アトピーと新型コロナウイルスの対策は免疫力アップで(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は昨日の続きで、免疫力をアップするための「入浴」を考えてみましょう。
▼冷えの解消を行う入浴

「冷え」とは、末端部位が「冷たくなる」ことを指ししてるのではなく、血流が悪い状態を指します。体の熱は血流で運ばれます。血流が悪い状態では、スムーズに熱を運ぶことができなくなり、末端部位の体温が低下しやすい状況になるわけです。
血液は、体にとって重要な役割を果たしています。
栄養素や酸素を各細胞に運ぶことや、内分泌(ホルモン)による臓器への伝達も重要な働きです。
体を守る免疫も血液が重要な役割を果たしています。
したがって、冷えの状態=血流が悪い状態、では、内分泌のバランスも悪くなり、免疫力も低下した状態になりやすいのです。

アトピー性皮膚炎も新型ウイルスも、それを自然治癒力で治していくためのキーワードは「免疫」です。
そのため、冷えの状態の解消は、いずれも必須な対策と言えるでしょう。

血流を良くする方法は運動、食事などいろいろとありますが、もっとも効果的でかつ日常的な生活習慣の一部として行いやすいのが「入浴」です。
適切な入浴を行うことは、冷えの解消にとても役立ちます。
ただし、注意が必要なのは、アトピー性皮膚炎の場合に求められる入浴方法と、ウイルス対策の免疫力アップで求められる入浴方法は、少し異なってくる、ということでしょう。

新型インフルエンザの対策として行う入浴は「免疫力のアップ」が最大の目的です。
そのため、冷えの解消と同時に、体温を上げる、という入浴方法が適しています。
それに対してアトピー性皮膚炎の方が必要な入浴は「免疫力のバランス」「スキンケア」の二つを同時に行うことが必要になります。
具体的には、アトピー性皮膚炎の方の場合、39度前後の不感温度で、長めの入浴を行うことが求められますが、その入浴方法は、冷えの解消という部分では役立つのですが、体温を上げるという目的は今の寒い時期は難しい部分があります(体温に近い熱しか与えていないため、もともと持っている体温を維持することはできても、それを短期間で上昇させることが難しい)。
そこで、体温の上昇を目的とした入浴を行おうとすると、少し温度を上げる必要があるのですが、湯温を上げて長めの入浴を行うと、今度はアトピー性皮膚炎の方の場合、入浴後の肌の乾燥を促進させる、というマイナス点を抱えてしまいます。

では、どういった対策が矛盾しない入浴方法と言えるのでしょうか?
続きは明日にしたいと思います。

                 
おまけ★★★★博士のつぶやき

冷えは万病のもととも言われるが、それは、血流が健康にとって重要であるからと言えるじゃろう。
冷たいことがいけないのではなく、血液が運ぶべき「モノ(熱、免疫、栄養素、酸素など)」が足りなくなることが問題と言うことは覚えておいた方が良いじゃろうの。