歩き方と体のバランスとは?(1)

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
アトピー性皮膚炎の方で、まっすぐに立ってもらうと、微妙に軸がゆがんでいる方がいます。
一つの原因は、掻くときの姿勢も関係しているようですが、こうした「からだのバランス」は、意外と大切なポイントです。
今日は記事を紹介しましょう。
記事全体は長いので二日に分けて解説したいと思います。
        
          
●若いのに“老人歩き”する人が全身不調になる訳
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191210-00317506-toyo-soci&p=1
         
皆さんはご自分の歩き方を見たことがありますか?
ほとんどの方が見たことがないと思いますが、ぜひ一度歩いている動画を撮ってみてほしいのです。
       
■老人のような歩き方? 
      
私はウォーキングレッスンの体験会をするときに必ずお一人おひとりの歩き方を動画に撮り、一緒に見ていただきます。そこで体の歪みや筋肉の使い方、重心のバランスなど歩くときの癖をフィードバックするのですが、ほとんどの方が残念な歩き方をされています。大体の方が、
      
「私、こんな変な歩き方してるんですか?」
「わ、まっすぐ歩いてない(汗)」
      
と、多くの方がビックリされます。
筆者は、年齢は若いのに“老人のような歩き方”をする方が多いことにも、不安を感じています。“老人歩き”は見かけが残念なだけではなく、体の機能をきちんと使えていない歩行のため、筋力低下に直結します。もったいない歩き方なのです。
健康のために1日1万歩を目指す方も増えていますが、この歩き方でずっと歩くのは、曲がった釘をガンガン打ち続けていることと等しい行為で、体を壊しかねません。
ここで老人歩きの特徴を挙げていきましょう。
       
◯老人歩きの特徴
・体重の移動がうまくできずペタペタ歩く「むくみ」歩き
・上半身が揺れる「体幹ブレブレ」歩き
・腕の振り方が左右違っていたり ほとんど腕を振らない「肩こり」歩き
・猫背になっていて首に負担をかける「ストレートネック」歩き
・左右の肩の高さが違う「歪み」歩き
・つま先が上がらず 歩幅の狭い「すり足」歩き
         
動画を撮らなくても靴の擦れ方が左右違っていたり、靴のかかとが極端に擦れていたら間違いなく、いずれかの歩き方をしています。
    
この老人歩きを続けていると、いろいろな弊害が出てきます。
まずは筋力が落ちてしまいます。高齢者の場合は、筋肉が落ちたために前述のような歩き方になりますが、若い人の場合はそうではありませんね。パソコンやスマホを前に、悪い姿勢で長時間体を固定し、筋力を硬直させていることが原因です。
また、私は老人歩きのことを別名「省エネ歩き」とも呼んでいます。使う筋肉が少なく、どんなに歩いてもエネルギーを使わない歩き方のことです。
使う筋肉に偏りがあるのも「省エネ歩き」の特徴です。とくに背中やお尻といった体の後ろ側についている筋肉をちゃんと使わず歩いてしまうので、どんどん弱くなります。使わない筋肉は弱るだけでなく、硬くなっていくので、背中側に痛みが出やすくなります。
         
■かばい合って補い合って“不治の病化”
       
体も一緒です。肩こり、首こり、腰痛などは背中が硬くなり、錆びついている代表的なトラブルたちです。そして腰回りの硬さは骨盤の動きも悪くさせるので、お腹回りにお肉がつきやすくなります。
また、骨盤と繋がっている股関節の可動域が悪くなり、左右差が出やすくなります。股関節のトラブルは膝のトラブルと直結するので歩くと太ももの付け根だけでなく膝が痛くなったり歩いただけなのにすぐに疲れてしまうようになります。もう負の連鎖でしかありません。
多くの人が痛みをかばい、それを補う方法を勝手に編み出します。かばう歩き方を続けると、体の歪みはどんどんひどくなります。
「かばい合って補い合って」を繰り返す中で、そのしわ寄せがきているところが痛み出します。そして痛みが出たところの治療をしてしまうわけですが、痛みが出ているところに原因があることはほぼなく、“不治の病化”してしまいます。
問題は痛みだけではありません。筋肉がしっかり動くことで血液やリンパが流れやすくなるので、体の機能を正常に動かすためにも筋肉はちゃんと使わなくてはいけません。
また筋肉はエネルギーを生成する工場でもあるので、よりたくさんの筋肉がバランスよく動くことで代謝も上がり太りにくくなります。
それでは、正しく歩くための姿勢と歩き方はどうしたらいいでしょうか。
まずは、足裏や足首、そして骨盤がゆがんでいないか先にチェックをしましょう。
         
       
今日はまず、前半部分を紹介しました。
記事にあるような「歪み」は、最初は自然に回復可能であっても、反復継続して、その「行動」を行っていると、やがて定着してしまいます。
記事の最後に書かれているように、血流を維持するための機能には「筋肉」が大きく関わっていますので、こうした体の「歪み」は血液の循環不全を招くこともあります。
血液を通して伝達される情報は内分泌がになっていますが、血流が悪くなれば、内臓の各機能もその働きを低下させることがありますので気をつけたいところです。

明日は、後半部分を紹介しましょう。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

「姿勢」を維持するのは、意外と労力が必要なのじゃが、安定した姿勢を心がけることで、その「姿勢」を自然に保持できるようになるものじゃ。
歩き方も同様じゃ。
日頃の「行動」には何らしかの意味がある、ということじゃろうの。