きだけでみると、純石鹸洗剤も合成洗剤と全く同じ働きを行います。
アトピー性皮膚炎のバリア機能にとっては、皮膚を乾燥させる要因は無視できない要因であり、乾燥状態=バリア機能の低下を少しでも防ぐために、純石鹸洗剤や合成洗剤で肌着を洗濯することは避けた方が良いと言えます。
あとぴナビでは、界面活性剤を使用していない重曹洗剤の「洗濯洗剤 安然宣言」を取扱しておりますが、夏の季節、赤みや炎症、乾燥にお悩みの方は、洗濯洗剤を変えるだけで症状が良い方向に変化した事例も多く報告されています。
アトピー性皮膚炎の方の衣類の洗剤は、できる限り、お肌にとってマイナス要因が少ないものを選ぶにようにしましょう。
              
夏のアトピー性皮膚炎のケアは、お肌のスキンケアが大切であることはいうまでもありません。しかしスキンケア以上に「洗浄」の部分が症状の変化(良い変化も悪い変化も)をもたらします。
夏のアトピー性皮膚炎をケアしていく上で、重要なキーワードは「洗浄」にあることを忘れないようにしましょう。
            
         
今日は、後半部分の記事を紹介しました。
洗浄は、基本的に界面活性剤によるものが基本となります。
合成洗剤や純石鹸は、安全性などの問題で比較され、純石鹸の方がアトピー性皮膚炎に良い、と言われることもあるでしょうが、バリア機能への影響から考えると、合成洗剤も純石鹸も等しいリスクを抱えています。
重曹洗剤は、界面活性剤ではないため、そういったリスクを伴いませんが、全く泡だ立たない分、使いづらい、という声は良く耳にします。
肌への安全性と利便性、難しい問題ですが、お肌の状態がかなり悪い時には、マイナス要因を少しでも減らせる洗浄剤を洗濯することは大切なのかもしれませんね。

                       
おまけ★★★★北のつぶやき

今回の特集記事は電子版のあとぴナビでご覧いただけます。

●あとぴナビ電子版
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

2018年8月7日

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は、今月号のあとぴナビの記事の中から、洗浄に関する記事を紹介しましょう。
          
        
●夏の肌ケアは洗浄が一番の決め手
(2018年8・9月号あとぴナビ、より)
         
今年の夏は、猛暑の日が多くなっています。
エアコンの効いた中で生活する時間も増えてきますが、猛暑の中で、どのような肌ケアが大切になるのでしょうか?
        
アトピー性皮膚炎の夏の肌状態を考えると、感染症の影響を受け、ジュクジュクする方が多くなります。しかし、今年のように猛暑となった場合、エアコン下で過ごす時間が増えてきます。
7月には猛暑日が1週間以上続いた地域もありましたが、そういった地域では夜も気温が下がらないため、ほぼ1日中、エアコンの中で過ごしていたケースも多くありました。
通常なら、気温が高い時期のスキンケアは、汗の対策、紫外線の対策を中心に行うのですが、気温が上がり過ぎた場合には、それらに加えて生活環境内における(エアコンの使用時間が長いことで)「夏の乾燥対策」のケアも必要になります。
いつもの夏ならば、汗をかくことで皮脂と乳化した皮脂膜が自分の力で行う「スキンケア」の役割を果たしてくれます。
この皮脂膜による水分蒸散を抑える力が十分に働くことで、夏の通常のスキンケアは、ローションなど水分系のさっぱりしたタイプのものが好まれていました。
しかし、エアコン下で主に生活していると、まず汗をかく時間が減ることで皮脂膜の形成が弱くなる、またエアコンによる空気の乾燥が角質層の水分蒸散量を高めやすくなり、オイル系の「保湿」ケアをしっかり行う必要が出てきます。
皮膚に塗布したオイルは、紫外線が強い季節でもあるため、酸化するまでの時間も早くなります。そのままオイルを塗布した状態で放置すれば、皮膚の炎症につながりやすく、ジュクジュクした状態を招くこともあります。
また、夏は、衣類も露出部位が多くなりますが、外気と直接触れる肌の面積が増えることは、大気中の異物の肌への付着も多くなります。
夏の時期、偏西風による黄砂やPM2・5などの影響がまだ残っていますので、皮膚への異物の付着への対策も必要になってきます。
このように、夏の肌ケアは、皮膚への刺激を減らす=異物を減らす、ということを目的とした「洗浄」のケアが大切になってきます。
        
▼お肌の洗浄で注意すること
          
通常、お肌の洗浄は、ボディソープや純石鹸で行います。
アトピー性皮膚炎の方は、純石鹸が自然のものでお肌に優しい、と選択されている方が多いようですが、毒性や化学物質などの面では確かに純石鹸の方がボディソープよりも優れているかもしれません。
しかし、アトピー性皮膚炎の肌状態を考えた場合、毒性や化学物質などの面以外が重要になってきます。
それは「皮脂を落とす」という点です。一般的に汚れとは、水溶性の汚れと脂溶性の汚れに大別されます。
水溶性の汚れは水で流せますが、脂溶性の汚れは水だけでは完全に落としきることができません。
そこで、界面活性作用を持つボディソープや純石鹸で洗浄を行います。
界面活性剤は、親水基と親油基を持つことで、油脂性の汚れ(親油基とつながる)を水の中に(親水基とつながる)流して落とすことが可能な物質です。
つまり、ボディソープや純石鹸は、界面活性作用を持つことで、脂溶性の汚れを落とすことができる、ということです。
では、これがアトピー性皮膚炎の人にどういった問題になるのでしょうか?
それは、界面活性剤は、油脂性の汚れも皮脂も差別なく落としてしまう、という点に問題があります。
皮膚のバリア機能は、角質層の水分保持状態が大きく関わっています。
皮膚表面の皮脂が失われることは、イコール、バリア機能を低下させていることになります。
アトピー性皮膚炎の方の場合、皮膚の機能的な問題(フィラグリンやセラミドなど水分を保持する因子の不足した状態)や掻き壊しにより、ただでさえ角質層は乾燥しやすいのですが、その状態で界面活性作用を持つ物質を皮膚に「塗布」することは、乾燥状態を増長することはあっても、緩和させることはできません。
その点で、「純石鹸の方が自然のものだから安全でアトピー性皮膚炎に良い」とは言えず、バリア機能への影響面で考えると、純石鹸もアトピー性皮膚炎に対しては「マイナスの要因」を抱えている、と言えます。
では、皮膚の洗浄はどうすれば良いのでしょうか?
             
▼夏の時期は、ボディソープを薄めて使ってみましょう
         
皮膚を一切洗わないことは、スキンケアで使用した酸化した油分を肌に残し、そして大気中の異物も皮膚に留めることになりますので、アトピー性皮膚炎の方にはよくありません。
それらはしっかり流しきる必要があります。
そこで、お使いのボディソープを5倍~10倍に薄めて使ってみましょう。
まず、100円ショップなどで販売している、空容器を用意しましょう。
そこにソープとぬるま湯を1:5から1:10くらいの割合で入れましょう。
体を洗う直前に、良く振ると、少し泡立った状態になります。
それを手にとって、手で洗ってみましょう。
100円ショップで売っている泡にするポンプを使うと、より簡単に泡で洗えます。
実際に行ってみると分かりますが、泡自体は細かくすぐに消える「弱い泡」になっています。これは親水基が先に混ぜたお湯を掴んでいるためですが、この泡で体を洗うと、皮脂を落とす力も弱まります。
皮脂を落とす力が弱い=汚れを落とす力も弱い、ということになりますが、日常生活内の汚れのほとんどは、この方法で十分に落としきれます。
もし、ワセリンなどカバー力の強い保湿剤を使っていて、十分に落とし切れていない、と感じる場合には、繰り返し洗ってみましょう。よりしっかり落とせるでしょう。
あとぴナビ通販で取り扱っている「箱根の温泉うるおいソープ」や「安然宣言スパボディソープ」、「緑茶ボディソープ」は、もともと界面活性作用のある成分をギリギリまで減らして、さらにホホバ油やスクワランオイルなど油脂性の成分を配合することで、洗い上がりに肌にオイル分を残せる処方になっています。この薄める方法を使うことで、より洗浄によるお肌の乾燥を防ぐことが出来るでしょう。
              
          
今日は、まず前半部分を紹介しました。
夏は、汗や紫外線、また薄着で露出部位が多く、浮遊する異物が付着しやすいなど、他の季節とは違った、肌の環境に囲まれています。
したがって、そのケアも、状況に応じたケアが求められますが、必要とするケアの一つが「洗浄」になります。
洗浄することで、皮膚が乾燥、バリア機能を低下させるマイナス点は確かにありますが、洗浄しないことによるマイナス点は、乾燥により生じるマイナス点よりはるかに大きいと言えます。また、乾燥によるマイナス点は、その後のスキンケアにより補うことが可能です。

明日は、続きを紹介します。

                      
おまけ★★★★大田のつぶやき

洗浄を行わないことによるマイナス点の一つは、感染症の悪化にあります。
アトピー性皮膚炎の症状が悪い状態のときに、感染症を悪化させることは、アトピー性皮膚炎の悪化状態をさらに加速させることにもなり、体力を奪われる夏場の場合、そのダメージが尾を引くことも珍しくありません。
洗浄は、適切に行うようにしましょう。

2018年8月6日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
一昨日は、ショウゴ君が多剤耐性菌の話題を取り上げていました。
今日は、オロナインにアレルギーの副作用の報告がある、という記事が出ていましたので、紹介しましょう。
         
        
●市販薬の「ロキソニンS」も「オロナインH軟膏」も重大な副作用が!
http://healthpress.jp/2018/07/post-3723.html
         
人生、思い通りに行かないものだが、思い通りに行くように変えるのも人生。立ち位置やものの見方を変えれば、行動が変わる。この情報を知ってそう感じた。どんなデータだろう?
医師を対象に「日本の医療に貢献した薬」の薬効や成分の評価を聞いたインターネット調査がある(日経メディカル Online:2018年6月28日)。対象者は555人(診療所開業医=143人、診療所勤務医=65人、病院開業医=11人、大学病院勤務医=53人、病院勤務医=283人/30代以下=88人、40代=142人、50代=226人、60代以上=95人)。
      
(中略)
         
▼市販薬「ロキソニンS」も「オロナインH軟膏」も重大な副作用が
         
2016年3月、厚労省は、日本製薬団体連合会に対し、医療用医薬品のロキソニンの「医薬品添付文書の改訂」を指示したため、同一成分である市販薬の「ロキソニンS」も「使用上の注意」の中の「相談すること(副作用)」の欄に「小腸・大腸の狭窄・閉塞(腸閉塞)、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満(お腹の張り)など」が追加された。
腸閉塞(イレウス)は、腸管の狭窄(狭くすぼまる)や屈曲(折れ曲がる)などによって腸管内容物(食物、胃液、腸液、ガスなど)の肛門への移動が障害されるため、腸管が閉塞し、腸管の血流障害を伴う病態。下痢の後に激しい腹痛、腹部膨満、吐き気が起き、放置すれば、水やナトリウムの漏出によるショック死に至るリスクが高い。
さらに新たな副作用がわかった市販薬が「オロナインH軟膏」だ。2017年10月に、厚労省は、医療用医薬品のヒビテン・グルコネートとデスパコーワに「医薬品添付文書の改訂」を指示したため、同一成分である市販薬のオロナインH軟膏も「使用上の注意」の中の「相談すること(副作用)」の欄に「アナフィラキシーショック」が追加された。
切り傷、やけど、しもやけ、水虫などに効能があるオロナインH軟膏に、アナフィラキシーショックの副作用がある事実が明らかになったのだ。アナフィラキシーショックは、成分のアレルギー反応によって、口内異常感、まぶたや口唇のむくみ、両手足の痺れ、嚥下困難をはじめ、心悸亢進、悪心、耳鳴、めまい、胸部不快感、虚脱感、四肢の冷感、腹痛、尿意、便意、くしゃみ、反射性咳発作、皮膚紅潮、じんま疹、血圧低下、気道狭窄による呼吸困難、窒息、チアノーゼなどの種々の症状を伴う。放置すると意識を失うリスクが高いアレルギー疾患だ。
       
▼薬局の薬剤師に副作用の情報を聞こう
        
ロキソニンSは薬剤師の書面での情報提供がなければ購入できない第1類医薬品、オロナインH軟膏は薬剤師または登録販売者がいれば購入できる第2類医薬品。どちらもインターネットでも購入できる。
ロキソニンSの副作用の記載は、薬局の薬剤師に一任されているため、すべての副作用が明記される保証はない。また、薬局で購入したオロナインH軟膏の添付文書に「アナフィラキシーショック」が明記されているとは限らない。改訂後の添付文書を封入した製品がすべて店頭などで置き換わるには時間がかかり、改定と販売にタイムラグがあるからだ。
したがって、ロキソニンSやオロナインH軟膏の副作用を知る機会や手段は、必ずしも完全とは言えず、周知が遅れるのは避けられない。さらに、医師がすべての副作用を説明すれば、患者が不安に陥り、服用を拒否する恐れがあるので、副作用の説明を行なわない場合があるのも否めない。
だが、道はある。薬剤師の意見を聞くことだ。
現在の医薬分業制度は、医師が診断と処方を薬剤師が調剤を担う。薬剤師は、医薬品の適正使用と医療安全の確保という使命を持っている。薬剤師法第24条によると、処方箋の内容に疑義があれば、医師に照会(疑義照会)した後でなければ調剤できない。
また、薬剤師法25条の2によると、薬剤師は、薬剤を調剤後の経過を観察しながら、薬学的に評価し、医師にフィードバックする指導義務もある。
ほとんどの薬局はPMDAに登録し、製薬会社からの情報も入手できるため、薬剤師は、説明文書に記載されていない副作用の情報を把握できる立場あり、開示する役割を担っている。
重要なのは、副作用を恐れすぎるのではなく、副作用の情報に注意しつつ、服用後に副作用が疑われる症状が出たり、不安を感じれば、近くの薬局の薬剤師に相談するのが賢明だ。ものの見方を変え、行動すれば、あなたの健康リテラシーは、さらに豊かになるだろう。
         
        
ロキソニンSの部分は今回省略しましたが、気になる人はリンク先でご確認ください。
アトピー性皮膚炎の方も、オロナインを使っている人はいるようです。
特に、虫さされの後に使うケースを良く耳にします。
これから夏場の時期、汗もかく状況では、バリア機能が低下してるときには特に注意が必要です。
アナフィラキシー症状は、劇症となるケースが多いので、気をつけましょう。
おまけ★★★★南のつぶやき

市販薬は、副作用が少ない、と思っている方は意外と多いようです。
もちろん、処方箋が必要が薬剤と比べると副作用の出現頻度は少ないかもしれませんが、副作用がない、ということではありません。
効果がある=副作用も考えられる、ということは忘れないようにしましょう。

2018年8月5日

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                    
今月号(8&9月号)が電子版でアップされました。
そこで、簡単に今月号の内容について紹介したいと思います。
                     
          
◆◇ 電子版「あとぴナビ」2018年8&9月号の内容 ◇◆
      
        
■特集  アトピー克服して、今も元気に過ごしています!
あとぴナビでは、毎号、アトピー性皮膚炎を克服された方や、改善された方の体験談、レポートを掲載しています。
過去に掲載された体験談の方が、今は、どのように過ごされているのか、お問合せをいただくことも多くあります。
そこで、今回、3名の方に、アトピーを再発させないためのポイントなどをお聞きしました。
アトピー性皮膚炎は毎日の生活の中で治せるということ、そしてアトピー性皮膚炎を「新たに作らない」ための鍵も、生活の中にあることが分かることでしょう。
アトピー性皮膚炎を克服していく上で、治った方がどのように過ごされているのかを知ることは、必ず大きなヒントになるのではないでしょうか?
 
■特集 アトピー性皮膚炎の「分かっていたようで分かっていなかったケア方法」
アトピー性皮膚炎のケアは、個々人の症状や生活環境によって異なります。
そのため、「教科書」的なケアが必ずしも適している、とは限らないこともあります。
読者の皆さまから寄せられた、ちょっとした夏のケアの工夫について紹介しましょう。
 
■夏の洗浄ケアのポイントは?
夏のアトピー性皮膚炎のケアは、「洗浄」も大きなポイントになります。
あとぴナビで取り扱っている洗浄ケアアイテムの特徴と、ケアのポイントについて考えてみましょう。
 
■今月の「参考にしてね!リポート」
今月は、3例の事例を紹介します。

■その他、8~9月のキャンペーン情報など

 
                 
          
今月は、合計6名の方の体験談を紹介しています。
年齢、性別などもいろいろですので、自分に参考になる事例を、ご覧ください。

                           
      

おまけ★★★★北のつぶやき

         
電子版あとぴナビ2018年8&9月号は、下記でご覧いただけます。
パソコンやスマホ、タブレットで読めますので、ぜひご覧ください。
            
●電子版あとぴナビ2018年8&9月号
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

2018年8月4日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、薬の話題を紹介するね。
          
         
●死亡例や後遺症も…抗菌薬の使い過ぎに注意 医師ら「風邪には効かない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00010003-nishinpc-sctch
         
▼厚労省、使用量20年までに3割減のプラン策定
         
抗菌薬(抗生物質)が効かない細菌「薬剤耐性菌」が医療現場で広がり、治療が長期化したり、最悪の場合は死亡したりするなど世界的に問題となっている。抗菌薬の過剰使用が背景にあるとして、厚生労働省は、抗菌薬の使用量を2020年までに13年比で3割減らす「薬剤耐性対策アクションプラン」を策定。効果のない風邪や胃腸炎への処方や、漫然とした長期投与を控えるよう呼び掛けている。九州の医療機関や地域でもさまざまな取り組みが始まっている。
「抗菌薬を賢く使わなければ、未来の子どもたちに治療の道がなくなってしまう」「まず小児科医から改めるべきだ」
福岡市で4月に開かれた日本小児科学会学術集会のシンポジウム。小児科医らが「プライマリ・ケア(初期治療)での抗菌薬適正使用」をテーマに、ウイルス性の風邪に抗菌薬が出されるなど、不適正処方が頻発する現状について意見を交換した。入院中の子どもが薬剤耐性菌に感染し、打つ手がなく亡くなったり、後遺症が出たりしていることも紹介された。
          
▼「日本では使われ過ぎている」医師が問題提起
          
抗菌薬が効くのは尿路感染症、マイコプラズマ肺炎、腸管出血性大腸菌感染症(O157など)、結核、敗血症など細菌性の感染症だ。風邪はほとんどがウイルス性。抗菌薬がよく処方される中耳炎も、細菌によるものは一部しかない。
福岡市東区の深澤満医師は、中耳炎や副鼻腔(びくう)炎などでの抗菌薬処方を重症例だけに限った。この結果、抗菌薬を含む処方箋の割合は18・9%(2001年)から1・5%(17年)まで減ったが、重症化したケースはなかったと指摘。「乳幼児への安易な抗菌薬使用は、耐性菌を増やすだけでなく、大切な腸内細菌を破壊し、肥満やぜんそく、アレルギーなどを誘発するという欧米の調査結果が多数報告されている。せきや鼻水などの風邪症状は自然に治るのに、日本では使われ過ぎている」と問題提起した。
            
▼不適切な服用などで耐性菌が増
          
薬剤耐性菌が出現するメカニズムは完全には解明されていない。ただ、細菌感染を確かめないまま抗菌薬が安易に処方されたり、患者が飲むのを途中でやめたりする不適切な服用を続けると、耐性菌が増えるとされている。
1928年のペニシリン開発以来、耐性菌の出現と、それに対抗する新しい抗菌薬の開発が繰り返されてきた。ただ近年は、がんなどと比べて感染症関係の新薬開発は低調で、耐性菌への対抗手段が少なくなっている。英政府委託の調査チームの推計では、耐性菌による2013年の世界の死亡者は年間約70万人。対策をしなければ、2050年には、今のがんによる死亡者数を超える1千万人に上ると発表。世界保健機関(WHO)は対策強化に乗り出した。
        
▼基幹病院では対策進む
         
日本では16年のアクションプラン策定に続き、17年には風邪や胃腸炎では抗菌薬を極力使わないとする医師向け手引書を厚労省が発行。今春の診療報酬改定で、初診時に子どもへの抗菌薬の処方を控えるなどした医院に800円、耐性菌対策をした病院に千円が新たに支払われるようになった。
薬剤耐性菌への感染が命に関わる重症患者のいる基幹病院では、対策が進んでいる。福岡県飯塚市の飯塚病院(1048床)では15年から順次、一部抗菌薬を入院患者に使う際は院内の専門部署に届け出て、7日以上続けて使う場合は専門医が指導するようにした。
          
▼「感染症で大勢が亡くなる時代が再来しかねない」と警鐘も
            
ただ、日本で使われる抗菌薬は、市中のクリニックで通院患者に処方される経口薬が大半を占める。同病院は医師会や保健所を通じ、市内の開業医にも協力を呼び掛けている。
佐賀県唐津市では、唐津赤十字病院で薬剤耐性菌の集団感染が起きたのをきっかけに、17年度から保健所や医師会、病院、薬剤師会などでつくるネットワークで取り組みを始めた。昨年度は保育所職員向けの学習会を開催、本年度は高齢者施設職員を対象に開く予定だ。
薬剤耐性菌に詳しい飯塚病院の的野多加志医師は「『抗菌薬は万能』と誤解して、医師に処方を求める患者さんも多い。市民も正しい知識を得て不必要な薬はもらわない、使わないという意識を持たなければ、ペニシリン発見以前のような、感染症で大勢が亡くなる時代が再来しかねない」と警鐘を鳴らす。
              
             
記事は、少し怖くなる話だよね。
菌も、自体が生き残るために必死なんだろうけど、いたちごっこになったときに、不利益を受けるのはヒトの方だから、こうした警告には真摯に取り組んで行った方が良いと思うんだ。
薬に対して、ある程度の知識は患者側も持ちたいところだよね。

                     
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方にも多剤耐性菌の問題は、人ごとではありません。
特に黄色ブドウ球菌のMRSAは、気をつける必要があるでしょう。
もちろん、薬を使う必要があるケースもありますが、無制限に使用することはリスクもある、ということなのでしょう。

2018年8月3日

ジョシュアです。


 

 

 

 

                
暑いですね。
熱中書の話題が、連日、ニュースで報道されています。
水分補給など、基本的な熱中症対策はしっかり行うようにしましょうね。
今日は、夏の疲れたお肌対策のサプリメント「海のめぐみプラセンタ」を3名様にプレゼントいたします。
                                      
                
  
◆プレゼント
海のめぐみプラセンタプレミアを抽選で3名様に
             
詳しくは、下記でご覧ください。
   
 
     
◆海のめぐみプラセンタプレミア
http://shop.atopinavi.com/item/more?goods_id=437
          
「あとぴナビ」読者モニター調査で、30代以上の女性から絶大な支持を受けた飲むプラセンタが登場です。
鮭の卵巣膜から抽出された「海のめぐみプラセンタ プレミア」は、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸やアミノ酸など、肌にうるおいを与える重要な成分が自然な形で豊富に含まれています。
また、動物性のプラセンタよりも安全で、体内で溶けやすいため吸収性も高く、においも少なく飲みやすいのが特徴です。
みずみずしい、はりと潤いのあるお肌をめざす方、ぜひお試しください。

  
 
◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
今回はお盆の関係もあるので、8月19日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆発表
8月21日に抽選します。
当選者の発表は、8月23日のブログにて!
 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!

                      
                           
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

海のめぐみプラセンタは、鮭から抽出されたプラセンタが主原料のため、牛や豚のプラセンタの安全性の問題はありません。
お気軽にご応募くださいね。

2018年8月2日

ジョシュアです。
 
 
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今日は、7月20日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
プルルモイスチャーベールを抽選で3名様に

 

          
 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
愛知県 ロックスミスさん(49)
大阪府 中谷仁美さん(49)
福岡県 藤丸義治さん(68)
         
            
           
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、来週中の予定です。
お楽しみに!!

                        
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2018年8月1日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
アトピー性皮膚炎の方は、体の冷えを心配してエアコンを使わないようにしている方も多いようですが、今年のような猛暑のときには、上手なエアコンの利用は心がけて欲しいと思います。
また、エアコンの代わりに扇風機を使用している方も多いのですが、扇風機には注意が必要な面もあるようです。
          
             
●就寝時に扇風機を回しっぱなしにするとどのようなことが起きるのか?
https://news.goo.ne.jp/article/gigazine/trend/gigazine-55378
         
暑い夏を乗り切るにはエアコンなどの文明の利器を使用するだけでなく、さまざまなアイデアを活用する必要があります。そんな夏の夜、寝苦しさを解消するために就寝時に扇風機を回しておくことがありますが、これは体に悪いと睡眠の専門家が指摘しています。
            
扇風機は「暖かい部屋を低コストで冷やす」ことができる機器です。エアコンほど室内を冷たく保つことはできませんが、工夫次第ではただ回すよりもはるかに室温を低く保つことができます。その方法は、まずペットボトル4?6本分の水を用意し、その中にティースプーン2?3杯分の塩を加えます。そして、これを冷凍庫で凍らせ、就寝時に凍らせたペットボトルをトレイの上に置きます。このトレイを扇風機の前に置くことで、就寝時に冷たい風を浴びることができるようになるわけです。
しかし、就寝時に常に扇風機を回したままでいることは、さまざまな理由から人間の健康にとって有益なものにはならないと睡眠専門家のマーク・レディック氏が指摘しています。
扇風機を使用すると室内の空気が循環します。すると、塵や花粉が飛び散るため、アレルギーやぜん息を持っている人、さらには花粉症になりがちな人は、発作を起こしたり各症状を悪化させたりする可能性があります。加えて、扇風機の羽根部分にほこりがたまっている場合は、細かなほこりが空気と一緒に流れてくることになり、アレルギー反応などを起こすことがあるとレディック氏。
さらに、就寝時に扇風機を使用していると、体に空気が絶え間なく吹き付けることとなります。これでは肌が乾燥してしまうため、寝る際にはローションや保湿液を使用することが推奨されています。また、一部の人は目を開いたまま寝るため、扇風機による送風で目が乾燥してしまう可能性が危惧されています。もしもコンタクトレンズをしたまま就寝してしまい、開いた目に風が送り続けられてしまうと、大きな問題になる可能性があるとレディック氏は指摘。口を開けたまま寝る人の場合は、扇風機による送風が口や喉を乾燥させてしまい、風邪などにつながる可能性も指摘されています。

他にも、扇風機による空気の流れは一定しているため、鼻腔が乾燥しやすくなるという問題があります。乾燥が極端な場合、過剰な粘液が生成されてしまい、鼻づまりや痛みといった、副鼻腔炎の症状が出る可能性もあるとのこと。
扇風機からの風を直接体に当てて寝ている場合、筋肉が痛んで目を覚ますことがあります。これは濃縮された冷たい空気が筋肉を緊張・痙攣させることがあるためで、こういった症状は顔や首の近くで見られるそうです。朝起きて首の筋肉が硬くなっている場合、これは扇風機による風が原因かもしれないとレディック氏。
ただし、扇風機を使うことが乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ役割を果たすことも研究から明らかになっています。SIDSの主な原因は気温と二酸化炭素レベルの上昇にあるため、扇風機を使って室内の空気を循環させることで、気温と二酸化炭素濃度を低下させることが可能となり、SIDSの予防につながるというわけです。
睡眠専門家のレディック氏は、「就寝時に扇風機を使用すべきでない人」として、「アレルギーやぜん息を持つ人」を挙げています。また、皮膚や鼻腔などを乾燥させると、花粉などが体内に過剰に蓄積してしまうケースもあるため、そういった症状に心当たりのある人は扇風機の使用に関して見直す必要がある模様。
          
それでも扇風機は暑い夏の睡眠の質を向上させるための「最も費用対効果の高い機器」とレディック氏は語っており、適切に使用するために首振り機能やタイマー機能を駆使することを勧めています。
          
             
記事にあるように、扇風機はアレルゲンを舞わせてしまうことや、皮膚を乾燥させてしまうことがマイナス点になります。
マスクをしたり、適切なスキンケアを行えば、それらの影響は軽減できますが、対策は行った方が良いかもしれません。
エアコンと扇風機、どちらが良いのかは、それぞれ利点と欠点があり、難しい部分はありますが、扇風機で冷やせる限界はありますので、上手に工夫するようにしましょう。

                     
おまけ★★★★大田のつぶやき

エアコンと扇風機は上手に使うと、冷やし過ぎない工夫もできますが、どうしても部屋の空気を舞いあがらせてしまいます。
なるべく部屋の掃除はこまめに行うようにしたいですね。

2018年7月31日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                
台風が去ってから、暑い日が戻ってきたね。
汗もかくけど、髪の毛の臭いが気になる人は多いんじゃないかな。
Webで見つけた記事を紹介するね。
            
         
●毎日シャンプーNG・塩活用… 頭の臭い、これで解決
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180731-00000009-nikkeisty-hlth&p=1
             
汗ばむ季節、他人や自分の頭臭が気になるという人も少なくないだろう。いつの間にか本人も周囲も不幸にしてしまう「頭臭ストレス」。ここから解放されるにはどうすればいいのか。健康ジャーナリストの結城未来が、臭い対策のスペシャリスト・五味クリニック(東京・新宿区)の五味常明院長に教わった。その内容は「休肝日ならぬ休洗髪日を設け、シャンプーでの洗髪は2~3日に1回にする」「休洗髪日は塩シャンプーか重曹スプレーで乗り切る」といった驚くべきものだった。
              
蒸し暑い季節。「頭が臭い」――そんなふうに他人に指摘されたり、「自分の頭が臭いのではないか?」と感じたことはないだろうか?
先日、ある企業の会議室で打ち合わせをしていたときのこと。油が腐ったような妙な臭いがする。風通しの悪い室内で臭いはこもり、気持ちも悪くなってきた。とても打ち合わせの内容に集中できたもんじゃない。他のメンバーも同様に感じていたのだろう。ギクシャクとした空気が流れ、打ち合わせがスムーズにいかない。目と鼻を駆使して必死で元凶を探ってみると…、目の前で書類をめくる中年男性の頭が悪臭の源泉だった。
頭を動かすたびに臭いをふりまく「頭臭」は、人間の体のてっぺんから降り注ぐだけに、周囲へのダメージも大きい。本人は無意識のうちに好感度を下げ、周囲は注意しようにもできずに我慢の一途をたどる「頭臭ストレス」に陥る。
             
■頭臭の正体は「ハイブリッド臭」
          
そもそも、頭はなぜ臭うのだろうか?
        
―五味院長「実は頭は『臭いの収集器』なんですよ。頭髪の内外の両サイドから臭いを吸いこんで濃縮。その臭いは、頭を動かすたびに一気に発散して周囲に迷惑をかけるんです」
        
つまり、頭臭の正体は、
       
(1)頭髪臭:タバコの煙や排ガスなどの空中、つまり「頭髪の外側」に浮遊する臭い物質を毛髪が吸収・吸着することで発生
(2)頭皮臭:過剰なフケや皮脂、皮膚炎など「頭髪の内側」が原因で発生
        
と、2種類の臭いの「ハイブリッド臭」なのだ。
…となると、それぞれの臭い対策が必要になる。
まず、「頭髪臭対策」。
整髪料をふりかけてガンバッて対策をしているつもりの人も多い。だが、蒸し暑い季節、整髪料の臭いが汗と混じり、かえってこれが悪臭に化けてしまう。
         
―五味院長「整髪料でのごまかしは意味がないんです。そもそも、毛髪のキューティクルはガラスのようにツルツルしたもの。キューティクルが傷んでいないきれいな毛髪であれば、ホコリや汚れ、臭い物質は髪全体にはくっつかず髪の毛の間で浮遊しているだけ。だから、ブラッシングをして新鮮な空気を取り入れれば、悪臭は簡単に発散できます」
             
そう説明されても、ツヤツヤのきれいな髪をキープするのは難しい。紫外線、ドライヤー、乱暴なブラッシングなど、髪を傷める環境要因は多い。かくいう私も、枝毛の大量生産中。全ての人がブラッシングだけで悪臭退散というわけにはいかないようだ。
             
―五味院長「実は水洗いだけで、髪の毛についた汚れは十分に落とせますよ」
         
と、拍子抜けな返答。傷んだ髪には小さな凹凸ができる。そこに臭い成分や汚れが吸着してしまうので、ブラッシングだけではとれないが、シャワーなどで十分にこの汚れ、つまり頭髪臭は落ちるらしい。
          
■シャンプーでの洗い過ぎが頭皮臭の原因に!?
         
でも、水やお湯だけで臭いや汚れは完全には落とせない気がするのだが?
       
―五味院長「古い油のような不快な臭いの主な原因は、頭皮臭だからです。頭皮は、体の中で皮脂腺が一番多い場所。そこに悪臭の原因菌が繁殖しやすいのです」
       
健康な頭皮では、皮脂と汗が混ざりあうことで頭皮を覆い保護する皮脂膜が作られている。そこに、表皮ブドウ球菌などの善玉常在菌が存在。頭皮環境を整えているのだという。
ところが、この頭皮環境は簡単に悪化し、悪臭の温床になるらしい。睡眠不足、ストレス、さらには「シャンプーでの洗い過ぎが原因で悪臭を作ってしまう」(五味院長)というのだから、驚きだ。
特に暑くなるこの季節。臭い対策として、1日に2回以上洗髪するという人も少なくないだろう。私自身も夜の洗髪に加えて、外出前の朝シャンで目を覚まし、さっぱりとした気分で出かけるのが日常だ。ところが…
          
―五味院長「洗い過ぎですね。頭皮の全ての細菌を洗い流してしまうことになるので、逆に頭皮臭を強くしてしまうことになるんですよ」
        
と、厳しいコメント。私、ショックが隠しきれません(汗)。
五味院長の解説によると、頭皮では、細菌が常に縄張り争いをしているらしい。通常、善玉常在菌が悪玉菌(真菌や黄色ブドウ球菌など)の勢力が伸びるのを防ぎ、健やかな頭皮環境を整えている。
ところが、洗浄力の強いシャンプーで全ての細菌が洗い流されてしまう。すると、抑えられていた悪玉菌が増加、のさばることになる。結果として、悪玉菌がより強い臭いを作りだすことになるそうだ。
さらに、洗浄力の強いシャンプーは、健康な皮脂膜も破壊してしまう。すると、皮脂不足を補うために過剰に皮脂が分泌され、毛根周辺に詰まって酸化。これも悪臭や吹き出物、フケの原因になってしまうのだそうだ。
清潔にしようと懸命に洗髪をしていたことが、かえってあだになっていたとは…(涙)。
          
―五味院長「日本人は髪を洗い過ぎる。せめて、1日1回。できれば、2日か3日に1回の洗髪にとどめてほしい。アルコールを抜く休肝日があるように、髪も休洗髪日があれば、頭皮の健康を維持できる」
        
とはいえ、この蒸し暑い季節は汗をかきやすい。「1日1回でもつらいのに、日にちを空けての洗髪では我慢できない」と五味院長に泣きついてみた。
その解決法として五味院長に教わったのが、「塩シャンプー」と「重曹スプレー」。毎日洗髪したければ、この2つを上手に取り入れるのがよいという。

(以下、中略)

                            
記事の全文は長いので、気になる人はリンク先でチェックしてね。
ポイントは、頭皮の洗い過ぎは、常在菌などに影響を与えて、臭いの原因になることがある、ということだと思うんだ。
アトピー性皮膚炎の肌も、常在菌がバリア機能に深く関わっているけど、同じことだよね。
洗浄には、注意するようにしようね。

                       
おまけ★★★★中田のつぶやき

あとぴナビでは、頭皮を洗うシャンプーは何タイプか用意していますが、その中には、重曹洗剤(APゼロ・ウォッシュ)もあります。
アトピー性皮膚炎の方の感想としては、泡だ立たないので洗った感触がないが、お肌にはやさしく感じる、というものが多くありました。
頭皮の洗浄で悩んでいる方は、一度、お試しくださいね。