乾燥から生じたダメージのケアとは?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は昨日の続き、乾燥から生じたダメージのケアについて、過去の記事からみていきましょう。
         
       
●乾燥から生じたダメージのケア
(2015年8月号より)
        
夏場でも、エアコンの効いた部屋で一日中過ごしていると、汗をかきづらいため、エアコンによる湿度の低下も伴い、皮膚の乾燥状態が進むことがあります。
状況は、冬場から春先、少し気温と湿度が上がり始めた時と同じようなケースなのですが、そうした乾燥状態の肌には、まず「たっぷりと水分を与える」ことが何より大切になります。
お勧めは、プルルジェル+Dを使った重ね塗りのケア。

写真の症例は、乾燥を伴い掻き壊すことで赤いブツブツとした炎症を伴う状況になっていました。この肌に、プルルジェル+Dの重ね塗りを実践いただきました。
まず、通常よりも気持ち多めにプルルジェル+Dをとって塗る部位の肌に乗せます。
ゆっくり肌になじませるように、プルルジェル+Dを塗っていきますが、その際、肌を強くこするように塗るとその刺激が痒みを生むことがありますので、できるだけ「優しく」塗りましょう。
時間をかけて、ゆっくり塗り込んで行くと、やがてジェルが肌に吸収されなじみます。
これを2~3回、重ね塗りすることで、角質層の水分をしっかり保持させ、同時にプルルジェル+Dの保湿成分が水分蒸散を防ぎ、またディフェンジルが痒みなどの不快な症状を緩和させます。

このケアを数日続けたところ、足のブツブツした赤みを帯びた炎症と掻き壊しが消えて、元の肌状態に戻りました。
        
            
★ケアのポイント!

優先すべきポイントは、「たっぷり塗る」「複数回塗る」ことです。
十秒足らずで塗りこめるような量では、角質層の水分をしっかり保持させることにつながりません。数分かけてでも、ゆっくりとなじませるように塗りこめるだけの量を使うようにしましょう。また、一回だけのケアよりも複数回繰り返した方が、水分保持量が上がるようで、回復に至る日数も格段に変わってきます。
このケアを数回繰り返すことで、角質層に水分を浸透させながらリピジュアなどの保水成分が、角質層にいきわたった水分を保持し、角質層からの水分蒸散をガードしてくれます。
            
         
アトピー性皮膚炎の方の肌のダメージは、基本的に乾燥によるものが多いと言えます。
これは、湿度が高い夏でも同様の傾向はあります。
夏は特に、汗によるかぶれから感染症を招きやすいので、最初のダメージのきっかけとなりやすい乾燥への対策は適切に行うようにして欲しいと思います。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方の「乾燥状態」とは、一般の方の「乾燥肌」とは、レベルが全く異なると思ったほうが良いじゃろう。
そのため、重ね塗りなどで、しっかりたっぷり保水は行うようにしたいものじゃ。