新型コロナウイルスの感染傾向は下火になっているのか?(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
連日になりますが、ブログを担当します。

先月下旬頃から感染者が増加する中、経済を止めないための工夫と感染者を増やさないための工夫がせめぎ合う状況が続いています。
感染防止に逆行していると非難が多かったGOTOキャンペーンも、実質的な経済では大きな成果を得られず、国民独自の自粛意識の高さにより、感染者の増加をなんとか食い止めている、といった状況でしょう。

19日から日本感染症学会の学術講演会が開催され、新型コロナウイルスに対するシンポジウムも実施されているようです。
今のところ、画期的な報告は見られていませんが、昨日からのニュースの報道で、感染者のピークは過ぎているのでは、という内容が伝わってきています。

●新型コロナ「7月下旬ピーク」 厚労省助言組織の教授見解
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082001139

確かに、8月中旬以降、感染者の総数が1,500人を超えることはありませんので、数字的には減少傾向にあることは確かでしょう。
ただ、この要因は、GOTOキャンペーン実施に対する国民の警戒感が自主的な自粛を生んだことが大きく、今後、社会活動が活発化する中では、その数字の変化が見通せない状況にあることは確かでしょう。
諸外国を見れば、外出制限の解除後、感染者は急増している傾向がいまだに続いているようです。

●独仏伊スペインで感染急増 過去数カ月の最多記録を更新
https://europe.nna.jp/news/show/2084227

経済維持と感染防止の相反する命題を両立させる難しさは、今後も大きな課題として続くのでしょうが、その課題が解決されない限り、感染者数の増加はある程度、続くことが考えられます。

最近の識者の考え方として、重症者数と死者数が少ないから、大きく騒ぎすぎる、という見解を良く耳にするようになりました。
確かに、今月だけで見ても、熱中症による死者数の方が新型コロナウイルスの死者数よりも、よほど大きな数字であることは確かです。
また、今後、半年間で同じ死者数だった場合、年間の死者数は2,000人前後となりますが、これも昨年のインフルエンザによる死者数2,500人よりも少ないことは確かでしょう。

ただ、ここで見落としていけないのは、今は感染防止の対策を推奨しているため患者数の増加が留まっている状況にある、ということです。
もし、経済優先で感染防止対策を疎かにした場合、アメリカやブラジルなど感染対策の緩和が主張される国々を見ても分かる通り、感染者数の増加を止めることはできなくなるでしょう。

                         
おまけ★★★★東のつぶやき

最近の日本では、諸外国の新型コロナウイルス対策の状況について報道が減ってきているように思います。
そして、報道が減ってきているのは、諸外国で問題とされなくなっているのではないことだけは知っておいた方が良いでしょう。