2021年夏号の記事より、夏のアトピーケア(4)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、具体的な紫外線対策の方法です。
          
         
▼夏のアトピーケアの基本とは?
(2021年あとぴナビ夏号、より)
            
▼紫外線対策の方法
       
・物理的な対策
        
長袖の衣類、帽子や日傘を利用して、露出部位に紫外線があたることを防ぎましょう。
なお、長袖の衣類を利用する場合、体温がこもることで汗をかいて溜まると、汗による悪影響が見られることがありますので注意しましょう。
       
・UVケア(スキンケア)
          
UV効果のあるスキンケアアイテムで対策を行いましょう。UV効果は、SPF値やPA値で示されますが、それらの数値を高くするためには、何らかの「成分を配合」することが必要になります。通常、それらの成分はお肌に刺激が少ないものが使われますが、刺激をゼロにすることはできません。特にSPF値は、最高値(SPF値50)が最も良い、と思われがちですが、SPF値とは日焼けまでの時間を「遅らす」数値であり、1時間だけ直射日光を浴びる場合、SPF値50とSPF値10のアイテムの差は全くありません(通常、SPF値の値が1につき約20分、日焼けを防ぐとされています)。SPF値50ということは、計算上でみると、約1,000分=約17時間の間、紫外線による日焼けを防止してくれるわけですが、日本国内において、17時間も強い直射日光が降り注ぐ場所はどこにもありません。もちろん、UVアイテムは汗などで流れ落ちることもありますので、数値どおりの時間、必ず維持される、ということではありませんが、日常生活で浴びる紫外線の量と時間帯を考えると、SPF値は30前後あれば十分と言えるでしょう。
なお、PA値はUV-A波をブロックする効果を示していてPA+~PA++++までの4段階に分かれています。PA+は「効果がある」PA++は「かなり効果がある」、PA+++は「非常に効果がある」という意味で、2013年に追加されたPA++++「極めて高い効果がある」という意味を指します。一般的に、SPF値とPA値は連動することが多く、SPF値が30前後であればPA値もPA+++(非常に効果がある)を示すことが多いでしょう。
        
□コラム UVアイテムを使用する際の注意点
        
UVアイテムの効果を示す数値の測定は、皮膚1平方センチメートルあたり対象となるUVアイテムを2mmgを塗って測定します。したがって、UVアイテムを使用する場合には、「たっぷり」と塗るようにしましょう。少しの量を薄めに伸ばすだけでは、必要量に達せず、効果が弱くなることがありますので注意しましょう。
また、汗をかきやすい状況下にある場合、汗によって塗布したUVアイテムが流れ落ちることがあります。そういった場合には、何度か塗り直すように心がけましょう。
        
         
明日は、感染症の対策についてです。

                      
おまけ★★★★東のつぶやき

紫外線の対策は、年代を問わずに必要になっていますが、特に幼稚園児など、乳幼児も忘れないように気をつけることが大切です。
お肌に刺激が少ないUVケアアイテムを利用しましょう。