秋の入り口、注意点とは?(1)

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今年の気候は、夏は猛暑でしたが、残暑については、期間もあまり長くなかったようです。
今月半ば頃からは、朝晩の気温が下がる日も増えてきています。
気温の変化は、アトピー性皮膚炎の方の症状に、敏感に反映されているようです。
特に、「乾燥」と「顔の赤み」の2つの症状に対するご相談が増えています。

                                   

1.乾燥

これは、気温が下がることで湿度も低下、角質層の水分蒸散量が増えているためです。
ここ数年は、9月中はまだ気温が高い日が続いていましたので、こうした乾燥のご相談は、10月の中旬以降から目立っていたのですが、今年は半月以上早い傾向が見られます。
こうした乾燥状態への対処が遅れると、バリア機能の低下から、大きく症状を落としやすくなります。
乾燥対策は、早め早めに「強度」をあげるようにしましょう。
具体的には、「保水の量を増やす」「オイル系アイテムでカバーする」という2点になります。
冬の時期に、サプリメントで乾燥対策を行っている方は、もう始めるようにした方が良いかもしれません。
特に、肌の違和感(ムズムズ、チクチク)があると、乾燥のサインかもしれません。
注意するようにしましょう。
乾燥状態の対処を怠った場合、生活環境、生活習慣内の悪化要因があると、症状の悪化は加速度的に進むことがあります。
皮膚のバリア機能は、一定の機能を維持しようとする「恒常性の機能」も働きますが、もともとアトピー性皮膚炎の方は、皮膚の細菌叢の中で、コリネバクテリウムや黄色ブドウ球菌が多くを占めやすく、アレルギーの素因を多く抱えている状態です。

いったん、乾燥状態から状態の悪化を招くと、そこから脱するのは、かなりの時間を要します。
できれば、乾燥状態そのものを未然に防ぐことが、バリア機能を維持するうえでも大切になってきますので、注意するようにしましょう。

明日は、もう一つの「顔の赤み」についてみていきましょう。

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

皮膚の「痒み」のサインは、ひとそれぞれじゃとは思う。
これまで、「悪化」したときを思いだし、その最初の頃に兆候として感じた「違和感」は常にチェックするようにしたいものじゃの。