夏の新型コロナウイルスの注意点とは?(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は昨日の続きです。
             
            
2.夏の主な感染経路を忘れずに
       
新型コロナウイルスの感染経路は大きく分けると「飛沫感染」「エアロゾル感染」の二つになります。
冬の場合、飛沫感染への対策が中心となりますが、夏は、飛沫感染以上にエアロゾル感染への対策が重要になります。
先日、WHOから感染ルートに対する記事が出ていました。
      
       
●WHO「空気感染の可能性除外できない」新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012502821000.html
         
新型コロナウイルスについて、科学者のグループが飛沫感染で想定されるよりも遠くまで到達すると指摘していることについて、WHO=世界保健機関は「可能性は除外できない」として、新たな証拠に基づいて柔軟に今後の対応を検討していく考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染経路について6日、世界32か国の239人の科学者らが声明を発表し、せきやくしゃみで飛び散る「飛沫」による感染だけでなく、さらに細かい粒になって遠くまで到達して感染する可能性を指摘しました。
声明ではこの感染経路を「空気感染」と呼び、WHOや各国の保健当局などに対して換気の悪い場所や、人が密集した場所での感染リスクが高いとして、これまでの対策を見直すよう求めています。
これについてWHOの感染予防の技術責任者、アレグランジ氏は7日、「混み合った場所や閉ざされた場所、換気が十分にできていない場所では、そうした『空気感染』の可能性は除外できない」と述べました。
そのうえで、新型コロナウイルス対応の技術責任者のバンケルコフ氏は、ウイルスの感染のしかたについて今後数日中にWHOとしての現在の見解を公開すると述べました。
WHOはこれまで、新型コロナウイルスはせきやくしゃみ、会話などで飛沫で感染するため、少なくとも1メートルは人との間に距離を取る必要があるとする一方で、飛沫は比較的重く、遠くまでは飛ばないとしてきましたが、新たな証拠に基づいて柔軟に今後の対応を検討していく考えです。
    
            
ここでいう空気感染は、エアロゾル感染の延長線上にあると考えてよいでしょう。
エアロゾル感染で気をつけたいのは、「新型コロナウイルスは湿度が高い場所では、空間内に浮遊して、さらに生存時間が長くなる」という部分です。
エアコンが効いた快適な室内は、閉鎖された空間です。
会話などを行いながら、長時間、密閉した状態だと、エアコンによる対流により、部屋全体にウイルスを循環させることにもつながるでしょう。

もちろん、大前提に、同じ空間に新型コロナウイルスの感染者がいる、ということがありますが、感染者数が増加すればするほど、リスクは大きくなるでしょう。

アメリカでは、夏になってから一日の感染者数が最大になりました。
コロナウイルス自体は、紫外線に弱いこともあり、夏はその活性が低下するのが一般的です。
しかし、新型コロナウイルスには、その傾向は当てはまっていません。
第二波のリスクが高まっている、という報道を良く耳にしますが、第一波が収まったことが確認されたわけではありません。
過去のパンデミックを見ても、今の状況は、第一波が再燃した可能性もあります。

ウイルスの対策が難しいのは、やはり「変異」に対する部分が大きいと言えます。
大きな波は、ウイルスの変異により生じるとも言われていますので、基本的な性質があまり変わっていない今の状況を考えると、本当の「第二波」は、より慎重な対応を必要な状況となることも十分に懸念されます。

今、終わりかけの状況にあるのではないことは覚えておきましょう。
明日は、抗体が失われる事例についてです。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

ウイルスの感染を防ぐには、感染の経路から外れることが基本です。
今のところ、新型コロナウイルスの感染拡大を見れば、蚊など他の媒介による感染は報告がありません。
ウイルスは「人によって拡散される」ということを忘れないようにしましょう。