2021年夏号の記事より、夏のアトピーケア(5)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は、「感染症対策」の部分です。
          
         
▼夏のアトピーケアの基本とは?
(2021年あとぴナビ夏号、より)
            
■感染症対策
        
汗や紫外線により、お肌の状態が落ちた場合、黄色ブドウ球菌やヘルペスウィルスなどの感染症に罹ることがあります。
また湿度が高くなって、そうした病原性の細菌などが活発に活動することで、汗や紫外線とは関係なく罹患し、そこからアトピー性皮膚炎そのものを悪化させることもあります。
感染症に罹患すると、炎症や痒み、掻き壊しによるバリア機能の低下、といった悪循環に陥る要因とは別に、罹患した感染症への対策も必要になることがあり、お肌の状態を回復させるまでに長時間必要になることがあります。
罹患した感染症の種類や状態にもよりますが、掻き壊しが強かったり、夜の睡眠が取れず、体調が低下していると、薬剤での適切な「補助」が必要になることもあります。
元々、お肌の状態が悪化していると、感染症かどうかの判断が難しいこともあるのですが、「微熱が続いている」「高熱が出た」「炎症部位に鈍い痛みがある」「炎症部位が腫れている」などの症状が見られた場合には、主治医に一度、相談するようにしましょう。
その上で、生活内での対策も行うようにしましょう。
       
    
明日は、具体的な医療以外の感染症対策の方法について見ていきましょう。

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピーを悪化させる要因は季節ごとに特徴がある。
冬は、それが「乾燥」といえるじゃろう。
夏は、汗や紫外線など複合的な原因から生じる「感染症」が悪化を招く大きな要因となる。
さらに、この感染症による悪化は、冬の乾燥よりも、皮膚の状態を悪化させやすい。
カポジ水痘様発疹症など、重症化することで入院加療が必要になることもある。
しっかりと対策を行うようにして欲しいの。