2010年3月2日

東です。
今日は、昨日の続きで、ホルムアルデヒドの対策について述べたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

●ホルムアルデヒドの対策
「アレルギーっ子の生活百科(角田和彦著・近代出版)」より

 

①換気
ダニやカビの対策と同様で、換気扇や窓の開放による自然な空気の流れ・風の利用による換気が必要です。
換気扇・窓開放などのあらゆる方法を組み合わせて換気しましょう。集中換気システムによる換気だけではホルムアルデヒドの対策には不十分になりがちです。特に、雨の日や梅雨時のじめじめした日には換気がどうしても不十分になりがちです。雨の日もきちんと換気に気をつけましょう。
気温が高くなるとホルムアルデヒドの揮発も多くなるため、温度が20℃以上で換気の悪くなる梅雨時や秋口で被害が多くなります。

 

(中略)

 

また、ホルムアルデヒドは空気より重いため、下方、つまり、床面にたまりやすく、低い空間で生活する赤ちゃんや大人でも床面に寝たときに影響を受けやすくなります。床の真上の低い空間の換気を考える必要があります。
気密性が高い構造の家屋では、室内への空気の流入口がないまま換気扇で無理やり室外に排気すると、壁の合板や断熱材などから化学物質が室内に漏れ出てしまいます。必ず、屋内からの空気の入り口を準備してから換気扇をまわしましょう。

 
②寝具・衣類の対策
壁や棚板に合板を使用しホルムアルデヒド含有の接着剤使用の押入れ、合板・ホルムアルデヒドを含む合成樹脂や接着剤を使ったタンス・衣類収納家具に、寝具や衣類をしまっておくと、揮発したホルムアルデヒドが寝具・衣類に移っているため、出してすぐに使用すると症状を起こしてしまいます。
たびたび使う衣類はしまわずに出しておくといいでしょう。洗濯した衣類はそのまま干しておき、またすぐに使用します。金属製の網状の棚を作って保管しておいてもいいでしょう。藤のカゴもいいでしょう。合成樹脂製の収納庫を使う場合は、ホルムアルデヒドが揮発しないポリエチレンかポリプロピレン製のものを使うようにしましょう。
ホルムアルデヒドの揮発がある押入れに衣類を収納するときは、ポリエチレンかポリプロピレン製のケースに密閉して保管すると、衣類にホルムアルデヒドが吸着されることを減らせます。寝具も、ポリエチレン製の真空パックに収納してから保管すると吸着を軽減できます。
タンスにしまってあった衣類は使う前に一度洗濯をしてホルムアルデヒドを落とすようにします。また、室内に長時間放置してあった衣類も室内のホルムアルデヒドが吸着し蓄積しています。新しく購入した衣類には保管されていた場所の問題(ダニやカビ、ホコリの付着、ホルムアルデヒドの吸着など)があり、必ず洗って使用してください。ホルマリンによって形状安定(記憶)加工された衣類からは洗濯をしても高濃度のホルムアルデヒドが揮発し続けることがあり注意が必要です。
寝具は押入れにしまわないで、乾燥させるために室内で椅子にかけたりしておく(つまり室内に常時おいておく)ことで、押し入れの合板や接着剤・合成樹脂から出るホルムアルデヒドの害を軽減できます。もちろん、これらの方法は、押入れの中や合板のタンス中よりも、室内の方がホルムアルデヒドの濃度が低いことが前提です。しまってあった寝具を出して使うときは、1週間ほどの間、何回か掃除機をかけ、干しておき、ホルムアルデヒドを飛ばしてから使うようにします。
交通量の激しい場所に住んでいる場合、屋外に洗濯物を干すと衣類に自動車の排気ガス(とくに、ディーゼル車排気炭素微粒子)が付着し、ホルムアルデヒドの反応が陽性になります。衣類を干す場所と時間を選ばなくてはいけません。

 
③合板・ビニールクロスの対策
合板などから出るホルムアルデヒドの揮発を封じ込めてしまう自然系の塗料が市販されています。また、ビニールクロスから出る化合物質(フタル酸エステルなど)を封じ込める塗料も市販されています。早急な対策が必要なときはそのようなものを利用してもいいでしょう(ただし、効果は長時間持続しません)。合板ではなくムク材を使った家具や、ムク材のフローリング、紙や植物繊維を使った壁紙、ホルムアルデヒドの揮発がない接着剤を使うようにしましょう。どうしても、症状が取れないときは、自宅からホルムアルデヒドを発生させる建材や家具を取り除くことを考えなくてはいけません。

 
特に、換気は室内の化学物質の濃度を下げるためには、かなり重要なポイントとなります。
ただし、室外の環境が良くない場合、例えば、幹線道路が近くにある、農薬の散布を行う田畑、森林がある、排煙を伴っている工場があるといった場合には、室外の空気を入れることで、ホルムアルデヒドという化学物質の排出は行えても、他の化学物質を室内に入れてしまうことがあるため、注意が必要です。
そういった場合には、高性能の空気清浄機などを利用するのも一つの方法でしょう。

明日は、残りの対策を述べます。

 

おまけ★★★★博士のつぶやき

寝具、衣類の対策のところに書いてあるように、屋外の環境が悪いと、換気などが逆効果になることもある。
難しい問題じゃが、東君が書いておったように、室内で炭を置いたり、高性能の空気清浄機を使うなどの対策は必要かもしれんの。

2010年3月1日

東です。

 

 

 

 

 

 

 
今日から3月に入りました。
進学、就職など、生活環境が大きく変わる時期ですが、この時期、引っ越しなども多くなります。
新築だけではなく、リフォーム後の住居への入居も、環境面から考えると、ホルムアルデヒドに注意が必要になります。
もちろん、最近の住居は壁紙などはホルムアルデヒドの対策が求められていますが、壁紙以外でも関わってくるため、アトピー性皮膚炎の人は要注意でしょう。

そこで、「アレルギーっ子の生活百科(角田和彦著・近代出版)」に、ホルムアルデヒドの対策が掲載されていますので、その一部を抜粋して紹介したいと思います。
文章が長いので、今日はまずホルムアルデヒドの概要についてです。

 

●ホルムアルデヒドの対策
「アレルギーっ子の生活百科(角田和彦著・近代出版)」より

ホルムアルデヒドは家や家具を作るときに使われる合板の接着剤、木くずを固めて板状にしたパーティクルボードに使われた接着剤、壁紙の接着剤、合成樹脂(フェノール系、尿素系、メラミン系合成樹脂)、消毒剤、防腐剤、脱臭剤などから揮発し、さまざまな症状を起こします。接着剤を使っていないムク材でも木材の殺菌剤・消毒剤としてホルムアルデヒドが使用されている場合もあります。
ホルムアルデヒドとアレルギー疾患との関係は盛んに研究されつつあり、他のアレルギーを誘発する可能性が指摘されています。また、ホルムアルデヒド自体もアレルギーを起こします。
ホルムアルデヒドは正常な粘膜や皮膚には大きな被害は起こしにくいのですが、傷ついた粘膜や皮膚に接触すると、露出した知覚神経を刺激し、神経ペプチドという化学物質が神経から放出され、粘膜や皮膚が腫れて(むくんで)しまいます。目に触れれば、目のちかちかした感じ、目の充血・赤み、鼻にツンとした匂い、鼻の痛み・かゆみ、鼻粘膜が腫れて鼻閉・鼻水・くしゃみ・鼻血、のどの痛み・のどの違和感などを起こします。皮膚に付着すると皮膚はカサカサになり、傷があるとそこから侵入してアトピー性皮膚炎を悪化させます。
吸い込めば、咳、痰、ゼーゼー、呼吸困難などを起こしてしまいます。全身的には、頭痛・めまい・疲れやすい・いらいらする・怒りやすいなどの症状が起こります。
とくに新築の家屋で、高気密の住宅・換気の悪い住宅ではかなりの高濃度になり、吸い込んだり接触したりすることであらゆる症状を引き起こします(シックハウス症候群)。
各国の室内許容基準は0.1~0.2 ppm以下の場合が多く、WHO(世界保健機関)の基準値はさらに低く0.08 ppm以下です。日本では1997年に厚生省が0.08 ppm以下の許容基準値を指針しました。ホルムアルデヒドの室内濃度が0.04 ppm 以上では、0.04 ppm 以下の場合に比べて気管支喘息の発病が多いとの報告もあります。また、ホルムアルデヒドには発癌性が指摘されています。
新築の家やリフォームされたばかりの家では注意が必要です。実際に測ってみると、築後1年以内の家では0.2~2.8 ppm程度の汚染がありました。3~4年ほどたつと徐々に濃度が低下し、10年経つと低くなりますが、そのころにはさまざまな病気を引き起こしてしまった後でしょう。
2003年7月1日、建築基準法が改正され、ホルムアルデヒドは規制対象になり、それ以後に建築された家屋では濃度が低く抑えられています。

(中略)

 

シックハウス症候群は、化学物質の量が微量でも反応を示すことが分かっています。
もし、この量が多くなれば、「アレルギー症状」ではなく、「中毒症状」に変わります。
生活環境内のこれらの変化は、近代において、増加した要因であり、呼気からの化学物質の摂取量が全体の80%に上ることを考えても、アレルギーと化学物質は、相当に密接な関係があると思われます。

明日は、「換気」「寝具・衣類の対策」「合板・ビニールクロスの対策」について抜粋します。

 
おまけ★★★★北のつぶやき

以前、シックハウスの取材を行ったとき、ホルマリンの臭いをかがせてもらいました。
もう、すごいのなんの・・・
しばらく、鼻が利かなかったぐらいです。
ホルムアルデヒドは、濃度が低いと、特に異臭を感じないようですが、目に目ない空気だけに、気を配りたいですね。

2010年2月28日

東です。

 

 

 

 

 

 

 
今日は、昨日に引き続いて、制御性T細胞の記事を紹介したいと思います。

 
●理化学研究所、制御性T細胞による皮膚免疫炎症抑制のメカニズムを発見
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=244553&lindID=4

 
背景

皮膚アレルギー疾患の克服は重要な社会的課題ですが、その発症・慢性化のメカニズムの全体像はいまだ不明です。免疫系は、多種の免疫細胞が、皮膚や腸管などの末梢組織とリンパ節などを含むリンパ系の間を行き来して、クロストークすることにより成立していると考えられています。しかし、皮膚からリンパ系に移動する免疫細胞の解析は、皮膚からリンパ節につながっているリンパ管に、ガラス管などを挿入して免疫細胞を回収する必要があるため、大型動物であるヒツジなどでしか行うことができませんでした。さらに、これら大型動物の細胞を詳細に解析するための試薬なども整っていませんでした。そのため、例えば、免疫応答抑制に重要な制御性T細胞は、皮膚とリンパ系の両方に存在していますが、正常時や炎症時にはこの組織間を移動しているのか否か、移動しているとすればどれくらいの数の細胞が移動しているのかなど、制御性T細胞の具体的な挙動は、まったくと言ってよいほど分かっていませんでした。

研究グループは、紫色の光を照射すると緑色から赤色に変色する光変換蛍光タンパク質「カエデ」を導入した「カエデマウス」を開発し(図1)、赤色にマークした目的部位の細胞が、一定時間後、どこへ移動しているかを追跡することで、全身の細胞移動を目で見て把握することができる評価系を確立していました(Tomura et.al. PNAS. 105, 10870-10875(2008))。このカエデマウスを使って、正常時と皮膚炎症時で、皮膚からリンパ系にどの種類の免疫細胞が、いつ、どれくらいの数だけ移動しているのか、さらに、免疫応答制御における移動した免疫細胞の役割解明に挑みました。

 
研究手法と成果

(1)正常時と皮膚炎症時に皮膚からリンパ系に移動する細胞 

 
皮膚からリンパ系に移動する免疫細胞を追跡するために、カエデマウスの腹部の毛を剃った後、紫色の光を当て、皮膚組織や皮膚に存在している免疫細胞を赤色にマークしました(図2)。24時間後、赤色の免疫細胞が移動した先のリンパ節(所属リンパ節(※6))を解析しました。その結果、移動した細胞は、樹状細胞(※7)とT細胞が約半数ずつ占めていることが分かりました。同時に、このT細胞の内の約5分の1が、制御性T細胞であることを初めて見いだしました。

次に、正常時から皮膚炎症時になると、皮膚炎症部位からリンパ節に移動する細胞の種類の割合がどう変わるのかを調べるために、接触性皮膚炎モデルマウス(※8)を使って解析しました。その結果、皮膚炎症時では、移動したT細胞のうち、制御性T細胞でないT細胞が約5倍に増えた一方、制御性T細胞は約20倍にまで増加し、移動したT細胞の約半分を制御性T細胞が占めるまでになりました。

(2)接触性皮膚炎の終息に制御性T細胞は必須の役割 

 
この接触性皮膚炎モデルマウスでは、炎症は時間が経過すると自然に収まります。しかし、全身の制御性T細胞を4分の1に減らしたマウスを使って皮膚炎症を起こすと、炎症は時間を経過してもまったく収まりませんでした。この結果から、皮膚炎症の終息には制御性T細胞が必須であることが分かりました(図3)。

また、所属リンパ節での反応を模倣した実験系を試験管内で再現して調べたところ、皮膚炎症部位からリンパ節に移動した制御性T細胞は、もともとリンパ節に存在する制御性T細胞に比べ、約10倍の免疫応答抑制活性を示しました。さらに、皮膚炎症部位からリンパ節に移動した制御性T細胞を単離し、直接、マウスの皮膚炎症部位に注射すると炎症を抑制しました。これは、個体レベルの炎症部位でも、制御性T細胞の炎症抑制作用があることを示しています。つまり、皮膚炎症が起こると、皮膚炎症部位の制御性T細胞は強い免疫抑制活性を発揮し、所属リンパ節と炎症が起こっている皮膚の両方で炎症を抑制するといえます。さらに解析を進めた結果、この活性化した制御性T細胞が、強い細胞増殖抑制活性とともに免疫を抑制するタンパク質を作っていること、炎症を起こして2~3日目の間、一過性に皮膚炎症部位からリンパ節へ移動していることが分かりました。

こうして、免疫炎症の終息には、炎症部位からリンパ節に移動する大量の強い免疫抑制活性を持つ制御性T細胞が重要であることを明らかにしました(図4)。

 
今後の期待

今回の結果は、免疫反応を起こしている末梢組織からリンパ系に移動する細胞が、免疫疾患の制御に重要な役割を果たしていることを示しています。また、強い抑制活性を持つ活性化した制御性T細胞は、炎症を起こした後、短時間だけ、皮膚からリンパ節に移動してくることが分かりました。従って、皮膚炎症を制御するには、どのタイミングで、どのような性格を持った細胞が、皮膚からリンパ節に移動するかを知ることが重要であることを示しています。

これまでは、個々の免疫細胞の機能解析を中心に研究が行われていたため、全身レベルでの免疫細胞の時間・空間・数量的な制御という情報に基づいて、免疫応答を考察することが不可能でした。研究グループは、カエデマウスを使って、免疫反応を起こしている末梢組織からリンパ系に移動する細胞の機能と、その時間空間的な制御機構を詳細に調べることによって、皮膚疾患、アレルギー疾患の克服につながる重要な知見が得られると考えています。現在、アレルギーや感染症の克服のために、これらのモデルになるカエデマウスを用いて、皮膚、腸管や粘膜組織からリンパ系に、どのような細胞がどのくらいの数移行して、どんな機能を発揮することで免疫系が身体を守っているのかを明らかにすることを目指し、共同研究を行っています。このように、カエデマウスを使った研究は、最終的には、アレルギー疾患克服のために有用な情報となる新しい概念を提唱するだけでなく、免疫細胞が全身をどう巡りながら免疫系全体を成立させているのか、免疫応答の全体像を解明することが可能になると期待されます。

 
ポイントは、「制御性T細胞を4分の1に減らしたマウスでは、炎症が治まらなかった」という部分ではないでしょうか?
この部分が何を意味するのかというと、制御性T細胞は免疫細胞の一つですから、この制御性T細胞を抑制するような治療を施した場合、炎症が慢性化する可能性が考えられます。

ステロイド剤やプロトピック軟膏の問題点は、免疫抑制作用によるさまざまな障害にあるわけですが、もしかすると、その使用のタイミングというのが、この制御性T細胞との関連から研究が進むかもしれません。
つまり、炎症が急性期においては、免疫抑制作用を持つ薬剤は、一時的な免疫抑制作用に役立ちますが、その後、慢性的に使用することは、自分の体で免疫を抑制する力を、「抑制」する恐れがあるということです。
どのタイミングを図ることで、この制御性T細胞が働くのかは、まだまだこれからの研究を待つしかないとは思いますが、連続させない短期使用など、ステロイド剤の「正しい使い方」が、もしかすると模索できるのかもしれません。

今後の研究の経過を見守りたいところです。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

薬剤の使用はTPOを間違えないことが大切じゃが、ステロイド剤という薬剤そのもは、炎症を抑制するという点では、優秀な薬であることは確かじゃ。
じゃが、その長期連用が、数々の副作用を生むことも分かっておる。
今回の研究が進めば、「ステロイド剤を使ってよいタイミング」というのが、もしかすると図れるようになるのかもしれんの。
もちろん、ステロイド剤などの薬剤は、アトピー性皮膚炎そのものを直接治している薬剤ではないわけじゃが、QOLを維持させるためには「必要な薬剤」の一つであることも確かじゃ。
あとぴナビでは、アトピー性皮膚炎の治療を「ステロイド剤などだけに頼ること」は反対じゃが、ステロイド剤の使用そのものを全く否定しておるわけではない。
ぜひ、今の「ステロイド剤治療」をアトピー性皮膚炎治療の本流としておる医師たちも、今回の研究から何かを見つけて欲しいと思う。

2010年2月27日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
先日、理化学研究所が、皮膚免疫炎症抑制のメカニズムを発見したというニュースがありました。
アトピー性皮膚炎にも関わってくる最新情報ですので、その論文を紹介したいと思います。
なお、長い文章ですので、2日間に分けて掲載します。

 

●理化学研究所、制御性T細胞による皮膚免疫炎症抑制のメカニズムを発見
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=244553&lindID=4
 

皮膚アレルギーの火消しは、炎症患部から大量移動する制御性T細胞

~光で色が変わるカエデマウスを使って皮膚免疫炎症抑制の新メカニズムを発見~

◇ポイント◇ 
 皮膚免疫炎症の部位からリンパ系へ移動する免疫細胞を、カエデマウスで追跡 
 強い免疫抑制活性を持つ制御性T細胞の移動が皮膚炎症を終息へ導く 
 末梢組織とリンパ系の間を移動する免疫細胞の機構解明で、皮膚アレルギー疾患克服へ 

 
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、皮膚免疫炎症が終息するためには、炎症部位からリンパ系に移動する制御性T細胞(※1)が重要であることを発見しました。理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長)自己免疫制御研究グループ(金川修身グループディレクター)の戸村道夫上級研究員と京都大学次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点 創薬研究グループの椛島健治リーダーらを中心とする国際共同研究(※2)の成果です。

皮膚アレルギー疾患の克服は社会的課題ですが、その発症・慢性化のメカニズムの全体像は不明のままです。私たちの体を病原菌から守っている免疫系は、皮膚などの末梢組織とリンパ節などを含むリンパ系の間で、多種の免疫細胞が移動してクロストーク(※3)することで成立しています。しかし、正常時や皮膚炎症時に、皮膚からリンパ系に移動する免疫細胞の種類や数、タイミング、役割は、今まで評価系が無く、不明のままでした。

研究グループは、紫色の光を照射すると緑から赤に変色する光変換蛍光タンパク質「カエデ」(※4)をマウスに導入して、「カエデマウス」と名付けた新しい評価系を確立してきました。今回、このカエデマウスを使って、正常時と皮膚炎症時に、皮膚からリンパ系に移動した免疫細胞を追跡した結果、強い免疫抑制活性を持つ活性化した制御性T細胞が皮膚炎症部位からリンパ節に短時間で大量に移動すること、さらに、この移動が皮膚炎症の終息に重要であることを発見しました。

この発見は、制御性T細胞の移動が、皮膚アレルギー疾患の慢性化や免疫応答の質(※5)を決める要因になるという新しい概念を示しています。今後、カエデマウスを利用した研究をさらに進めていくことで、皮膚免疫炎症の疾患、アレルギー疾患の克服に関する重要な知見だけでなく、免疫細胞が全身をどうやって巡りながら免疫系全体を成立させているのか、というメカニズムを解明することができると期待されます。

本研究成果は、米国の科学雑誌『The Journal of Clinical Investigation』(3月1日号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(2月22日付け:日本時間2月23日)に掲載されます。

(以下、明日に続く)

 

なかなか難しい内容ですが、簡単言うと、皮膚の炎症が収束する際には、制御性T細胞が関わっていること、そして、その制御性T細胞が炎症を起こしている皮膚から、リンパ節に短時間で大量に移動することが見つかった、ということです。

明日は、今回の研究の方法や背景、そしてその研究の成果について抜粋したいと思います。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

今回の論文は、理化学研究所のホームページで、図解、写真入りで詳しく説明がされています。
興味のある人は、全文をご覧ください。

http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2010/100223/detail.html

2010年2月26日

南です。
今日は、入浴療法を始めて数カ月の方からいただいたお便りを紹介します。

 

 

 

 

 

 
●Uさんからのお便り

 
南さん、こんにちは!

やっぱり一気に治る事はなく、昨日からまた辛くなっちゃいました(^^;)
まぁ予想はしてたので…
でも入浴後三日間もまったく何も辛い感じしなかったのは初めてなので、絶対に良くはなってると思います(^-^)
お風呂から出た後、7時間も痛くて辛かったですけど、その後8時間寝られました!
だから、寝ながら合間に、痒い・痛い・寝苦しいはありませんでした!
だけど、もっと湯治時間を延ばしたり運動をしっかり行ったほうが早く回復しますか?
一日でも早く良くなりたいので・・。

 
状態が悪い時ほど、あせって早く良くしなきゃと頑張り過ぎることがあります。
回復していく過程では、状態の変化は一進一退になります。
本当はどんどん良くなって良い状態が日に日に増えていくことが理想ですが・・・。

でもこんな時にかえって、早く回復させようと無理に湯治時間を長くしたり、運動量を多くしたりするのはマイナスになることがありますので気をつけましょう。
湯治や運動は自分の体力と相談しながら行いましょう。
無理をしすぎると身体はオーバーワークになり、かえって状態にダメージを与えてしまいます。
その日の睡眠で疲労をとりきれなかった場合には、疲労が蓄積して逆に治りにくくしてしまうこともあります。

優先順位はできるだけ睡眠を多くとり、食事をしっかり摂った上で湯治や運動をバランスよく考えていきましょう。
また最近は季節に変化(気温の変化)の幅が大きくめまぐるしくかわります。
そのような時も身体にとってはマイナス面(ストレス)になりますので、早めに変化を察知し予防するような工夫をすることもいいでしょう(天気予報を参考にしたりなどなど)。
状態がアップしてきたら、運動量や湯治を増やして次の状態にステップアップするのはOKです。
バランスよく、自分の体に問いかけて行ってみてください。
常に自分の身体の声を聞けるようになるといいですね!

 
おまけ★★★★南のつぶやき

入浴療法を開始したばかりのとき、はりきる方は多くいらっしゃいます。
でも、今日のブログに書いたように、自分の体力や体調、さらには肌の状態を見ながら、入浴の時間、回数などは決めていく必要があります。
また、同時に、入浴を支えていくための生活、睡眠や食事、あるいはストレスの解消や運動なども、大切な生活内の要因です。
これから春を迎えるにあたって、比較的状態が落ちやすい季節ですので、自分の体力・体調を良く見ながら、チャレンジしていくようにしましょう。

2010年2月25日

ずいぶん、ブログを書くのは久しぶり。
中田です。

今日は、意外と問い合わせが多いスキンケアに含まれる「コレステロール」について、書きたいと思います。

コレステロールというと「悪者」ととらえがちです。
多くは血液の流れをにぶらせ、いろいろな疾患をもたらすことで有名ですが、これはコレステロールにたんぱく質などがくっついてしまったものであり、コレステロールそのものが悪さをしているのではありません。
本来、コレステロールは人体を構成する大切な成分です。
また、コレステロールはステロイドホルモンを作る前段階の原料みたいなものです。
ステロイドとは言っても、あのチューブに入った薬剤ではなく、自分の力で作り上げているステロイドホルモンのことです。
すなわち自分の力で作っている以上、それなりの役割があります。

そして主には細胞膜をつくりお肌の柔らかさをもたらしています。
そのため生物(哺乳類)から精製して化粧品にも利用されています。
ステロイド剤が化学的に合成されたものであるのに対して、化粧品類に含まれるものは全て天然成分から精製されたものです。
多くの化粧品類の成分表示に「コレステロール」の文字がみられますが、医薬品ではありませんので、コレステロールという名称だけで不安になる必要はありません。
日常のスキンケアにお役立てください。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

どうしてもコレステロールというと悪いイメージがあるようじゃが、一般的に思われる悪いイメージは悪玉コレステロールじゃ。
その逆に「善玉コレステロール」もある。
洗剤が悪い=界面活性剤が悪い=純石ケンは安全、という誤解も多くの人が持っておるようじゃが、純石ケンは、それこそ界面活性剤そのものじゃ。
このように、界面活性=悪い、というイメージと同じじゃな。
「単語」は、省略しておる意味合いも多いのじゃから、気をつけた方が良いじゃろう。

2010年2月24日

少しずつ、陽気も出てきたようじゃが、まだ天候は不順だから気をつけたいところじゃ。
さて、先日、下記の記事がニュースで出ておった。

 

 

 

 

 

 

 
●<化学物質過敏症>後遺症が初の労災認定 眼球運動障害で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100216-00000012-mai-soci

電気設備施工会社に勤め有機溶剤を吸った後、化学物質過敏症になった男性(40)=神奈川県茅ケ崎市=が、眼球運動の障害を後遺障害として、厚木労働基準監督署に労災認定されたことが分かった。化学物質過敏症の後遺症が労災認定されたのは初めてとみられる。眼球運動障害は化学物質過敏症に顕著な症状とされ、専門家は「今後、同様の症状のある患者の救済につながる可能性がある」と指摘している。【大島秀利】

男性は00年から取引先の会社で、半導体や液晶パネル部品を洗浄する設備の配線や加工作業に従事したところ、頭痛、めまい、吐き気が表れ、02年には手足のけいれんが止まらなくなった。運転時は他の車との距離感がつかめなくなった。

北里大学北里研究所病院(東京都)の検査で、動く指標を目で滑らかに追えない中枢性眼球運動障害と判明した。また、化学物質に対するテストで、配線作業で使用した有機溶剤含有の接着剤に過敏に反応することが確認され、化学物質過敏状態などと診断された。

男性の労災請求に対し、厚木労基署は03年時点では治療費は支給できないとの判断を示した。そのため、男性は神奈川労災職業病センター(横浜市)に相談の上、同病院で再受診し、眼球運動の障害が残っているとの診断書を添え再び労災請求。厚木労基署は昨年10月、治療による改善が望めないと認め、両目に著しい障害が残る障害第11級と認定し一時金約350万円を支給した。

男性を診断した坂部貢医師(現東海大医学部教授)は「眼球運動の障害は、化学物質過敏症の重症度をみる上で重要な要素だが、後遺症として認められた例を知らない。他の化学物質過敏症の患者も同様の後遺障害を認められる可能性がある」と話している。

 

化学物質は、アトピー性皮膚炎にも関わっておるが、このように化学物質過敏症として人体への影響が公的な機関で認められたのは、大きな前進じゃろう。
特に、アレルギーという観点からみれば、化学物質は、微量の方が反応しやすいと言われておる。
量が多くなると、今度は中毒症状がみられることになるわけじゃ。

過去のブログでも書いたのじゃが、化学物質が人体に最も吸収されるのは呼気からじゃ。
そういった点から考えると、車社会、工業社会、そして家電製品、合板の家具があふれた今の社会環境は、さまざまなところから、化学物質を吸収してしまう機会がある。

やっかいなのは、初期の段階ではなかなか初期症状が見られないことじゃが、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患を持っておる人は、悪化要因の一つでもあるため、「アレルギー症状」の悪化で気づくことがある。
いわゆるアレルギーが「警告信号」的な要素が強い、と言われる所以じゃな。

とにかく、こういった化学物質に関連する病態につながる状況は、今後、増加する恐れが強いから、みんなも十分に気をつけて欲しい。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

今回の記事に書かれていた坂部貢先生は、化学物質関連の記事で、あとぴナビでも過去に取材しています。
今日の博士のブログにも関わる内容ですので、ぜひご覧ください。

●新築じゃなくてもシックハウス?
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=health&c2=1&c3=12

●環境ホルモンとアトピー
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=health&c2=1&c3=20

2010年2月23日

東です。

 

 

 

 

 
今日は、少し前の記事ですが、興味深い記事を見つけましたので、紹介したいと思います。

 

 
●子供の頃水泳をやっていた子供ほど、将来花粉症になりやすい
(2007年1月29日)

 

ドイツで行われた研究によると、プールで頻繁に泳いでいた児童は、後に花粉症に悩まされる可能性が高くなるらしい。
プールに使用される塩素化合物は、泳者の尿や汗の混じった水を殺菌する。ところがその一方で水面で有毒なガスを揮発させるため、酸素が運ばれるデリケートな肺の上皮組織を傷めてしまうのだ。このような刺激を上皮組織が慢性的に受けると様々なアレルギー性疾患の原因となることが、これまでの研究によって判明している。
今回の研究では、35歳から74歳までの成人2,606名の、アレルギー性疾患の病歴とプールの使用頻度が、過去に遡って調査された。また、年齢や性別、居住地域、学歴、喫煙歴、アレルギー性疾患以外の病歴なども考慮され、細かい分析が行なわれた。その結果、学童時代に頻繁にプールに通っていた経験があった者は、花粉症を発症する確率が通常より74%も高くなることが分かったのである。
この結果を受け、既に一部のプールでは導入されている、極めて少量の塩素を使用、或いは全く塩素を使用しない新しいプール水殺菌方法 を、研究者たちは強く推奨している。

 

この記事は、アレルギー研究専門誌「Allergy」に掲載された研究報告に基づくものです。
水道水に含まれる塩素については、アトピー性皮膚炎の場合も、皮膚たんぱくに影響を与えることから、マイナス面が多いとされています。

プールを運動で取り入れている人や、子どものスイミングスクールなどで利用している人は、結構おられると思います。
記事中には、「上皮組織が慢性的に刺激を受けること」が良くないと指摘していますが、これは皮膚も同様のことが考えられます。

今回の記事は、室内のプールが対象となっていますが、「塩素」だけの問題を考えた場合、家庭のお風呂も考える必要があるかもしれません。
もっとも、プールの場合、塩素を直接、投入していますので、水道水に含まれる塩素の量よりは相当、多く含まれているのは確かでしょう。
ただし、お風呂は日常生活の一部に含まれており、多くの人が「毎日」の生活習慣として利用していると思います。
入浴だけでなくシャワーも直接皮膚に「触れる」ことを考えると、影響が考えられますので、注意が必要でしょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

プール自体は、運動という側面からみれば、決して悪い物ではない。
じゃが、「プール」自体の環境によっては、影響がみられることもある、ということじゃな。
同様に、家庭のお風呂も、環境次第では影響が考えらるので、気になる人は、塩素対策などをしっかり行いたいものじゃ。

2010年2月22日

みなさん、こんにちは。
小田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

春はもうすぐそこに来ているとはいえ、まだまだ寒い日が続いてますね。
各地で早春の便りを、よくニュースで聞きますが、当センターの近くにある道の駅「バサロ」では早咲きの菜の花が満開となっています。
冬空の下、鮮やかな黄色の花を付けた菜の花が咲き誇り、冷たい風さえも忘れさせてくれます。
早春のぽかぽかした陽気ともなれば、視覚からも温かさが感じられ、非常に温かく感じるから不思議です。
黄色という色にはそういう力があるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
現在、当センターを利用される方は、代謝が低下した状態の方が多いようです。
代謝を促進するためにはまず湯治がベースとなるのですが、「静」の代謝促進だけではなかなかスムーズには改善されません。
状態が辛くて動きづらいとは思いますが、「動」の代謝促進も必要不可欠となります。
 
そんな時、ただ単に外に出て運動をするのではなく、ひとつの目的意識を持って行うと意外とすんなりできることが多くあります。
たとえば、今、満開に咲いている菜の花でも見に行こうという目的を持って出かけるのも良いでしょう。
道の駅「バサロ」までは歩いて片道15分ぐらいの距離で、軽い運動としては最適な距離です。
到着すれば、鮮やかに咲いた黄色の菜の花畑が出迎えてくれます。
達成感もあり、爽快感もあり、精神的にも非常に効果が期待できます。
菜の花は今月いっぱいまで見ごろなので、こういうチャンスは貪欲に活用しないてはありません。
温泉だけではなく、大地のパワーもぜひ感じてください。
 

 

おまけ★★★★小田のつぶやき

2月の土日は「菜の花祭り」を開催しています。
今月も残りは一週になりましたが、菜の花スープの試食もありますから、HRCに来られた方は、味覚からも春の生命力を感じてくだいね。

2010年2月21日

東です。

 

 

 

 

 

 

 
バレンタインの日のブログで、チョコレートの食べ過ぎに注意するよう書きましたが、読者の方から「甘いものがどうしてもやめられません。甘いものって食べないほうがいいのでしょうか?」というようなメールを何通かいただきました。
そこで、今日は角田和彦先生(小児科医)が書かれた「アレルギーっ子の生活百科(近代出版)」という本から「砂糖の話」を紹介したいと思います。

 
●砂糖の話
「アレルギーっ子の生活百科(角田和彦著・近代出版)」より

 
人類は甘いものを求めてきました。
砂糖がすぐに手に入らなかった時代、砂糖は「薬」でした。
食べるものがなく、飢餓で病気になった人に砂糖を食べさせると、とたんに元気になりました。
甘い物がなく、食べたくても食べられない時代は人類の歴史が始まってからずっと続いてきました。
甘い物がすぐ手に入り食べられる時代はつい最近始まったばかりです。
そのため、ヒトの体は甘い物がないことには耐えられますが、甘い物が多いことには耐えられないようです。
現代の子どもたちは甘い物の食べ過ぎによって病気の危機にさらされています。

 

◆砂糖を摂りすぎると・・・

 

1.化膿する病気を起こしやすくなります。
皮膚の感染症(とびひ、おでき、単純ヘルペスなど)、化膿性中耳炎、扁桃腺炎、肺炎などの感染症を起こしやすくなります。

 

2.腸管内にカビ(カンジタなどの酵母菌)を増やし腸内細菌叢を乱します。
カンジダは腸の粘膜を壊し、アレルギーを悪化させます。

 

3.虫歯の原因になります。

4.砂糖を代謝するときにビタミンB1を使うため、ビタミンB1の不足を起こします。その結果、心が不安定で落ち着きがなく、いらいらした子どもになってしまいます。

 

5.砂糖や果物など甘いものを過剰にとった場合、血糖値は一過性に上昇しますが、その後急激に低下し、かえって低血糖になってしまうことがあります。低血糖は神経をいらだたせ、正常なヒトの脳の働きを乱してしまいます。ご飯など穀物を食べた場合はお腹の中ででんぶんがゆっくり糖に変えられるため、血糖値が徐々に上昇し急に低下することがなく、脳に安定したエネルギーを供給します。そのため、落ち着いた精神活動・安定した神経系統の反応を保つことができ、その子の持つ能力を十分発揮することができるようになります。

(以下、略)

    
前回のブログで述べた内分泌への影響以外にも、これらの悪影響が考えられます。
特にアトピー性皮膚炎の場合、1、2は直接の影響が考えらえます。
ヘルペスがアトピー性皮膚炎の方に多いことや、腸内免疫の乱れがアレルギー全体にも関わることからも、かなり注意が必要だと言えるでしょう。
今回紹介した書籍は「子どものアレルギー」を考えていますから、表現が子どもを対象になっていますが、成人の場合も同様です。
心身両面が関わるアトピー性皮膚炎の場合、多面から考えても、甘い物、つまり砂糖の摂取は十分に注意したいものです。

なお、最近は砂糖の代わりに人工甘味料も多くの種類が出ていますが、それらの人工甘味料も、いろいろな研究でデメリットが報告されており、中には砂糖の方がまだ良いという研究者もいるぐらいです。

甘い物がどうしても好きな方は、気をつけてください。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

砂糖は生命維持、という観点からみれば「必須」ではありません。
デンブンを消化する酵素を持つヒトなどの動物は、デンブンを徐々に消化して、ブドウ糖にして吸収し、利用しているからです。
砂糖はあくまで嗜好品という位置づけで見て、過剰な摂取にならないようにしましょう。