状態別の冬の乾燥に対するスキンケア(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
冬の乾燥から、アトピー性皮膚炎の症状に影響を受けている方は多いようです。
皮膚のバリア機能と乾燥、そしてアトピー性皮膚炎の症状悪化については、これまで何度か述べていますが、一口で「乾燥」と言っても、乾燥を伴うアトピー性皮膚炎の症状は個々人で異なってきます。
そして、「乾燥で困っているけど、どのスキンケアを使えば良いのかが分からない」といったご相談は良くいただきます。
そこで、乾燥の症状に対してどのようなスキンケアアイテムを選べばよいのかを考えていきましょう。

                   
▼触っても、ほとんどがさつきがない肌

乾燥の度合いは軽度と言えます。
バリア機能の低下も、進行の度合いは強くなく、赤みや炎症などを伴わなければ、基本的な「保水」+「保湿」のケアを行えばよいでしょう。
意識したいのは「保水」です。
この状態が進むと、バリア機能低下から細菌叢の乱れを生みだすことで、アトピー性皮膚炎の症状は少しずつ強くなってきます。
この段階は、角質層の水分をしっかり保持できれば、健常な状態に戻せますので、保水を多めに行うように意識しましょう。

                      
アトピー性皮膚炎の方の場合、軽度の乾燥度合いでも、通常の「乾燥肌」で痒みを感じている方とは異なります。
通常の乾燥肌では、細菌叢の乱れまで生じることは少なく、アレルギー要因を体内で高めることにはなかなかつながりません。
一時的な乾燥による痒みはでますが、アトピー性皮膚炎の方は、そこから細菌叢を乱すことで、連鎖的な悪化要因となるIgEの増強へとつながってきます。
初期のアトピー性皮膚炎は、この軽い乾燥状態と同じような、軽度の状態から始まります。
ここでの対応を誤らずに、適切な保水と保湿を行えれば、その後の悪化を防ぐことも可能です。
適切なケアを行うように意識しましょう。

明日は、中程度の症状の方のケアについてみていきましょう。

                     
おまけ★★★中田のつぶやき

実際にあとぴナビのケアアイテムを使ってのケア方法をご紹介します。
保水のケアは、水分を多く含んだローション系、ジェル系のアイテムを使用しましょう。
APローション+SK20、APローション、プルルジェル+D、プルルジェル、プルルローション、安然宣言スパローションなどの中から、お肌に合ったアイテムを選んでみましょう。
保湿のケアは、安然宣言スキンオイルΩ、プルルB植物性ベビーオイルが良いでしょう。
後述する保護のケアで安然宣言スキンクリームを使われる方は、似た成分でつくられた安然宣言スキンオイルΩがお勧めです。