新型コロナウイルスの良いシナリオ、悪いシナリオとは(3)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は今回のテーマの最後です。
        
      
▼心がけておきたいこと
        
これらのシナリオとは別のシナリオもネットではいろいろと言われています。
日本で感染拡大が防げている理由の一つに「日本ならではの何か?」が関係しているのでは、という話もあるようです。例えば、食習慣で大豆の発酵食品(納豆、味噌、醤油など)を摂取する機会が多いのは日本人ならではでしょう。他にも、「湯船につかる」という習慣なども外国には少なく日本人に多い習慣と言われています。
もし、そうした日本独特の生活習慣が何らか「役立っている」のであれば、仮に「悪いシナリオ」が選ばれたとしても、日本では「オーバーシュート」に至らないかもしれません。
ただ、こうした「楽観的なシナリオ」には「認知バイアス」を気をつける必要があります。
「認知バイアス」とは、自分が推測する考えを支持する情報だけを探す「確証バイアス」、自分に都合の悪い情報は過小評価する「正常性バイアス」、自分とは反対の意見をメディアが優遇していると考える「敵対メディア認知」などです。
そうした「認知バイアス」を持つと、「状況の大切な変化(良い変化、悪い変化のいずれも)」があってもそれに気がつかず、誤った判断をする恐れがあります。
状況の判断がつかないときには、できる限り相反する二つの情報を見比べながら、その二つの情報の正当な部分と否定されるべき部分を探して検証することが大切でしょう。
そして自分なりの答えが出たら、さらに「第三の答え」を探して、もう一度、比較検証してみましょう。できれば「第三の答え」と比較する前に、一度睡眠を挟むと、客観性が高まります。
         
今回は、「良いシナリオ」と「悪いシナリオ」を紹介しましたが、それらのシナリオは「一つの方向性」に過ぎません。
「良い結果が望めないとき、悪い結果は最悪の結果に勝る」、という言葉があります。
今回の新型コロナウイルスの「騒動」は世界中を巻き込んで、さらに経済的な面に与えている影響も大きい、「異常な状況」となっていることは確かです。
「悪い結果」でも、目を背けずに受け入れなければならない時が来るかもしれません。
多くの情報が溢れる中、その真偽は、時がたって「歴史」が評価してくれるのを待つしかありませんが、自分で判断できる「材料」は(その判断が悪い結果だとしても)求めておくようにしましょう。

                            
おまけ★★★★東のつぶやき

おそらく多くの人が3月の初旬に、こうした状況になっていることは考えていなかったでしょう。
先月末は、まだアメリカはダイヤモンドプリンセス号の日本の対応を非難していましたが、今では世界で最も患者数が多い国になっています。
そして、1か月後、2か月後の日本が今のアメリカのポジションになっていても不思議ではありません。
恐れすぎることはパニックにつながりますが、正面から受け止めるべき事象には目を背けないようにしたいものです。