感染症とアトピーと梅雨の時期の対象方法(5)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は、ダメージを軽減させるためにどうすれば良いのかを考えてみましょう。

                 
●感染症の炎症から生じた痒みのダメージを軽減させる

もう一つ考えたいのは、感染症による炎症から生じた痒みが皮膚に与えたダメージをいかに軽減させるのか、ということです。
アトピー性皮膚炎がやっかいなのは、いったん痒みが生じると、その痒みを起点として連鎖的に痒みが反復継続していく、という部分でしょう。
皮膚をかき壊すと、生体反応の結果、かき壊しの部分に炎症が生じます。
その炎症から次の痒みが生まれ、そしてまた掻き壊しにつながり……といった連鎖がアトピー性皮膚炎の繰り返す掻き壊しに繋がっていきます。

これがアトピー性皮膚炎でない方の場合には、常に体は「治癒」させようという働きがありますので、その働きが上回ることで、連鎖的な痒みをどこかで断ち切ることができます。
しかし、もともと肌のバリア機能が低下した状態にあるアトピー性皮膚炎の方の場合、感染症の痒みとアトピー性皮膚炎の痒みが入り組んだ形で、炎症を連鎖的に生じさせ、いつまでも痒みが収まらない、という状態に陥りやすくなります。

この状態を解消させるためには、二次的、三次的な痒みの部分を、他のケアで抑えることが大切になります。
具体的には、バリア機能を少しでもアップさせるようなスキンケアが望ましいと言えるでしょう。

かき壊しことで肌が乾燥状態になっていれば保水と保湿のケアに重点を置き、肌がジュクジュクした炎症状態になっていれば、保湿と保護のケアに重点を置くなど、ダメージを受けた肌状態から生じる痒みを少しでも軽減できるような工夫を行うことが大切だと言えます。
明日は、生活習慣の部分の対象について見ていきます。

                           
おまけ★★★★東のつぶやき

感染症に対するケア方法と、アトピー性皮膚炎に対するケア方法は、肌の状態によっても大きく異なりますが、ベースの部分として共通する部分もあります。
いずれも、「バリア機能」に重点を置くことが大切になりますが、連鎖的な痒みを減らすための対処はしっかりと考えていくことが大切でしょう。