ワクチン接種で「できること」「できないこと」(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は昨日の続きです。

昨日述べたウイルス感染の仕組みの中で、ワクチンの接種はどこに関わってくるのでしょうか?
簡単言えば、ワクチンは「後半部分」、感染以降のところへの対処が期待されているわけです。

残念ながらワクチンを接種していてもウイルスの曝露は防げませんし、感染に必要な量のウイルスの侵入を許せば、ワクチンを接種していても、「感染」そのものは防げないことになります。
もちろん、感染しても発症しなければ生体そのものに事実上の影響はないわけですが、問題は、感染することで症状が自覚できなくても他人に移すウイルス量を排出する可能性が否定できないことです。
特に、今回の新型コロナウイルスでは無症状の感染者が、無自覚のまま他人と接触することで、感染拡大に関わっていることの問題点は去年から指摘されていたことを記憶されている方も多いと思います。

今回の新型コロナウイルスのワクチン接種の効果が、どれくらいの期間、維持されるのかはまだ明らかにはされていません。2年ほど維持されるという意見もあれば、1年以内とする意見もあります。
実際には、ウイルスの変異の状況がそこに関わってきますので、その効果の期間に対する正解は誰も知ることはできません。
実際に、一定の期間が過ぎた後の「実績値」を見るしかありません。

先日、南海キャンディーズの山崎静代さんが、2回めの新型コロナウイルスに感染したことのニュースが出ていました。
自然感染やワクチン接種により、一定の抗体値が得られますが、永遠ではないことの証明とも言えるでしょう。

ワクチン接種により、一定期間の新型コロナウイルスに対する「防御」を省略することでできますが、その「期間」は有限であり、数年単位ではみない方が良いことは確かでしょう。
残念ながらウイルスそのものが弱毒化するか、安全性が担保されたワクチンが開発されるまでの間は、マスクなどで「防御」して身を守る行動は続けざるを得ない状況です。

ワクチンの接種で「できること」と「できないこと」を理解した上で、新型コロナウイルスへの対策を続けていくようにしましょう。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

新型コロナウイルスの感染拡大が続いておるが、人々の意識は、かなり薄れてきておるようじゃ。
少しずつ若年の方への影響も変化している部分はあるから、まずは「感染しない」ための対策を行うことは忘れないようにして欲しいの。