汗かぶれ、とは?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           
8月も終わりですが、朝晩は涼しくなってきました。
とはいえ、日中はまだ暑い日が続いています。
今日は、汗に関する記事を紹介しましょう。
          
          
●かゆみがとまらない? 原因は「あせも」ではなく「汗かぶれ」かも
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000487-fujinjp-hlth&p=1
        
汗をたくさんかく季節は、肌のかゆみに悩まされることが増えてきます。汗かぶれを放置すると重症化することも。夏特有の肌トラブルを防ぐために、気をつけたいこととは? まずは、夏の肌トラブルの原因について、専門医の武藤美香先生に聞きました。(イラスト=おおの麻里 構成=渡部真里代)
        
◆面状にかゆい赤みが出たら、汗かぶれを疑って
       
「夏は、一年を通して最も肌トラブルが増える時季」と話すのは、多摩ガーデンクリニック院長で皮膚科医の武藤美香先生です。
 一番の理由は汗をたくさんかくから。この季節は、肌トラブルの中でも特に汗かぶれが多くなるそうです。
「『あせもが治らない』と来院する人の多くは、あせもではなく、汗かぶれです」(武藤先生。以下同)
あせもは急激な発汗によって汗管がつまり、周囲に漏れ出た汗の刺激成分で表皮内に炎症が起きた状態。汗腺の出口がある位置に赤いプツプツが点在します。
「一方、汗かぶれは、一度皮膚の外に出た汗が再び皮膚の中に沁みこみ、その刺激によって炎症が起きた状態です。そのため、かぶれが面状に広がります」
      
【「汗かぶれ」を引き起こす危険度チェック】
       
□ 肌がかぶれやすい
□ 肌のかゆみが続いている
□ エアコンの効いた部屋にいることが多い
□ なるべく汗をかかないようにしている
□ 熱めのお風呂に入るのが好きだ
□ 入浴時は体をゴシゴシ洗っている
□ 1日に何度もボディ洗浄剤を使う
□ 汗をかいても拭かずにそのままにしておくことが多い
□ 夏場は、べたつくのが嫌なので保湿剤は使わない

チェックが多いほど、肌トラブルを引き起こす可能性が高くなります
急激な発汗が原因のあせもと異なり、汗かぶれは肌が健康な状態であれば発症しにくいとのこと。
「肌の最外層にある角層は水分を保持し、外部からの異物の侵入・攻撃を防ぐバリアの役割を果たしています。この役割がしっかり機能していれば、自分の汗が皮膚に逆戻りしにくくなります。つまり、汗かぶれが起こるのはバリア機能が低下している証拠なのです」
バリア機能が衰える原因の多くは肌の乾燥です。加齢とともに、角層細胞同士をつなぐ角質細胞間脂質のセラミドや、角質細胞内で水分を抱えこむ天然保湿因子が減少。潤いが不足すると角層がひび割れたり、はがれたりして、バリア機能が損なわれてしまうのです。
「バリア機能は女性ホルモンの影響も受けていると考えられ、女性は20~25歳をピークに少しずつ低下し、40代から急激に衰えます。紫外線、熱いお湯での入浴や洗顔、皮膚の過度な洗浄や摩擦などもバリア機能を低下させる原因となります」
         
◆アレルギーや感染症を招くバリア機能障害にご用心
         
さらなる問題は、かゆみに過敏になってしまうことです。
「バリア機能が低下すると、防御反応としてかゆみを感じる神経線維が皮膚の表面近くまで伸びてきます。すると、わずかな刺激にも反応する“かゆみ過敏”になり、自分の汗や、使い慣れた化粧品でもかゆみを感じるようになってしまうのです」
皮膚を掻くと角層はますます破壊され、乾燥が進むという悪循環に。
「重症化すると、バリアが機能不全となるバリア機能障害に陥ります。すると、異物や細菌・ウイルスなど病原体が侵入しやすくなり、かぶれや伝染性膿痂疹(とびひ)などのリスクが高まるのです。さらに近年の研究で、皮膚から侵入したアレルゲン(アレルギーの原因物質)がアトピー性皮膚炎や食物アレルギーを引き起こしたり、免疫バランスの異常をもたらしたりすることがわかってきました。免疫バランスの異常はがんや感染症のリスクにもつながります」
肌のバリア機能を回復させるには、日常生活でのケアが大切です。次回、紹介する対処方法で、あせもや汗かぶれを予防しましょう。
「保湿などのスキンケアをしても症状が改善せず、特に肌がジクジクしている状態は、すでにトラブルが重症化している可能性があります。この場合、セルフケアによる完治は難しいので、皮膚科で適切な治療を受けましょう」
          
            
記事の内容は、アトピー性皮膚炎でない人にも関わる内容ですが、アトピー性皮膚炎の方は、バリア機能の低下に影響を与えることを考えると、特に気をつける必要があるでしょう。
汗をかきやすい季節は、まだしばらく続きます。
注意しましょう。

                            
おまけ★★★★南のつぶやき

汗は、アトピー性皮膚炎の症状悪化に関わる因子ではあるのですが、同時に、アトピー性皮膚炎を「自分の力で治す」ための因子でもあります。
汗をかかないとバリア機能は育ちません。
いかに上手に汗をかけるのか、暑い季節だからこそ、一つの訓練として捉え、入浴や運動にチャレンジしてみると良いかもしれませんね。