冬の準備はいますぐに(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
昨日から、今季一番の寒気が来ています。
昨日は東京都の奥多摩では氷点下を観測、今季初の「冬日」となりました。
今年はどうも、例年より冬の訪れが早いようです。
アトピー性皮膚炎の方は、「掻き壊し」という皮膚のダメージを受けやすいため、皮膚の「乾燥」は、症状悪化のキーワードになります。
冬に症状が悪化する方が多いのも、その大きな要因は大気の乾燥からくる「お肌の乾燥」にあります。
バリア機能とお肌の乾燥の関係は、これまでのメルマガや情報誌あとぴナビでも何度も述べていますが、冬の時期は、特にその対策強化が必要になります。

先日のブログで、「お肌の乾燥を感じる前に、お肌感覚を敏感にして早目の乾燥対策をしましょう」という内容を書きました。
しかし、もう季節は冬に入っています。
これからは「乾燥を感じるかどうか」よりも、日頃のケアを「冬仕様」にすることが必要になります。

これまでもブログで何度か書きましたが、アトピー性皮膚炎の症状悪化が「始まった」段階では、「時すでに遅し」です。
いったん炎症が生じて痒みを感じるようになった場合、それが「治る」ためには、一定の時間が必要になります。
また、「痒み」=「掻き壊し」を生みやすい状態ですので、掻くことによるバリア機能の低下→アトピー性皮膚炎の悪化、という悪循環は、痒みが始まった段階からスタートしてしまっている、と考えた方が良いでしょう。

したがって、できる限り、最初の「痒み」を生み出すきっかけをどれだけ「防ぐことができるのか」は、アトピー性皮膚炎の症状悪化に対して重要なポイントと言えます。
もちろん、そのきっかけは一つではなく、さらに個々人ごとに異なりますから、どうしても防ぐことが難しい、という場合もあるでしょう。
しかし、「冬の寒さ」がきっかけであれば、それはあらかじめ対応することで、その影響を最低限に減らすことはできるはずです。

まず、現在、「秋仕様」のケアを行っている方は、すぐにでも「冬仕様」に変えるようにしましょう。
「乾燥」をキーワードに考えた場合の「冬仕様」のポイントは、

1.角質層にしっかり水分を与える(保水)
2.角質層に与えた水分を逃がさない(保湿)

の2点です。
それぞれのポイントの解説は、明日に続きます。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の症状が現れたから対処を行う、というのは「普通の行動の流れ」ではあるでしょう。
しかし、初発のアトピー性皮膚炎は仕方ないにしろ、アトピー性皮膚炎の症状を現在抱えている、過去に抱えていた人で、冬になると症状悪化がみられる、という方は、「なぜ冬になると症状が悪化するのか」を考え、必要な対策は「予防」も含めてしっかりとるようにしたいところです。