2021年あとぴナビ春号の記事「アトピーケア」(1)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                              
今日は、今月号(あとぴナビ春号)の記事から、春のアトピーケアの記事を紹介しましょう。
            
       
●Withコロナと春のアトピーケア
(2021年あとぴナビ春号記事より)
         
春の季節は、季節や生活環境の変化の面で、アトピー性皮膚炎の方にとって、一年の中でもっとも症状が悪化しやすい傾向があります。
そして、今年は新型コロナウイルスへの対処も同時に考えて行動が必要になります。
Withコロナの中で、春のアトピーケアをどのように行えばよいのか、症状の悪化を防ぐためのポイントについて考えていきましょう。
      
●季節的な悪化要因対策
      
1.花粉、黄砂、PM2.5
        
春は、季節的な悪化要因が複数あります。もっとも大きな要因は、大気中の浮遊物質による悪化です。
以前、あとぴナビでアトピー性皮膚炎の方がもっとも併発しやすい他のアレルギー疾患を調べたところ、花粉症がトップでした。
さらに、春から夏にかけて、花粉⇒黄砂⇒PM2.5と、アトピー性皮膚炎の症状の悪化につながる大気中の浮遊物質の増加は続きます。
今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、外出の際のマスクは必需品になっていますが、大気中の飛散物質対策を考えた場合には、ゴーグルなどを含めて、原因となる浮遊物質に、鼻の粘膜や、目の結膜など、粘膜部位が直接触れないような対策を行いましょう。
また、同居する家族が帰宅時に衣服などに付着して持ち込んだそれらの浮遊物質が症状悪化の引き金になることがありますので、家に入る前に衣服は叩いて、付着した飛散物質を落とすように心がけましょう。
また、今年は新型コロナウイルスの対策として、室内の頻繁な換気が求められていますが、できれば、アトピー性皮膚炎や花粉症の患者は、換気をする間、その室内に留まらず、換気が終わってから戻るようにしましょう。また、空気清浄機を適宜利用するのも良いでしょう。
その他、外で洗濯を干すことにも注意が必要です。浮遊物質に対する症状悪化が強くみられる場合には、室内干しを行うようにすることも大切です。
こうした浮遊物質に対する対策はしっかり行いましょう。
        
2.乾燥させない
         
春の季節はまだ、乾燥時期が続いています。また、露出部位が少なく衣類で直接外気に触れなかったのが、気温の上昇と共に衣服が薄くなるのに合わせて露出部位が多くなり、そういった部分から乾燥しやすくなります。
スキンケアは冬用の対策を継続して行うようにしましょう。
基本は保水をベースにして、保湿に重点を置くことです。掻き傷など肌のダメージが強い方は保護のスキンケアもしっかりと行いましょう。
前項で挙げた花粉症などが併発している方は、肌に付着したそれらの原因物質をしっかり洗浄して洗い流すことも大切です。その後は十分なスキンケアも合わせて行いましょう。
また、新型コロナウイルスの対策で、頻繁な手洗いによって、手の症状悪化の報告は続いています。
消毒自体は必要なことですが、それによって角質層からの水分蒸散を増加させています。
油分系のアイテムによるしっかりとした保湿を行うようにしましょう。
        
             
今日は、季節的な悪化要因の部分について取り上げました。
明日は生活環境の悪化要因対策について見ていきましょう。

                               
おまけ★★★★大田のつぶやき

飛散物質対策と乾燥させない対策は、洗浄することで肌が乾燥することから、反対のケアになる要素があります。
上手に組み合わせて補完しあうような方法を探っていくようにしましょう。