【閑話休題】重症ぜんそくの治療薬とは?

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、ぜんそくの記事を見つけたので紹介するね。
       
       
●風邪薬も痛み止めも飲めなかった「重症喘息」に治療薬が見つかった!
https://news.yahoo.co.jp/articles/77481ebe38a6382576814c37cee908cfb2592be0?page=1
   

▼98%の医師が見逃しても…
      
これまで、喘息におけるステロイド過敏(喘息患者にステロイドを注射すると重大発作を起こし、死に至ることがある)の機序を見つけるなど、アレルギー疾患に関するいくつもの重要な発見をし、「98%の医師が見逃すアレルギー疾患を見つけて治す名医」としても知られる谷口正実医師(湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター長)が今年、新たな成果を上げた。
長年に渡って「有効な治療薬はない」とされてきた「アスピリン喘息」に対して、現場の医師が自己判断で投与して来た治療薬の有効性を、世界で初めて証明したのだ。
アスピリン喘息は成人後に発症する喘息の約10%を占めるもっとも重症化しやすい病気で、生命の危険を伴う強い発作を起こす可能性もあるのだが、知名度はイマイチだ。しかも、アスピリン喘息という病名は通称で、実際はアスピリンだけでなく、ほとんどの解熱鎮痛薬で、息苦しさ(喘息発作)や鼻づまり、鼻水などの過敏症状が起きることから、現在は「NSAID(エヌセイド)過敏喘息」と呼ぶのが正しいとされる。ちなみに原因は不明。またこの過敏体質は一生続く。
ノーシン、ロキソニン、イブ、バッファリン等々、ピリン・非ピリンに関わらず、またアスピリン・非アスピリンに関わらず、ほとんどの痛み止めや熱を下げる薬(解熱鎮痛薬)が原因となるため、一度アレルギー症状を起こした人は、たとえ軽症であってもこれらの薬が飲めなくなる。
         
▼軽症でも出せる薬はなく、重症患者にはなす術がなかった
          
谷口医師は言う。
「ある女性患者さんは、20代までは生理痛や頭痛時にバファリンなどの鎮痛解熱剤を頻回使用しており、副作用もなかったそうです。ところが30歳のころ、仕事で睡眠不足が続いていた時期に生理が来て、いつものように鎮痛解熱剤を内服すると、突然のどが絞まる感じがして、呼吸困難、咳、顔面の腫れが生じました。
その時は、休んでいる間に回復したので特に医療機関は受診しなかったそうですが、その後、薬によるアレルギーを疑い、他の鎮痛解熱剤も試してみたけれどいずれも症状が出たため怖くなって医療機関を受診。相談すると『症状が出ないようにする薬はないし、今後は発作が心配なので鎮痛解熱剤を飲むのはやめたほうがいい。痛い時は我慢してください』と言われてしまいました。これは困りますよね。
しかも、それからは、風邪や虫歯でクリニックを受診しても同様に、「安全に出せる薬はない、どこの病院に行っても処方できないだろう」と告げられ、抗生剤等、他の薬も一切処方してもらえなくなったといいます。鎮痛解熱剤を服用しない限りは、普段全く症状が出ていない患者さんです。
困惑し、何か所もの医療機関を受診して、最後に私のところへ紹介状を持っていらっしゃいました」
テレビ等で頻繁にCMが流されていることでも分かるように、頭痛や生理痛で鎮痛解熱剤を服用している女性は大勢いる。毎度寝込んでしまうほど痛む、月経困難症や子宮内膜症の女性にとっては、飲める痛み止めがないのは大変な恐怖だ。その上、他の薬も処方されないとなると、歯科治療時の局所麻酔ですら使用できない。医療先進国であるはずの日本で、医療難民になってしまうのだ。
          
▼使用可能な薬はある
        
「その方は、典型的な軽症NSAIDs不耐症でした。それまでに受診した医師たちは皆、出せる薬はないと断言したというのですが、それは間違いです。
セレコックスやアセトアミノフェンという使用可能な薬があります。それなのに薬の添付文書では、アスピリン喘息には使用禁忌と記載されています。この記載は、日本独自の記載であり、海外にはありません。根拠はなく、アスピリン喘息の患者さんは安心して使用できるのに。このようなケースは非常に多く、医師には、NSAIDs不耐症の対応が全く普及していないことが強く感じます。
患者さんには、『NSAIDsでも使用可能な薬が2種類ある』また『NSAIDs不耐症の方は、NSAIDs以外のアレルギーは通常はないため、ほかの薬剤は安心して使用できる』と伝え、そのことを記したカードを渡しました。今後医療機関を受診する際は、そのカードを見せれば普通に治療を受けることができるし、薬も処方してもらえます。
患者さんは喜んで帰宅されましたよ」(谷口医師)
重症患者になるとさらに大変だ。
「アスピリン喘息で日常生活もできず、大学病院でも対応できず放置状態で、入退院を繰り返す40代女性を診察したこともあります。その方は30歳代でアスピリン喘息を発症し、以降、強い喘息発作を繰り返し、何度も救急車で搬送された既往ありました。
重症の喘息と重症好酸球性副鼻腔炎症状あり、毎日のように大~中発作を起こし、入院生活を繰り返していたそうです。重症のアスピリン喘息によく併発する腹痛、皮疹、狭心痛もありました。お気の毒ですよね。某大学病院や有名施設に通院しておられましたが、症状があまりにも強く、ステロイド内服薬漬けで重篤な副作用が懸念されたため、私のところへ紹介されてきました」
ステロイドはよく効く薬だが、用量・使い方には細心の注意が必要で、谷口医師はこれまで、ステロイドの過剰投与が死を招いた症例を多数診てきたという。
「今回発表した治療薬の注射を開始しました。すると間もなく、諸症状はほぼ消退し、彼女はなんと職場復帰を果たしました。低下していた嗅覚や味覚も回復し、喘息以外の症状もかなり改善しました」
       
(以下、省略)
      
        
全文は長いので、興味のある方は、リンク先でご覧ください。
薬剤にもアレルギー症状があると、体調の急変時の治療が大変になるよね。
こうした、知見で薬剤の商法ができるようになるといいよね。

                        
おまけ★★★★大田のつぶやき 

ぜんそくは、急激な呼吸困難が起きるので、生命にも危険が及ぶことがあり、注意が必要です。
他の薬剤の治療が、発作を起こすことがあることは、特に、ぜんそくの初期の患者さんは注意が必要かもしれませんね。