ワクチンで全てを解決することはできなかった(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は、ワクチンの接種率が78%のイスラエルの現状を示した記事を紹介したいと思います。

                      
          
●接種率78%「イスラエル」で死亡者増加のなぜ
「集団免疫」の勝利から一転、ロックダウンも
https://toyokeizai.net/articles/-/450304
         
今年春、ワクチン接種を驚くべき速度で進めたイスラエルは新型コロナ対策の世界的模範と目されていた。感染者は大幅に減り、接種完了者は電子的な接種証明書「グリーンパス」を提示することで屋内のコンサートやスポーツイベントに参加できるようになった。最終的には、マスク着用義務も撤廃された。
イスラエルは世界にとって、コロナ禍から抜け出す希望の光だった。
今は、もう違う。
         
▼「輝かしい手本」が「他山の石」に
       
イスラエルの感染者数は現在、同国が最悪期を経験した今年冬の水準に急速に近づいている。1日当たりの新規感染者数は過去2週間で2倍以上に増加。世界でも感染が最も急速に広がっている地域の1つとなっている。8月中旬には、集会および商業・娯楽施設に関する行動制限が再開された。政府はロックダウン(都市封鎖)の再発動も検討している。
輝かしい模範だったはずのイスラエルはなぜ「他山の石」に成り果てたのか。科学者による原因究明作業はまだ完了していないが、事態が一気に暗転したことでナフタリ・ベネット新首相は厳しい試練にさらされている。
一部の専門家が懸念するのは、時間の経過とともにワクチンの効果が低下した可能性だ。イスラエルでは、早期にワクチン接種を済ませた人が感染する確率が高まってきている。アメリカが9月から幅広い国民を対象に3回目のブースター接種を開始するとした決定も、こうした知見に基づいている。
デルタ株は感染力が極めて強く、ワクチンの感染予防効果が弱まったおそれがある。
イスラエルでは、ソーシャルディスタンシング(密の回避)など感染予防を目的とした行動規制が6月には解除されるようになっていた。最悪期は脱したという確信からだ。
政府にコロナ対策を助言する専門家パネルの責任者ラン・バリサー氏によれば、「あの時点での支配的な物の見方」は次のようなものだった。「イスラエルは世界で最も接種の進んだ国であり、接種済みの人が感染することはほとんどなく、感染して重症化する確率はさらに低い。基本的に国民は集団免疫に極めて近い状態にある。これは当時としては間違った見方ではなかった」。
問題は、従来株の常識が「その後の変異株には必ずしも通用しなかったことと、そこに時間の経過によるワクチンの免疫力低下が重なったことだった」とバリサー氏は話す。
イスラエルでは2月末までに高齢者の圧倒的大多数が、ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンの2回接種を完了。現在では、接種可能な12歳以上の約78%が2回のワクチン接種を済ませている。
ワクチンには今も重症化を防ぐ効果があると考えられているが、イスラエルの一部データは、早い段階で接種を済ませた人々の間で重症化リスクが高まった可能性を示している。感染率が上昇する中、イスラエルではここ1カ月で死者数も増加傾向となっている。
経済の完全再開を目指すイスラエルは、春に感染者数が低下すると接種証明書を廃止。移動制限を緩めるなど、コロナ関連の規制を全面解除した。最後まで残っていた屋内でのマスク着用義務も6月15日に撤廃した。
          
        
記事は長いので続きは明日にしたいと思います。

                           
おまけ★★★★西のつぶやき

イスラエルのワクチン接種は、今年の冬にかなり話題になっていた。
しかし、今ではその効果にかなり疑念が出ている状況だ。
とはいえ、患者数が冬に迫っていても、死者数には大きな隔たりがあることも確かだ。
正しくワクチンの効果を把握して欲しいと思う。