ワクチン接種で「できること」「できないこと」(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、新型コロナウイルスの話題を一つ考察したいと思います。

東京オリンピックが開催中ですが、新型コロナウイルスの患者は相当な拡大状況です。
マスコミが東京オリンピックの話題を優先しているため、さほど気にされていない方も多いようですが、行動自粛についての報道も大きく減っているため、急激な患者数の減少は見込みづらくなっています。
もちろん、重症者数や死亡数、入院患者数は抑制されていますが、これは高齢者のワクチン接種が進んだことによるものでしょう。
ウイルスの変異は「終着点」はありませんので、今後、どういった変異を続けていくのかは分かりません。もしかすると単なる「風邪」のウイルスの位置づけに向けた変異をするかもしれません。
しかし、逆の変異が続けば、今のワクチンで重症化が防げない状況になったり、若い人たちの重症化が増加するような可能性も否定できないでしょう。

今は少しずつワクチン接種も拡大していますが、ワクチン接種による利益の享受の部分でも、人々の認識が異なることも多いようです。

●今のワクチンの接種で、できること

・重症化を防ぐ
・発症を防ぐ
●今のワクチンの接種で、できないこと

・感染を防ぐ
・恒久的な効果は得られない(一定の期間で効果は切れる)

新型コロナウイルスに限らず、細菌性、ウイルス性の疾患は、「曝露」「感染」「発症」の3段階を踏んで症状が現れます。

曝露とは、細菌やウイルスに接触することです。
ただし、そこには「ウイルスの量」も関係してきます。
「感染」するのに必要な曝露される量は、ウイルスや細菌の種類により異なります。
新型コロナウイルスは変異も激しく、感染に必要なウイルスの曝露量はまだ解明されていませんが、少量であることは分かっているようです。

そして、感染に必要な量(感染価)の新型コロナウイルスが体内に侵入すると(曝露されると)、感染が生じて、体内の免疫システムとウイルスの「戦い」の結果により、体は熱や咳、倦怠感などの症状を現わすことで「発症」を自覚することになります。
さらに、ウイルスの増殖を免疫システムが防げない状況になると、症状は悪化、重症化に向かうことになります。

では、ワクチンはこうした感染する流れの中で、どこに関わってくるのでしょうか?
続きは明日にしたいと思います。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

ワクチンを接種すれば、なんでもできる、と思っている人が多いようです。
インフルエンザのワクチン接種でも、毎年、接種の必要があるように、その効果が持続する期間には限りがあるので、注意が必要でしょう。