夏のケアと洗浄(過去の記事より、3)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日も昨日の続きです。
            
          
●夏の肌ケアは、洗浄が一番の決め手
(2018年8月号、あとぴナビより)
            
▼夏の時期は、ボディソープを薄めて使ってみましょう
             
皮膚を一切洗わないことは、スキンケアで使用した酸化した油分を肌に残し、そして大気中の異物も皮膚に留めることになりますので、アトピー性皮膚炎の方にはよくありません。
それらはしっかり流しきる必要があります。
そこで、お使いのボディソープを5倍~10倍に薄めて使ってみましょう。
まず、100円ショップなどで販売している、空容器を用意しましょう。
そこにソープとぬるま湯を1:5から1:10くらいの割合で入れましょう。
体を洗う直前に、良く振ると、少し泡立った状態になります。
それを手にとって、手で洗ってみましょう。
100円ショップで売っている泡にするポンプを使うと、より簡単に泡で洗えます。
実際に行ってみると分かりますが、泡自体は細かくすぐに消える「弱い泡」になっています。これは親水基が先に混ぜたお湯を掴んでいるためですが、この泡で体を洗うと、皮脂を落とす力も弱まります。
皮脂を落とす力が弱い=汚れを落とす力も弱い、ということになりますが、日常生活内の汚れのほとんどは、この方法で十分に落としきれます。
もし、ワセリンなどカバー力の強い保湿剤を使っていて、十分に落とし切れていない、と感じる場合には、繰り返し洗ってみましょう。よりしっかり落とせるでしょう。
あとぴナビ通販で取り扱っている「箱根の温泉うるおいソープ」や「安然宣言スパボディソープ」、「緑茶ソープ」は、もともと界面活性作用のある成分をギリギリまで減らして、さらにホホバ油やスクワランオイルなど油脂性の成分を配合することで、洗い上がりに肌にオイル分を残せる処方になっています。この薄める方法を使うことで、より洗浄によるお肌の乾燥を防ぐことが出来るでしょう。
          
▼乳幼児の洗浄や、汚れが激しい方は、界面活性作用を持つ物質が一切、含まれていない、APゼロ・ウォッシュがお勧め
            
もう一つ、あとぴナビ通販で取り扱っているのがAPゼロ・ウォッシュです。
APゼロ・ウォッシュは重曹成分によるロコイド効果で汚れを皮膚から剥離させる方法で落とします。界面活性剤のように、汚れを「掴んで落とす」のではないため、もともと皮膚の一部としてラメラ構造を展開している皮脂膜にはあまり影響を与えません。
ただ、界面活性剤を一切、含んでいないため全く泡立つことがありません。
純石鹸やボディソープなど、泡立つ洗浄剤で洗うことに慣れていると、泡立たない洗浄剤で洗うことは「洗い心地」が十分でないと、敬遠されるケースもあります。
アトピー性皮膚炎の方の肌は、基本的にバリア機能が低下しています。その低下している原因が「乾燥」にある方の場合には、乾燥に至る要因は極力減らすようにした方が良いでしょう。
特に、乳幼児の場合は、もともと皮膚が薄い上にアトピー性皮膚炎でバリア機能が著しく低下した状態にあることが多いので、APゼロ・ウォッシュのように、皮脂を極力落とさずに済む洗浄剤を選択した方が良いでしょう。
もちろん、成人の方も泡立ちの感触的な部分のみを問題視するケースが多いだけで、お肌にとっては、ベストな洗浄剤です。
また、ロコイド効果で汚れを剥離させる洗浄方法なので、ゴシゴシ擦ったりする刺激が無く洗えますから、刺激に弱い方には特にお勧めです。
            
            
皮膚の洗浄方法のお勧めについて説明しました。
いずれにしても、皮脂をどのように残して洗浄するのか、というのが課題になってきます。
適切な洗浄を心がけましょう。

明日は、洗濯洗剤についてみていきましょう。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方は、保湿のため、オイルをケアで使用する方も多いと思います。
お湯は、ある程度の汚れは落とせますが、油分は洗浄剤を使用しないとしっかり落とすことができません。
できれば、APゼロウォッシュのような、界面活性剤ではない洗浄方式のものを利用すると良いのですが、ボディソープなどを使うのであれば、記事にあったように薄めてみる方法も試してみると良いでしょう。