新型コロナウイルスのピークは?(3)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日も昨日の続きです。
            
現在、政府が恐れている「悪いシナリオ」とは、全県において急激な患者数の増加による全国一斉の「医療崩壊」あるいは、それに近い状況が訪れることでしょう。
病院は、ロボットが運営しているのではなく、医療行為も生活補助(食事や排泄、入浴などの補助)も基本的には人が行う必要があります。
それに医療は新型コロナウイルス対策のためだけに機能しているわけではなく、通常の医療対応に新型コロナウイルス対策の人員がプラスで必要になってきます。
また、清掃から医療用具、薬などの運搬、食材の調達など、入院患者一人に対して関わる延べ人員は少なくありません。
感染の拡大により、医療に携わる方々の感染数の増加、そして外出の制限が強くなれば、医療体制に関わる「マンパワー」が不足することで、医療崩壊が起きます。
薬も機材も十分にあるのに、それを運用するための人員が不足する、というのが最も心配な状況でしょう。
            
最初に述べたように、現在の状況が「端緒」で、今後、「良いシナリオ」の選択が難しくなってきた場合には、「最悪のシナリオ」とまではいかなくても「悪いシナリオ」にどのように対応していくのかを、「早目」に考えておくことは大切になってくるかもしれません。
       
▼良いシナリオとは?
       
気温の上昇とともに、一般的なコロナウイルスのように新型コロナウイルスの活性が弱まり、感染力が低くなることで患者数の増加が止まります。また、感染を繰り返すことでウイルスそのもの「毒性」が弱くなり、致死率も低くなってきます。
その後は、過去にパンデミックが起きたインフルエンザが季節性のインフルエンザとなったように、致死率が0.1%未満の「季節性の肺炎を起こす風邪」という位置づけになる可能性が高いと思われます。
簡易検査が普及して1日数千件レベルでの検査が実施されれば本来なら患者数が増加してもおかしくありません。
気温が上昇し始めた頃、この数千件のレベルの検査が実施されていて、なおかつ、一日の患者数が数十人レベルの増加ならば、急激な拡大は、いったん防げたと考えて良いでしょう。
          
         
こうした良いシナリオで進めば良いのですが、そうでなかった場合「備え」は必要になってきます。
では、悪いシナリオに進む場合の兆候はどのようなものがあるのでしょうか?
続きは明日です。

                           
おまけ★★★★東のつぶやき

今回の新型コロナウイルスは、L型、S型の2種類の型が確認されているようですが、インフルエンザウイルスでいえば、香港A型、香港B型、というように「違う病気」となるため、片方に罹患して治ったあとに、もう片方に罹患する可能性もあるでしょう。
感染を繰り返すうちに、毒性が弱まることを期待したいところです。