前向きな気持ちを維持させるためには?(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は昨日の続きです。

ストレスをためずに、前向きな気持ちを維持するためには、どうすればよいのかを考えていきましょう。

人が持つ「報酬系の思考」から見て、行動に理由を求めた場合、その理由を他力に頼ると、求めていた結果が得られない場合、「自分は悪くないのに」という思考に陥ることがあります。
例えば、運動で一生懸命練習しても結果が出ないと、「結果が出ない=自分の能力が足りない」、とはならずに、「結果が出ない=教えているコーチが悪い」、と他者に責任を求めるケースです。
自分では、常に前向きに、と考えていても、実は、前向きでいたいと考えている自分を肯定して欲しい、という「承認欲求」の思考が強くなって、そこで得られる結果が悪い場合、自分の行動の結果ではなく、他者の行動の結果にすることで、自己を保持しようとしています。
こうしたケースでは、一見、第三者から見ても、前向きな姿勢に見えるかもしれません。
しかし、実体は、精神的なストレスをためることになります。

アトピー性皮膚炎の治療でも同様のケースがあります。
アトピー性皮膚炎を治すために行っている行動のはずなのに、その結果が良くないことが続くと、いつの間にか、頑張っている自分に対する承認要求が前面に出てしまっているケースです。

もちろん、これは、そうなった方自身が悪い、ということではありません。
ただ、もし、そうした「承認要求」の姿勢が見られた場合、自覚が可能ならば自分自身で、あるいは周囲の家族が気付いた場合には、「ゆっくりと修正していく」ことも必要になってくるでしょう。

ポジティブな思考は大切なのですが、「ポジティブな状態を維持する」ことは意外と難しいものです。
効率的に仕事を続けるためには、適度な休みが必要になってくるように、アトピー性皮膚炎の治療も、「休み」の部分をつくることは大切になります。

ポジティブな思考とは、「余裕」の部分があってこそ、その余裕の部分内で維持できる側面があります。
「焦らず」、と一言でいっても、辛い状態が続いている患者にしてみれば、「言うは易く行うは難し」です。
長くつらい状態が続いている時こそ、このポジティブな思考を得て、それを続けるために「休むこと」「余裕をもつこと」を、少し意識してみるようにしましょう。

                 
おまけ★★★★南のつぶやき

自分に「余裕がない」ことを客観的に掴むことは、状態が悪い時には難しいものです。
また、どうすれば「余裕を持つ」ことができるのかも、「ヒント」があった方が、掴みやすい、という方は多いでしょう。
自分にとっての、こうした「ヒント」が欲しい方は、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)