新型コロナウィルスの押さえておきたいポイント(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日は昨日の続きで、警戒したいポイントを述べたいと思います。
        
          
3.一気に拡大する感染に注意を
             
今回の新型コロナウィルスが、中国で最初に疑われたのは昨年12月です。
Webで情報を調べると、12/30に医師が最初の流行告発を行い(今月医師は死亡)、地元の行政から訓告処分を受けたようですが、その時点では病院が患者で混雑する状況にはなっていたようです。
その後の状況は、現在の報道で見た通りとなりますが、日本の患者の状況、武漢の患者の状況を比較すると、問題となるのはやはり「医療体制の混雑度」ではないでしょうか?
武漢の人口は東京以上の大都市です。
そこでの医療体制が崩壊に近い状況にあるのは、急激な患者数の増加に追いつけなかったことにあると考えられています。
新型コロナウィルスは、効果的な治療法は、まだ見つかっておらず、ワクチンの開発についてはWHOから18カ月後には実現したいという発言が先日、ニュースで出ていました。
現在、「治療法」としてできることは、本人の免疫力を助ける「養生」が基本になっています。そして、家庭における「養生」よりも、医療による「養生」の方が救命率ははるかに高くなります。
したがって、病院のキャパを大きく超えた患者は、医療による「養生」を十分に受けられず、それが今の武漢の状況を生んでいるのでしょう。
それに対して、日本は今のところキャパは十分であり、現在、判明している患者には十分な医療による「養生」が提供できています。
問題は、今後、一気に患者数が拡大した場合、現在と同じレベルの養生が提供できるのか、というところにあります。
無症状者からの感染拡大が現実となった場合、ウィルスが世代が変わるたびに弱毒化する傾向があるとしても、爆発的な患者数の増加に対応できる入院加療数が追いつかないことは十分考えられます。
「スペイン風邪」は、当時、相当恐れられ、世界中で亡くなった方の正確な統計はないものの、5,000万人~1億人ぐらいが亡くなったとされています。
日本では統計の記録が残っており、1918年8月~1921年7月の間で3度の流行による合計患者数は23,804,673人、死者数が388,727人でした。当時の日本の人口は約5,500万人でしたので、全人口の約40%が罹患していた「大流行」でした。
しかし、死者数は1.6%と、現在の武漢の数値(約2%前後)よりも低かったのです。
世界的な致死率との違いは、やはり「医療体制」にあったと思いますが、現在の武漢の医療体制が、大正時代の日本の医療体制よりも低いことは考えづらく、これだけの混乱が起きている根本的な背景はキャパシティにあるように思います。
日本では、このまま何事もなく終息することも可能性としてはありますが、感染拡大の要因は決して軽視できる状況ではなく、最悪のケースも想定が必要でしょう。
日本の医療体制は、無限の患者数に対応できるわけではなく、そのキャパシティを超えれば、今の武漢と同じ状況に陥っても不思議ではない、ということです。
医療による「十分な養生」は、医療が持つキャパシティの範囲内でしか提供されないことを、あらかじめ承知して警戒しておくことは大切でしょう。
        
★対策
日本における患者数の拡大状況は常に報道で確認しながら、予防措置は強化しておくことが大切でしょう。
         
        
中国での流行の状況、そして、ここ数日の日本の状況から、押さえておきたいポイントと警戒が必要な状況について述べました。
まだ情報は少ない状況ですが、少しずつ増えてくると思います。
万一、拡大したときに慌てないようにしましょう。

                      
おまけ★★★★大田のつぶやき

新型コロナウィルスは、直接、アトピー性皮膚炎と関係していることはありませんが、感染、発症することで、症状の悪化要因につながることもあります。
一人一人が感染を防ぐことができれば、その母集団内では流行は止まり、やがて終息に向かうことができます。
個々人の対策が、最終的には全体の対策につながることは忘れないようにしましょう。