2020年秋のアトピーケア(4)

大田です。

 

 

 

 

 

 

                      
昨日までスキンケアについて見ていきましたが、今日は入浴について考えましょう。
                

▼入浴

気温が下がってくると、入浴の温度を少し上げたくなる方が増えてきますが、ヒトは恒温動物ですので、体温は基本的に夏でも冬でも一定です。したがって、体感的な熱さと、体の機能的に感じる「熱さ」は別物と考え、バリア機能が低下しがちなアトピー性皮膚炎の方は、上げすぎないように気をつけましょう、具体的な湯温としては、多く見られるのが40℃以上の入浴温度にすることです。
入浴温度の上げすぎは、入浴によりアトピー性皮膚炎の症状悪化の最も大きな原因です。
ある調査機関の調査では、日本人の平均の入浴温度は41℃とありますが、39℃以下の湯温は、温まり方が悪いと感じる方が多いようです。
確かにアトピー性皮膚炎でない方であれば、「心地よく感じる湯温」を優先しても良いでしょう。しかし、その心地よく感じる高い湯温は、お肌のバリア機能に対しては大きなマイナスポイントとなります。
入浴によるメリットは、じわっとした汗をかくことで、自分の体でスキンケアを行う力を「訓練」することにありますが、ちょっとした湯温の違いで、それは皮膚のバリア機能を失うというデメリットにつながります。
アトピー性皮膚炎の方が必要とする入浴の「目的」を忘れずに適切な入浴方法を行うようにしましょう。

●入浴にお勧めのアイテム

・薬用重炭酸湯
医薬部外品の入浴剤で、重炭酸イオンが血管を拡張、冷えを解消する効果があります。
アトピー性皮膚炎の方にとって必要な、ジワッとした汗をかくためには、入浴温度に気をつけ、20分以上の入浴がお勧めです。また、自律神経の働きから、朝の時間に余裕がある方は、朝の入浴も実践すると良いでしょう。
これから気温が下がってきたときには特にお勧めの入浴アイテムです。

・濃縮温泉はこねの湯
あとぴナビで30年以上の実績を持つ、箱根の源泉を水分だけ蒸発させ成分を残す特殊製法で濃縮した浴用化粧品です。
入浴による皮脂の低下を和らげ、さらに、入浴後に、お肌のしっとり感がキープすることで、スキンケアの効果をもたらします。
また薬用重炭酸湯と併用するとより効果的です。

・クリーンシャワーEX
入浴がアトピー性皮膚炎の方に良くない理由の一つが、水道水中に含まれる「遊離塩素」です。
これは、河川の水を水道水に加工するために浄水場で使われる化学物質で必要なものですが、シャワーや入浴でお肌に長時間、塩素を含んだ水道水が触れると、皮膚のたんぱく質を変性することでバリア機能を低下させることが大学機関の研究により分かっています。
そこで、クリーンシャワーEXを使うことで、水道水中の遊離塩素を除去、シャワーだけでなく、入浴の浴水にも使うことで、入浴中のお肌を負荷を大きく低下させることができるでしょう。
なお、シャワー型の浄水器は、他に市販されているものもありますが、水道水中には幾種類もの化学物質が含まれていますので、亜硫酸カルシウムを使った浄水方式よりも、活性炭を使用した浄水型シャワーの方が優れています。
入浴を適切に行うためにも、水道水中の塩素を除去して、お肌にダメージのある方に適した入浴環境を整えるようにしましょう。

・アクアゲイン(レンタルプラン)
入浴に最も適しているのは温泉ですが、温泉の99%は「水分」です。つまり温泉がお肌に優しい理由の一つは、この「水分」の部分が優れているからとも言えます。
活水器アクアゲインは、家庭の入浴環境を温泉場に近づけられるよう、数種類の特殊セラミックを重ねることで、酸化還元電位を大きく下げ、お肌あたりが優しい浴水へと変化させてくれます。
                     

明日は、その他の生活習慣について見ていきたいと思います。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

涼しくなってくると、夏の時期よりも入浴を心地よく感じると思います。
アトピー性皮膚炎の方の場合、温度を上げることでその心地よさを体感しても、肌の状態に対しては、バリア機能の低下を招くことがあります。
入浴温度はとにかく、アトピー性皮膚炎の症状い直結する要因です。
気をつけるようにしましょう。