アトピーはうつらない(2)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
今日は、昨日の続きです。

偏見に伴う、アトピー性皮膚炎の方から実際に寄せられたご相談内容は次の通りです。
        
          
「娘の幼稚園で、他の父兄から、皮膚病がうつるのでは?と先生に質問があった」
「歩いていて、子ども連れの母親から、「うつるから近付いちゃだめ」という声が聞こえた」
「就職の面接の際、アトピーだと言っていたのに、その皮膚病は周囲にうつることはないのか?と質問を受けた」
    
など、中には心ない言葉をぶつけられた経験を持つ方もおられるようです。
もちろん、アトピー性皮膚炎はうつることはない疾患です。
もし、感染症を併発していた場合も、一般的にアトピー性皮膚炎の方が罹患しやすい菌やウィルスは、通常、日和見菌としてどこにでもいる菌ですので、まず心配する必要はありません。
こうした正しい知識の欠如による誤解は他の疾患でもあるようです。

ぜんそくはひどく咳き込んだ場合、マスクをして手で押さえても、周囲の視線が気になることが多くなります。
また、軽い発作が生じると、自分の意識でその咳を止めることはできません。
そうしたとき、記事にかかれているような「マーク」を目にすることで、周囲の視線がやわらかくなることはあるでしょう。

今の時代、情報が溢れすぎているせいで、かえって「情報弱者(正しい情報を判断できない、という点で)」が増えてきている、と言われています。
マタニティーマークなどを含めて、周囲への配慮を求めたいときに、こうしたマークが力を発揮することは確かにあるように思います。
アトピー性皮膚炎の方も同様に、「アトピーマーク アトピーはうつりません」というマークがあると良いのかもしれません。
アトピー性皮膚炎という疾患が増加している反面、疾患の情報の周知は疾患数の増加の速度に追いついていない面があります。
あとぴナビでは、アトピー性皮膚炎に対する「社会の正しい認知」も求め、また患者が、誤解や偏見の目を受けずに安心して外出、暮らしていける社会の実現を目指してまいりたいと思います。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎に対する偏見は、「見た目の偏見」という部分も多く、LGBTなど差別に敏感な今の時代、「隠された偏見」になっているように思います。
「偏見」は、正しい情報があれば修正できます。
多くの人に正しい情報を知って欲しいと思います。