冬のアトピーケア講座(入浴)3

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

               
今日は、今回のテーマの最後となります。
入浴環境について見ていきましょう。
         
        
・入浴環境

アトピー性皮膚炎の方に求められる「入浴」でもう一つ大切なのが「入浴環境」です。
一般的な入浴は、水道水を使用して行うと思いますが、水道水に含まれている遊離塩素は、皮膚のたんぱく質を分解することでバリア機能を低下、アトピー性皮膚炎の症状に影響を与えることが、大学の研究により明らかになっています。
これは、シャワーを浴びる場合も同様です。
髪をシャンプー、リンス、トリートメントと何度が洗って、さらに体も洗うと5分から長い方では10分前後のシャワーを浴びることになります。
これを毎日繰り返していくと、皮膚のバリア機能を低下させる、という負荷は積み重なり、大きなものとなることがあります。

あとぴナビでは、入浴ケアを行う際、シャワー型の浄水器の利用をお勧めしていますが、実際の回復過程では、大きな影響の差が現れています。
入浴ケアをアトピー性皮膚炎の回復のために取り入れる際には、浴水とシャワーの塩素処理は必ず行って欲しいと思います。
あとぴナビの体験談を見ると、多くの方が入浴ケアを実践しています。
つまり、昔の医師が指導していたようにアトピー性皮膚炎の方に入浴が良くない、ということは全く関係ありません。
ただし、入浴方法、入浴環境を誤ると、アトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。

入浴ケアは、アトピー性皮膚炎を改善することもあれば、悪化することもある、ということです。
そして、改善と悪化の分岐点で注意したいのが「入浴温度」と「塩素の処理」にあると言えるでしょう。

もちろん、入浴時間や入浴回数、入浴剤の有無など、他にも影響を与える要因はあるのですが、この「入浴温度」と「塩素の処理」は最低限クリアして欲しい課題だと考えていただければと思います。

そして、それらの条件をクリアするために必要な比較対象は「健常な方」ではなく、あくまで、同じ「アトピー性皮膚炎の方」であることを忘れないようにしましょう。

                        
おまけ★★★★大田のつぶやき

これから寒い時期が続きます。
入浴そのものは、夏よりも抵抗なく行いやすい時期です。
「正しい入浴」を適切に行って、アトピー性皮膚炎の改善役立ててください。