夏の新型コロナウイルスの注意点とは?(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                           
さて、新型コロナウイルスは、緊急事態宣言解除後、今週に入って、感染者数が急増してきた傾向が見られます。
今日は、昨日に続いて都内では200人を超える感染者数が報告されています。
大阪など、他の大都市圏の患者数も少しずつ増えてきており、心配になる方も多いかと思います。

そこで、現在の状況を踏まえながら、押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。
         
          
1.感染者数の増加よりも、重症者数の増加に注意を
            
緊急事態宣言前に、患者数が急増した時と、今週の患者数が増加した時とで、状況で大きく違うのは、重症患者数でしょう。
新型コロナウイルスも、もし、感染者のほとんどが軽症、あるいは無症状で済む場合、基本的には、今のような対策は不要です。
では、なぜ今のような自粛を伴う対応が必要なのかと言うと、それは、重症患者に対する医療のリソースを使用する内容が、放置できない状況だからです。
重症患者への医療を行わなければ、死亡者数は大幅に増加します。
一人の重症患者への医療のリソースの負荷は、新型コロナウイルスは、かなり大きなものがあります。
期間の問題、人工呼吸器などハードの問題、感染リスクを防ぐための対策を行いながら治療しなければならないソフトの問題など、その負荷は、患者数に比例して大きくなります。
緊急事態宣言前は、都内でもそのリソースの不足が問題となっていましたが、今は、軽症患者の療養をホテルで行うなど、振り分けも上手くできるようになったこともあり、また、重症患者数が、以前よりも減っているため、そこまで大きな問題となることはありません。

今後、気をつけなければならないのは、重症患者数の増加による医療リソース不足が招く「医療崩壊」です。
緊急事態宣言前は、患者数に対して重症患者数は20%程度と見られていました。
現在は、10%以下の数字に留まっていますが、今後、この割合が増えてくれば、注意が必要なってくるでしょう。

報道によれば、首都圏では、今週、新型コロナウイルスの受入要請を解除した病院に対して、再度、要請を始めたそうです。
水面下では、重症患者への対応を進めていますので、ある程度の増加には十分な対応が可能な状況かと思いますが、緊急事態宣言解除後以降は、患者数の増加を「止める対策」は、ほぼ行えていない状況を忘れないようにしましょう。
明日は、感染経路について見ていきましょう。

                                 
おまけ★★★★西のつぶやき

現在の状況は、「経済を回す」ことが大切なことは分かるが、その前提には、新型コロナウイルスにより、社会の仕組に大きな影響を受けないことが必要だ。
個々人でできる対策は、忘れないようにして欲しい。