状態別の冬の乾燥に対するスキンケア(3)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日は今回のテーマの最後です。
かなり重度の乾燥状態の方のケアです。

                    
▼目が粗く、触るとなめらかさが失われ、溝を触れるような乾燥が著しい肌

乾燥の度合いは著しく、V字欠損を伴う場合、皮膚のバリア機能はほとんど失われた重度の乾燥状態でしょう。
この状態では、通常、きれいに並んだレンガ状の角質細胞は、ばらばらに崩れた状態になっており、その部位を動かすと、血がにじむような状態であれば、真皮まで直接外部にさらされやすくなっています。
水分系のアイテムは、ほとんどが浸みて痛く感じますので、オイル系のケアだけで済まそうとしますが、水分がないお肌の状態はバリアが機能していませんので、さまざまなアトピー性皮膚炎の痒みを「自分で軽減する」ことができません。
まずは、保水をどのように与えていけるのかを工夫しながら行い、保湿と保護も強力に行うようにしましょう。
特に、花粉症を併発している方の場合、春先の花粉が飛散する時期には、症状が一気に悪化しやすくなります。
今のうちに、少しでもお肌のバリア機能を回復させるように工夫しましょう。

                 
以上、アトピー性皮膚炎の方で冬の乾燥が皮膚に影響を与えている場合の、状態別のケアについて述べました。
細かな状態は個々人ごとに異なりますので、ケアの方法に迷われた場合には、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 フリーダイヤル 0120-81-8322(受付9時~19時)

                         
おまけ★★★★中田のつぶやき

重度の方に対するあとぴナビのケアアイテムを使った方法です。
まずは強い乾燥状態のバリア機能を少しでもアップできるようにチュビファーストで保護するようにしましょう。
チュビファーストを2重に装着、一重目にローションや温泉を吹きかけて湿らせることで、あまり浸みずに保水効果も得られます。
水分の浸みる状況が少し改善されれば、ローションやジェルにオイルを混ぜたものを塗布、お肌になじませてからジェル系アイテムを重ね塗りして少しでも保水を高めるケアを行ってみると良いでしょう。
お勧めは刺激が少ないAPローション、APローション+SK20、安然宣言スキンオイルΩです。
赤みが強い場合には、ローションの代わりにディフェンシルが配合されたAPクリーム+SDと安然宣言スキンオイルΩを混ぜて塗布するのでも良いでしょう。
肌に直接オイル系アイテムを塗布、そのまま放置することは、肌への刺激感は保護されて緩和されますが、「肌の改善」にはあまり役立ちません。
水分を少しでも補給できるようなケアを工夫するようにしましょう。