乾燥が強まる対策を(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は昨日の続き、これから強まる乾燥状態の「風邪対策」の注意点です。

アトピー性皮膚炎の方が風邪をひくと、熱が出ることで免疫の「調整力」が一時的に強くなり、アトピー性皮膚炎の炎症そのものが消退することがあります。
しかし、これはアトピー性皮膚炎の原因であるバリア機能の異常状態が改善しているわけではありません。
風邪が治癒して熱が下がることで再び症状が再燃してきます。
また、中には元の状態より悪くなることも珍しくありません。

現在、流行している新型コロナウィルスの大きな問題点は「肺炎の症状」を示すことです。
細菌性の肺炎は抗生物質など治療方法がありますが、ウィルス性の肺炎は、対応する抗ウィルス剤が必要になります。
しかし、新型コロナウィルスの抗ウィルス剤は、これから開発が進むそうなので、今シーズンに間に合うことは望み薄でしょう。

ウィルスも人から人へと拡散していくのは、自己(ウィルス)の生存のためと言えます。
そのため、宿主を常に失うような状況ではウィルスそのものも存在が難しいことになりますので、通常は、自己保存のために拡散が広がれば「毒性」が弱まるとされていて、研究論文もあるようです。
とはいえ、今回の新型コロナウィルスは、潜伏期間中であっても拡散されている、という臨床データが見つかっているようですので、拡散スピードはかなり強いものがある恐れがあります。
もし、途中でウィルスが変異して、毒性を強めることがあれば、相当に深刻な状況となるでしょう。

いずれにしても、「うつらない」という対策は個々人が行う必要があります。
インフルエンザの流行が夏よりも冬に多いのは、湿度が関係していると考えられています。
喉や鼻腔の湿度が低下することが大きな要因のようですが、これから湿度が下がってくると、先月よりも流行の速度が上がる心配があります。
手洗い、うがいといった基本的な対策は忘れずに行うのと同時に、マスクなどを常備して、喉や鼻腔が乾燥しないように注意しましょう。
通常の使い捨てマスクは、ウィルス自体は素通りさせてしまいますが、吐いた息の湿度を留めることで喉の乾燥を和らげる働きはしてくれます。
外出時だけでなく、家の中でも「喉を守る」ことは意識するようにした方が良いかもしれません。

今回の新型コロナウィルスに罹患した会員の方はまだおられませんので、お肌の状態にどのような影響を与えるのかはわかりませんが、少なくとも、「良い影響」を与えることはなさそうです。
適切な「風邪対策」の予防は行うようにしましょう。

                     
おまけ★★★★西のつぶやき

中国での拡大状況をみる限り、今回の新型コロナウィルスが日本で猛威を奮うとするならば、もう少し先のことになるかもしれない。
ただ、分かっていても、無症状者からの感染が考えられる状況では、感染を防ぐことはかなり難しいとも考えられる。
ここ一カ月は、不急な人混みを避けるなどの対策は行ったほうがよいだろう。