新型コロナの4つの後遺症の病態とは?(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、最近、少し話題になっている新型コロナウイルスの後遺症について記事があったので紹介しましょう。
          
          
●抜け毛、息切れ、味覚異常…無症状の若者を襲う「コロナ後遺症」の4つの病態
https://news.yahoo.co.jp/articles/58530842e469c28ff6707548da287397dacad91b
        
新型コロナの感染者が「後遺症」に悩まされている。順天堂大学医学部の講師で、免疫学研究に20年以上従事してきた玉谷卓也氏は「新型コロナの怖さは、年齢に関係なく、軽症や無症状であっても後遺症が長期間続く可能性があることだ。経過観察の結果、4つの病態が絡み合って起こると考えられている」という――。
         
■「若者だから大丈夫」という大きな誤解
        
人気グループ「Kis-My-Ft2」の千賀健永さん(29)は、昨年11月に嗅覚に異常を感じて検査をしたところ、新型コロナに感染していることが判明しました。その月のうちに回復して、紅白にも出場したのですが、2カ月半以上経過した現在も、嗅覚は完全に戻っていないということです。また感染が確認されたけれど無症状だった女性が、1カ月後くらいから急に毛が抜け始めたという事例も報告されています。
一般的に、感染症の後遺症は「感染しているときの症状の影響が残る」場合が多いのですが、新型コロナの場合はそればかりではありません。感染時には無症状や軽症であっても、後遺症が起こることがあります。そして、重症化しやすい高齢者や基礎疾患を持っている人でなくても、老若男女関係なく一定の割合で後遺症が発生するのです。
「後遺症」は、新型コロナに感染して、3週間以上経過しても何かしら症状が認められる場合をいいます。さらに症状が3カ月以上経過して続く場合を「Long Covid」と呼ぶことが提唱されています(1) 。世界的な傾向として、新型コロナの感染者の10人に1人がLong Covidに悩まされているといわれています。
              
■さまざまな後遺症の症状……背景にある4つの病態の中身
         
新型コロナについては、感染が始まった当初は、急性の重篤な肺炎を引き起こすことのある感染症と捉えられていました。ところが感染者を長期に追跡調査していくと、ウイルスがいなくなったにもかかわらず、感染しているときの症状が続く場合や時間がたってから違う症状が出るといった後遺症の報告が増えてきたのです。
ただこれまでは、その症状がさまざまであることや、感染が直接その後遺症の原因なのかといった症状と感染の因果関係がはっきりしないことなどから、その実態がなかなか明確にされませんでした。
新型コロナの後遺症として報告されている症状としては、倦怠感、呼吸困難、関節痛、胸痛、咳、味覚・嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢などがあります。これらは感染時の症状でもあります。そのほかに、記憶障害、睡眠障害、集中力低下、脱毛などがあります。
これまで行われた数多くの新型コロナ患者の経過観察により、後遺症は少なくとも下記の4つの病態が絡み合って起こっていると考えられるようになってきています(2)。4つめの集中治療後症候群以外は、軽症の患者さんでもみられる後遺症です。
            
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・新型コロナウイルスに感染しているときの症状の持続
・感染によって肺や心臓が障害されたことが原因で起こる症状
・ウイルス後疲労症候群:ウイルス感染により起こる、睡眠障害、高次脳機能障害、自律神経障害などを特徴とする筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に似た症状
・集中治療後症候群:集中治療室(ICU)の治療により筋肉や脳の機能が低下することにより引き起こされる、身体障害・認知機能障害・精神の障害などの症状
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全文が長いので、続きは明日にしたいと思います。

              
おまけ★★★★大田のつぶやき

記事にあるように、新型コロナウイルスの感染が始まったころと比べて、情報が増え、後遺症の報告例も増えてきました。
インフルエンザなどの感染症とは明らかに違う傾向が見られるようです。
気をつけましょう。