歯の不調とアトピーの関係とは?(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、昨日の続きです。
          
         
●歯の不調がアトピーに関係? 歯科治療をしたら…
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dee103d30d841b018d85d06a13d321baf0e21bd
          
歯科で詳しく聞いてみると、Nさんは小学生の時に前歯をケガしてしまったようなのです。見た目は歯の問題はなくても、歯髄(歯の中に通っている、いわゆる歯の神経)が損傷したのでしょう。そのため20年近くも歯根嚢胞が残ったのです。私は口の中の治療はできませんので、皮膚の経過を見守り、セルフケアとして「あいうべ体操」と寝るときの口テープを指導しました。
その後、適切な歯科治療により、Nさんの皮膚は赤み、擦過痕も目に見えて減っていきました。そして、ツルツルとした肌が戻ってきました。
            
▼アトピー治り、もの作りの仕事に復帰
         
もともと、もの作りの仕事がしたくて機械修理会社へ入職したNさんでしたが、手荒れですぐに退職を余儀なくされました。ところが歯の根元にある病巣を取り除くことにより、アトピー性皮膚炎が改善したのです。現在は事務機器製作会社へ入職し、再びもの作りの仕事に従事することができました。20年も前の歯のケガが、Nさんの病気の上流だったとは驚きです。
        
私たちの体は一つですから、脳と手足がつながっているように、頭の先から足の先までつながっています。時間軸で見ると、幼い頃から成長していく過程もずっとつながっています。病気の原因は思わぬ所に潜んでいます。今回のように、何十年も前のことが体に影響を及ぼしている場合もあります。アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は、口の中にずっと続いている炎症がないか、確認してもらうことも治療の助けになることでしょう。病巣は小さくても、体には大きな影響を及ぼすことがあるから要注意です。
            
             
記事は以上になります。
先日の大田さんのブログにもあったように、アトピー性皮膚炎の原因はさまざまなものがあります。
今回の記事にあったような、皮膚以外の感染が原因となることもあります。
もっとも、歯根のう胞がアトピー性皮膚炎の原因だったのか、症状悪化の原因だったのかは分かりませんが、少なくとも皮膚の炎症に対して体内の感染症が影響を与えていたことは確かなのでしょう。
実際、蓄膿症があった方が、蓄膿症を治療して治ったら、アトピー性皮膚炎の症状がなくなった、というケースは良く聞くケースです。

歯に限らず、何らかの慢性的な感染症をお持ちの方は、その治療もしっかり行うようにしてみると良いでしょう。

                          
おまけ★★★★南のつぶやき

慢性的な疾患は、治りづらいから「慢性化」している面があります。
その治りづらい環境が、同時にアトピー性皮膚炎に対してマイナスの影響を与えている、というケースもありますので、多面的な情報から治療法は検討していくようにすると良いでしょう。