真冬の乾燥対策は強めに行いましょう(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                          
寒さが厳しい状況です。
気温の低下は、湿度の低下に伴うお肌の乾燥状態を促進させますが、アトピーのご相談内容の多くは、乾燥の影響を強く受けています。
真冬の乾燥対策は、大きく分けると二つになります。

一つ目は、スキンケアによる対策です。
まず保水ケアを従来よりも1.5倍ほど多く行うようにしましょう。
アトピー性皮膚炎の方の乾燥は、健常な方の乾燥肌に行う保水ケアの倍以上の保水が必要になることは、これまで何度も述べてきました。
乾燥は、アトピー性皮膚炎の悪化要因ですが、真冬の時期は、その要因がいくつもに分かれてきます。
痒みの神経線維の問題、バリア機能の問題などが絡み合うことで、より解消されずらい悪化要因を形成していくことになります。

アトピー性皮膚炎の肌に必要な「保水」は、お肌を湿らすケアではなく、濡らすぐらいのケアが必要です。
本当ならば、大量の保水ケアが必要なのに、掻き壊しの傷などに保水ケアは浸みやすいため、他の季節よりも少量の保水ケアですますことは、アトピー性皮膚炎をさらに悪化させる要因になります。

オイル系アイテムを使用したプレケアをしっかり行い、浸みづらい「土台」を肌に作り、そしてたっぷりの保水ケアを実践するようにして欲しいと思います。
同時に、保湿ケアも忘れないようにしましょう。

大気が乾燥した状態では、角質層からの水分蒸散量は多くなりがちです。
ただでさえ、角質層の水分保持が難しい状態に加えて、大気中への蒸散を防げないと、いくら多くの保水ケアで水分をお肌に与えても、十分な乾燥対策にはつながらないことになります。

なお、保水ケアは、何度も重ね塗りを行い、たっぷりとした水分を与えることを推奨しますが、保湿ケアの大きな用途は水分の蒸散を防ぐことにありますので、最低限のケアで良いでしょう。
ただし、V字欠損など、角質層のダメージが強い肌に対しては、「保護」のケアを行う目的もありますので、少し多めに行うようにしましょう。

明日は、二つ目の対策について見ていきましょう。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

真冬の乾燥対策に対するスキンケアは、保水が浸みる場合の対策が一つのポイントになります。
油分ケアで、皮膜をあらかじめお肌に与えておくなど、工夫しながら、保水を足りるケアが行えるように考えましょう。